2014年01月11日

伊良湖伊勢神宮鳥羽ランニング。

 2014年、明けました。
 おめでとうございます。

 新年のスタートは、式年遷宮に沸く
 伊勢神宮に御参りへ。
 旅は、旅でいいのだけども、当然、
 個人的には、旅の合間に走るつもり。
 ホホホ。

 今回の旅は、まず愛知県の渥美半島の最先端の
 伊良湖まで行き、そこで一泊。
 翌日、伊勢湾フェリーに乗り、三重県鳥羽へ。
 そして、伊勢神宮(内宮)、猿田彦神社を参拝した後、
 再び鳥羽に戻り宿泊。
 3日目は、二見浦、伊勢神宮(外宮)に行った後、
 高速道路を一気に神奈川まで戻るという計画。

 旅は、旅でいいのだけども、そうなると
 結局、走れる時間は、家族が寝ている間。
 夜は、ビールなんかを沢山飲むから、
 やはり朝。
 いつものこと。
 ということで、伊良湖と鳥羽の地を走ることにした。
 イエイ。

 伊良湖。
 渥美半島の最先端という事で、かなりの観光地かと
 思っていたけども、灯台、浜、奇岩などの他には、
 広大なキャベツ畑が広がっているだけで、基本的に牧歌的な場所。
 コンビニエンスストアも、まるでない。
 夜明け前。
 満天の星空。冬の空は、澄んでいる。
 オリオン座が西の空に沈もうとしていて、
 天頂には、しし座かしら。
 見慣れない星座。
 気温は、4℃ほど。さほど、寒くない。
 とりあえずは、ホテルを出て、海岸線を走ることにする。
 そしたら、この海岸線。
 街灯もなく、信号もなく、交差点もない、5k程の
 一直線の道だった。
 5k進んだ先は、まだ、工事が済んでなく、堤防の道みたいに
 なって狭くなっていて、その先は更に暗くなっていた。
 なんだか、利用目的がよくわからない道だけど、
 ランニング的にはいい。
 暗闇が、怖いといえば怖いが、
 車も通らないし、人の気配もないので、グワワと走る。
 三河湾の波は、のサウンドを聴きながら。
 5kの直線を、ひたすら走った先には、
 風力発電の風車が、全部で5台設置されていた。
 調べてみると、その辺りは、伊良湖風力発電所という場所だった。
 最高地点は100mという巨大な風車が、
 グワングワンと、重低音のサウンドを響かせて、回っている。
 暗闇の中に、突如として姿を現した、5台の発電風車は
 迫力がある。存在感がある。
 で、引き返し。
 帰りには、流れ星を2つ見た。
 ひとつは、結構、太いもので、夜明け前の空に、
 光のラインがくっきりと映っていた。
 まだ、暗いうちにホテルへ。
 15q。キロ5分30秒。

 で、その日。
 元気よく、伊勢神宮へ。
 伊勢湾フェリーは、55分で伊良湖から
 鳥羽まで連れていってくれる。
 伊勢の街は、予想どおり、混雑が物凄かったけども、
 シャトルバスが運行されていて、
 難なく神宮へ辿り着くことができた。
 太陽神、天照大御神を祀る神域は、
 凛としていて、テンションが張りつめていて
 私は、若干、クラクラときた。
 それを花に話したら「そんな事、感じないよ」と澄まし顔。
 とにかく、厳粛に、神がいらっしゃる
 新しく建て替えられた、みずみずしく美しい
 社殿に御参りをさせていただいた。

 で、翌日は、鳥羽の街をラン。
 鳥羽市は、伊勢志摩国立公園内にあり、湾も山も空も美しい。
 けども、走るのは早朝。
 景色は、まったく見えない。
 この日の朝は、風がゴーゴーと吹いていて、
 暗闇が、ちょっと怖かったので、
 鳥羽の市街地の、オレンジ色の街灯で照らされている場所を
 中心に、グルグルと走ってみた。
 ホテルから、近鉄鳥羽駅、ミキモト真珠島、鳥羽高校、
 鳥羽市役所、鳥羽城址などを、気ままに走る。
 鳥羽は、かの真珠のミキモトの創業者、御木本幸吉氏
 出身地であり、今でも、真珠の街だ。
 駅前に、氏の業績を讃えて銅像が建てられていたけども、
 その経済力は、本当にすごい。
 「真珠で、世界中の女性を美しく飾りたい。」
 そういう夢を描いて生涯を駆け抜けたらしい。
 ドリーマー。
 うん、うん。
 そして、ホテルに戻る頃、朝焼け。
 いつしか風は止み、穏やかな伊勢湾の小島の向こうの空は、
 刻一刻と変化していくけども、美しい朝焼けのグラデーション。
 気持ちが広がる。
 呼吸が気持ちいい。
 そんな鳥羽の朝ラン。
 11km。
 スピードは、キロ7分程。遅い。

 しかし、三重。
 松坂牛に、伊勢エビ牡蠣等々。
 美味しいものばかり。
 天照大御神様には、極上の鮑をお供えするという。
 豊かな土地だね。
 渥美半島も、負けてはいない。
 瑞々しいキャベツ畑が延々と広がっていたな。
 豊穣。   

 という、2014年のスタート。
 今年も、無事、走れることを祈ります。
 皆さん、どうか宜しくお願い致します。
 
 

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2013年12月31日

2013年大晦日ランニング。

 2013年、大晦日。
 穏やか。
 今日は、気温0℃の長野の街を13k程のラン。
 信州大学教育学部を回り、善光寺へ抜けて、
 表参道を下り、北国街道をゆったりと。
 寒くて、手がかじかんで、大変ではあるけど、
 そのうち気持ちが落ち着いてくる。
 まあ、今年もいろいろあったなあと
 振り返りつつ、走る時間はやはり貴重だ。

 2013年のラン。
 ロケーション的には、
 高崎、河津、青森、江の島、鎌倉、大阪、京都、
 苅田、小田原、盛岡、箱根、古河、多摩川、境川、
 横浜、北丹沢、246号、お台場、浅草、皇居、
 淵野辺、弓ヶ浜、鶴巻温泉、長野、高尾山、
 台湾、伊勢崎、奥多摩山稜、名古屋、長久手などと
 実にいろいろな場所を走ることができた。
 出張の時も、旅行の時も、必ず走る。
 私の場合は、そういうランが基本的に好き。
 どこでも、普段と違う場所を走るのがいい。
 景色はもちろん、気候、空気、香り、文化など
 同じ場所は一つとない。

 年間トータル距離は、約2318k。
 2012年が、2502k。2011年が、2538k。
 年々、少なくなってきている。
 若干、ランに割ける時間が少なかったのが今年。
 まあ、仕方ない。

 2014年は、どうなるか、解らないけど、
 とりあえず、2月に東京マラソン2014が控えている。
 ここのところ練習らしい練習はしていないので、
 非常にヤバイ予感がするけども、気合いは入れて走る。
 それ以降のレースは、未定。
 感じとしては、レースはあまり入れないで、
 ロードや、トレイルに拘らず、いろいろな場所を
 走ることができれば、それがいい。
 勝手なことを言っておりますが、
 とりあえず、2013年も終わろうとしております。
 ランナーの皆様、本当、大変お世話になりました。
 「Hello,Running!!」にも、お付き合いいただき、
 恐縮です。
 ランだけでなく、山宴会やコンサート、飲み会などと
 楽しいイベントが、次から次へとあって、
 それはそれは、世界が広がっております。
 それもこれも、走り続けていればこそ。
 また、来年も、どうか宜しくお願い致します。
 
 2014年も、皆様にとって、素晴らしい年でありますように。
 では!!


 
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2013年12月29日

名古屋年の瀬ランニング2013。

 2013年、年の瀬。
 名古屋に出張。2泊3日。
 このような日程での出張の時は、
 1日目、昼間仕事、夜お酒。
 2日目、朝ランニング、昼間仕事、夜お酒。
 3日目、朝ランニング、昼間仕事、夜ランニング。
 と、パターンがほぼ決まっていて、
 都合3回のランニングのチャンスがある。
 飲むチャンスは、2回。まあ、こっちは別にいい。
 今回も、見事にこのパターンで、
 思惑どおりに事は進んだのだ。
 ホホホ。

 で、まず2日目の朝。
 泊まったホテルは、名古屋の郊外、藤が丘にある。
 朝5時。辺りは、真っ暗だけども、
 この街には、何回か来ているので、雰囲気で
 コースは決まり、おもむろに走り出す。
 今年の12月は、どういうわけか、ほとんど走って
 いないので、身体が重たい。
 昨夜、手羽先を食べ過ぎたからかもしれない
 しばらく進むと、香流川という風流な名前の川に出る。
 「かなれがわ」と読む。
 川沿いには、桜並木がある。
 春には、きっと、桜の香りが川面を流れていくのだろうなあ。
 風流だなあ。いいなあ。
 と、思いつつ、黙々と進むと、
 名古屋市のとなりの、長久手市に入った。
 長久手は、その昔、豊臣秀吉と徳川家康が戦いを
 繰り広げた場所。
 現在、その場所は古戦場公園として整備されていて、
 当時の様子を少し知ることができる。
 秀吉と家康なんて、ビッグネームだよなあ。
 戦自体は、さほど知名度が高くないけども。
 戦いは、家康の勝利だった。
 そういった歴史を積み重ねた地を、
 私が、フラフラと走っている。
 緊張感のかけらもない。まったく。
 そしてホテルへ。距離11k。
 スピードは、とても遅く、
 じっくり時間をかけてのラン。
 それでも、走るとスッキリする。
 
 で、出張2日目も、シャキッと仕事して、夜はお酒。
 ここで、牛タンを中心に、高カラリーな食物をたくさん
 貯めこんで、出張3日目の朝、また走る、走る。
 精算しないといけない。
 特に意味はないけど、昨日のコースを逆回りにしてみた。
 スピードは、相変わらず遅い。
 ホテルに戻って、NIKE Runningで、距離を見たら、
 10k。
 昨日と同じコースなのに、1kも違う。
 はて?と思って、スマートフォンの画面に映された
 コースを見ると、一部、ショートカットみたいになっていた。
 つまり、その間は、GPSが位置情報を確認できてないらしく、
 おおよその距離で10kと示しているというのがわかった。
 まあ、いいです。私は、どう頑張っても、GPSとスマホを
 連携させて、距離や時間を測るシステムは作ることできません。

 で、出張3日目も、シャキッとして仕事。
 なんとか夕方に、コンプリートして、午後6時頃フリーに。
 ちょっとした解放感。
 ラストは、名古屋市街地ランさ。
 ちょうど、クリスマス前の金曜日。
 忘年会も多いことだろう。
 街には人が溢れていて、ハッピーなムードだ。
 名古屋駅を起点にして、
 まずは、名古屋城をめざして走る。金のシャチホコ
 名古屋のオフィス街を走っているらしく、
 忘年会に向かう風のサラリーマンの集団を追い抜いていく。
 お城のような形をした奇妙な名古屋市役所や県庁を
 通り越すと、名古屋城。
 ライトアップされた、がいい。
 名古屋城のまわりを、グルグルと走った後は、栄方面へ。
 テレビ塔周辺では、「AKARI NIGHT」という
 イルミネーションイベントをしていて、
 蒼や、白や、ピンクの光に包まれていて美しい。
 見たところ、ファミリーや恋人達ばかりで、
 ランナーは私しかいない。まるで場違い。
 けど、澄ました体で、走り抜ける。
 更に、栄の中心街、三越やパルコがある繁華街
 抜けて、矢場町まで。
 ここも、見たところランナーは私しかいない。
 街ゆく人が、時折「なぜこんな所を走っているの?」的な
 視線を送ってくるような気がするけども、
 説明するわけにもいかず、まあ、澄ました体で走り抜ける。
 矢場町では、以前から気になっていた「矢場とん」で、
 味噌カツ丼を頂いた。
 ランの途中だけども、お腹が空いていたこともあって、
 名古屋の八丁味噌をからませた揚げたてのトンカツ丼は、
 美味い、美味い。
 パワーを充満して、今度は、名古屋駅に向けてラン。
 道行くサラリーマンは、いかにも忘年した風で、
 ニヤニヤドヤドヤと楽しそうだったねえ。いいねえ。
 という感じの、名古屋ナイト15kラン。

 今年は、なんだか慌ただしく、ランに集中できた年とは
 いえなかったけども、年の瀬、ゆっくりと名古屋を走ることが
 できてよかった。よかった。幸せだった。
 また、次回。
 

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2013年12月07日

2013年の瀬ランニング。

 年の瀬。
 この時期の、忙しない気分と、一年間お疲れ様というムードは
 なんか好きだね。
 これが、もっともしif、ランニング・仕事・プライベートなどに
 更なる注力を行っていたならば、お疲れ様ムードは比例して
 大きくなるだろうなあ、いいなあ、と思うけども、
 まあ、さほど、頑張ったというわけではないので、
 それなりの年の瀬感だ。
 などと、ウダウダいう必要はないけども、
 無事、一年締めくくることができて、
 また、新たな年を迎えることができれば、それがいいな。

 ここのところ、右ヒザの裏のスジが痛くて思うように
 走ることができていない。
 先月の湘南国際のレース中に痛みだした、右ヒザ裏スジだけども、
 あれから1ヶ月を過ぎているのに、微妙に痛い。
 走らなければいいものを、リフレッシュしたいが為に
 走ってしまうから、治るケガも治らない。
 いつものように、自業自得。
 これまでの経緯を見ていると、12月中は満足に
 走ることができないのではないだろうか。
 うそーん。
 と思うが、仕方ない。
 
 そんなストレスを抱える年の瀬の街に私は立っていたが、
 遂に、iPhone5sを導入。
 以前使っていたフューチャーフォンは、水に落とした事が原因で、
 ショートして、全く動かなくなってしまった。
 かわいそうなことをした。
 では、スマートフォンに替えますかと、巷で人気の
 iPhone5sを選択したのだった。
 まあ、今は買ったばかりなので、小難しい顔をして
 画面をにらむ日々が続いているのだけども、
 その中で、偶然、「Nike+Runnig」というアプリを発見。
 これは、ランのルート、距離、時間、ペースなどを記録してくれる
 アプリだけども、今更ながら面白い。
 そんなに距離も、時間もこだわらない方だけど、
 その日走ったルート、距離、時間がほぼ正確に瞬時に記録され、
 確認することができる。
 そして、そのデータが未来永劫保存される。
 今までは、自分で走ったルートを記憶して、
 家に帰って、PCのジョギングシミュレーターで
 ルート、距離などを確認していたのだけど、
 その作業は、このアプリがやってくれる。
 それは、もうすでにランナーの常識なのだろうけど、
 関係ない。
 私は、私で嬉しかった。
 そんな年の瀬なのだ。
 
 しかし、どんどん便利になっていく。
 よく聞いてなかったけど、アプリが「ナイスランです。」
 って喋っていたような気がするし。
 そんな違和感、感じなかったし。
 時代は、どこへ向かおうとしているのか。
 いやはや、年の瀬。
 
  
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2013年11月16日

京都ランニング(2013年秋)。

 湘南国際の翌日、
 高尾山にて、ハセツネ大阪マラソン
 湘南国際マラソンの打ち上げが行われた。
 なぜに山なのか。
 いっちさんが、行きたいと言うから。
 何故にフルの翌日に山に登るのか。
 チャレさんが、ダウンジョグに丁度いいと言うから。
 当日は、雨が心配されたけども、
 直前にバッチリと止み、絶好の山宴会日和。
 静かで霞んだ晩秋の高尾山。紅葉もはらはらと。
 レイさん、いっちさん、てーいさん、チャレさん、
 さぶろうさん、怪盗さん、る〜ぷさん、デグチさん、
 松井さん、ジュニア2名、私のトータル12名の参加。
 高尾山に、ワイン・ビール・水・チーズリゾット・春雨・
 サンドイッチ・ピクルス・トマトスープ・カレー・パン・ラーメン
 ・チーズ・コンビーフ・お菓子など多彩な飲食料品を
 を持ち込み盛大に騒いだ。
 まったくすごいことだ。
 皆さん、お世話になりました。

 で、その週後半は、京都へ出張。2日間。
 湘南国際、高尾山登山の疲れがあったけども、
 京都なら走ります。走ります。
 無理やり時間を空けて走ります。

 初日は、まあ忙しく、夜はビールで乾杯したり
 していたので、走らず、ホテルで過ごす。
 たまに、橙色の照明の中、ベッド上で、
 静かに、本を読んだり考え事をしたりするのはいい。
 で、朝。
 暗いうちに起き上がる。
 ランニングの時間。
 ホテルは、京都市の北部あたり、宝ヶ池のほとりにある。
 京都マラソンの折り返し地点だそうだ。
 気温7度。吐く息が白い。寒い。
 地図を片手に、とりあえず南方をめざして走り出したけども、
 どうも様子が違う感じがしたので、
 自転車に乗っているオッチャンに道を聞くと
 案の定、道を間違えている。
 ホホホ。危ない。
 オッチャンは、「今日は一番寒い」と京都弁で言っていた。
 南へ下る。6/kmの速さ。
 湘南で痛めた、右ひざが、ちょっと痛い。
 北山地区
 豪華な住宅や、お洒落な店が並んでいる。
 京都は古い街・悠久の街というイメージがあるけども
 この辺りは、新しく綺麗な家が多い。
 後で調べたら、案の定、高級住宅街とのこと。
 ほほう。
 そして、鴨川へ出る。
 まだ、辺りは暗く、鴨川の川沿い散歩道も暗い。
 そこから2kほど北上すると上賀茂神社
 その起源は、西暦600年頃まで遡り、
 雷を祀り、歴代の天皇も多く御参りされているとのこと。
 大きな鳥居。本殿へ続く、玉砂利の道。星空。
 凛とした雰囲気が漂う。
 本殿にはお参りできなかったけども、
 境内は、ライトアップされていて、朱色で雅な拝殿などを
 見ることができた。
 宇宙的空間。
 
 そして、再び、鴨川へ。
 今度は、南へ下る。
 鴨川と高野川の交差する三角州をめざす。
 東の空が、茜色に染まっていく。
 辺りが明るくなっていく。
 今日も、また始まるのさ。
 三角州の付近には、下鴨神社がある。
 神社というよりは、神宮と言った方がいいほど、
 その神域は広い。
 森があって、遠くまで玉砂利の道が続いている。
 早朝なので、本殿の門は閉ざされていたけども、
 朱色の雅な世界は垣間見ることができた。
 で、再び北山を通り、ホテルへ向けて走る。
 ホテル近くの宝が池を一周。1.4k。
 山の紅葉が始まり、湖面には薄く霧が舞う。
 そこに、きっかりとサンシャイン。
 気持ちよい。
 という朝の京都14kランニング。

 で、仕事。
 そして、夕方、4時にフリー。
 新幹線の時間には、まだ時間があるのだ。
 フフフ。
 ということで、夕方から夜にかけての京都ランニング。
 JR京都駅から、スタート。
 まだ、明るい時間帯なので神社仏閣も
 見学もできるはずだ。
 イエイ。
 まず、西本願寺へ。
 阿弥陀堂も御影堂も、巨大。
 高さが、30mくらいある。
 本堂の中も、広い。
 宇宙的空間。
 そして、東に2kほど走って、三十三間堂
 拝観料は600円。
 ぐわーと、1000体の千手観音立像。
 中心に大きな千手観音坐像。
 風神雷神に、金剛力士などの28部衆。
 などが、ひとつの御堂に整然と並んでいる。
 宇宙的空間。
 圧巻だわ。迫力あるわ。
 
 で、祇園方面へ走る。
 方角は、北。
 舞妓さんの出勤時間と重なった。
 京の美しさの一部は、舞妓さんの美しさだ。
 しかし、お座敷というと、いやらしい。
 まあ、いい。走る。
 八坂神社あたりで、夕暮れ。
 人も多く歩いていて、ネオンが光りだし、
 夕暮れ時の華やいだ雰囲気。
 円山公園へ駆け上がる。
 京の街を見下ろしている坂本龍馬像に会いに行く。
 最近、気がつくと、軟弱思考でヘナヘナと生きているからなのか、
 龍馬さんのように鋭い目つきで豪快に生きる人生には憧れる。
 そうかそうか。そうだそうだ。
 元気になって、知恩院へ走る。
 ちょうど「秋の紅葉ライトアップ」ということで
 夜間特別拝観を行っていた。
 拝観料800円。
 日本で一番大きな木造建築の三門
 (知恩院では山門でなく三門いう)も、
 美しく黄金色にライトアップされていて、
 見上げているとクラクラした。
 特別に三門の中に入ることができた。
 上層部は、仏堂になっていて、御釈迦様や
 十六羅漢像が安置されている。
 宇宙的空間。
 三門の上から見下ろす京都の夜景もよい。

 そして、次は、今回のメインイベント。
 京都鴨川走友会たかっちさんと
 京都の街を一緒に走るのだ。
 たかっちさんは、UTMFもハセツネも余裕で走る。
 普段は、走友会で激しく厳しく走っている。
 今年のハセツネでも、第2チェックポイントの
 月夜見駐車場でお会いした
 京都に行ったら、連絡しなければ失礼と
 お忙しい折で恐縮だったけども、事前にランのお願いをした。
 河原町、鴨川のほとりで待ち合わせ。夜7時。
 たかっちさんは、奥様のくみ姐さんと、ご一緒に登場。
 くみ姐さんも、ランナーだ。
 夫婦で走るなんて素敵。
 さっそく、鴨川を北上。
 道は暗いけれど、川のせせらぎの音が聴こえて
 気持ちが広がる。
 ルートは、京都生まれのたかっちさんにお任せ。
 京都市役所を横切り、御池通りを東へ。
 二条城を経て、足腰の神様である護王神社
 連れて行ってくれた。
 たくさんのスポーツ選手がお詣りにくるという。
 そして、京都御所
 玉砂利の中を、ザクザクと走る。
 たかっちさんは、子供の頃、京都御所が
 遊び場だったとのことで、壁に落書きしようとすると
 警察官がすぐ飛んできたという話を語っていた。
 悪ガキだな、まったく。
 その後、寺町・京極新京極を南下。
 織田信長が自害した本能寺
 昔懐かしい京都土産物屋さん、
 そして、ロンドンヤというお菓子屋さん。
 少年時代のたかっちさんは、
 お父さんと映画を観た帰りに、
 このロンドンヤに寄り、ここのかすてら饅頭を
 食べていたとのこと。
 頂いてみると、甘い香り・平和な味。
 美味しかったなあ。
 で、JR京都駅へ。
 京都タワーが凛と輝いている。
 トータル20kほどの夜の京都ランニング。

 新幹線の時間が迫っていたけども、
 ビールで乾杯。
 嬉しい味だ。キリっとして。
 たかっちさんは、翌日、30k走をするだとか、
 東山の600段階段をダッシュするだとか
 これからシーズンに向けて、
 激しく厳しく熱く走ると言っていた。
 来年は、東京マラソン2014でご一緒する予定。
 くみ姐さんも、STYに向けて準備を進めている。
 すごい。
 ホント、お忙しいところ、お付き合いいただき
 ありがとうございました。

 という秋の京都ランニング。
 悠久の街の中で、美しいモノ、壮大なモノ、
 美味しいモノ、懐かしいモノ、とにかく
 五感が刺激されるランでした。
 街中を走っている時は、そりゃあ現代だけども、
 鎌倉試時代、室町時代、江戸時代とか
 時を超えて走っている感覚があって
 非常によかった。
 また、走るよ。

 で【リンク情報】です。
 なんと、ブログ村1位の怪盗紳士さんのブログ
 「閃光の怪盗紳士『別大でキロ4分へのカウントダウン』
 とリンクです。
 これで、私も速くなるはず。
 怪盗さんの走りは、本当にかっこいい。
 さらに、たかっちさんのブログ
 「マラソンにはまった!!!」とリンク。
 激しく厳しく、時に感動するランニングを
 見ることができます。
 フフフ。
 
 
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2013年11月08日

第8回湘南国際マラソンランニング。

 第8回湘南国際マラソン
 今年で、3回目の出場。
 家族が神戸方面へ旅行に行っていないので、
 一人で好きなものを食べてカーボローディング。
 前日に、大勝軒の全部のせ辛味つけ麺
 鶏肉のホワイトソース煮と、ご飯たくさん。
 当日の朝は、カキフライにアジフライに、
 メンチカツにキャベツにご飯に味噌汁。
 などと、普段の倍以上の量の食事をとる。
 効果のほどは、分からないけども、
 炭水化物は充足し、
 身体がエネルギーに満ちているという気にはなる。
 前日は、静かだったのでよく眠り、
 朝6時に出発。
 湘南国際は、フルで18,000名がエントリーしているらしく
 それはそれは人が多い。
 JR大磯駅からスタートゴール地点の大磯プリンスに、
 続く道でも、グルーブのある人の流れができていた。
 レースプランを描きながら、大磯プリンス。
 ジョジョに緊張。
 やはり大磯プリンスは人で溢れていて、
 荷物を預けにいくのも大変。
 スタート地点へ行くのも大変。
 トイレも大変。
 水分不足にならないようにと、
 お茶、レッドブル、アクエリアスなどと、
 ごくごく飲んだ結果、
 スタート前に、トイレに行きたくなった。
 しかし長蛇の列。果てしない列。
 30分並んだけども、スタート10分前になって、
 行けそうにないので、諦めて離脱。
 結局、スタートしてから、500m程のところにあった
 トイレに行った。大変だよ。

 今回は、Aブロックスタート。ゼッケンは、950番台。
 目指すは、サブスリー。もしくは、サブ315。
 然程に走力に自信がないけども、走る。行く。
 寛平さん、徳光さん、千葉さんなどの挨拶・エールを聞き、
 カウントダウンして、スタートの時は来た。
 寛平さんは、がんばりやーと、力抜けている感じ。
 徳光さんは、湘南の風に吹かれて、サザンを口ずさみながら
 走れとか言っていた。
 千葉さんは、のどが渇いた時は、身体はすでに
 バテていると言っていた。
 水分補給ちゃんとしようと思った。
 いい事聞いた。

 9時、白い煙とともにスタート。
 一斉にランナーが動き出す。
 まずは、抑え気味に。
 というのも、いつも突っ込んだ後に
 大失速を繰り返しているから。
 西湘バイパスの左側車線は、カラフルな
 ランナーで埋め尽くされて爽快な景色。
 一方で、海は穏やか。波がない。
 キロ4分20秒ペースかしら。
 周囲のスピードにあわせて走る。
 西湘を抜けたところで、いっちさん、ぶんちゃん達の応援。
 ぶんちゃんは、獅子舞。いっちさんは、魔女。
 すごい元気をもらう。
 デグチさんが、一眼レフで写真を撮ってくれる。
 外見がラテン系だからかなのか、デグチさんは
 とてもよく目立つ。フフ。

 湘南のコースは、基本的に直線。
 大磯から、サザンビーチ、辻堂、江の島と
 約19k、西に進み、折り返して、二宮まで戻る。
 そして、再び折り返して大磯に戻ってくる。
 実に単調だけども、好きなコースだ。
 スタート時の気温は、16℃。
 帰ってくる頃は、20℃ほど。
 ラン的に、私的に、申し分ない気候。
 いい。
 10k地点、茅ケ崎公園前通過タイムは、00:44。
 そんな悪いペースではない。
 実際、心も身体も気持ちよくて、
 いいじゃないか、いいじゃないかと嬉しかった。
 江の島へ着く前に、ぴよこさん
 「hideさーん、頑張ってー」と応援。
 気付いていなかっただけに、嬉しい。
 ハーフに出ている、ハロさんとすれ違い。
 そろそろ来るかなと思ったら、来た。
 赤いTシャツを着て、颯爽と駆け抜けていく。
 湘南のハーフは、制限時間が90分。
 正気じゃないぜ。

 江の島折り返し。
 応援の方がたくさん来てくれている。
 あまりに人が多いので、なんだかゴールのような
 錯覚に陥り、走るのをやめたくなったけども、
 まだ、半分。道半ば。
 前に、湘南を走った時に、ここで家族が応援してくれた。
 今回は、皆で神戸に旅行に行っている。
 当然、応援には来られない。
 今頃、何しているのだろう?
 パパは、必死で、マラソンを走っているんだよ。
 などと感傷的になりつつも、
 ガヤガヤとにぎやかな応援ストリートを抜けていく。
 そして、再び、静寂。
 30kを過ぎてからが、本当のマラソンだ。
 そう誰かが言っていた。
 まだ、20k。
 それなら、スタート地点にも立っていない。
 ともかく、まだまだだ。
 今度は、アベシルさんが声をかけてくれた。
 アベシルさんは同世代ランナー。
 以前、一緒に湘南を走ったこともある。
 今回は、応援。
 一見、学生風の若いいでたちで、
 反対車線から、見つけてくれた。
 よくわかるなあ。地味に走っていたのに。
 ありがとうございます。

 沿道では、フラダンズをフラフラと優雅に
 踊っていた。
 ハワイアンなメロディーは、
 シリアスなマラソンの雰囲気とは一線を画す。
 なぜに、そんな悠長に踊っているのか。
 文句を言うのは、辛くなってきた証拠。
 ジョジョに、スピードが落ちてきた。
 いつもの失速だ。
 しかし、今回は、何故か、気持ちが前向き。
 身体は疲れて、脚も痛くなってきたけど、気持ちが折れない。
 不思議だった。
 一歩一歩、淡々と進んでいけることが嬉しい。
 26k地点。
 サザンビーチのデニーズ前に、たかさんが、
 サザエさんスタイルで応援してくれた。
 なぜにサザエさんのかつらを被っているのか。
 今度、ゆっくりと聞いてみたいが、
 非常に、似合っている。
 大きなメガホンで、「hideすあーん」と
 言われると、グワンと前に押し出されるようだ。
 ありがとうございます。
 その先には、ホシヲさんがいた。
 なぜか難しい顔をして携帯をいじっているので、
 こちらから「ホシヲすわん」と声をかけた。
 溢れんばかりの笑顔になって、
 マスカットを差し入れてくれて。
 ホシヲさんは、その後、最終ランナーまで
 見守ったらしい。
 18000人だよ、すごいよ。

 そんな感じで30k。
 スタートから、2時間20分。
 もはや、サブスリーなど夢のまた夢となったが、
 いよいよ、ここからが、本当のマラソンのスタート。
 ペースは、キロ5分オーバー。
 ヘロヘロさ。
 けども、今回はなぜか気持ちが前向き。
 クリアリーな前進思考のもと、淡々と進む。
 ずっとランナーズハイのような状態。
 西湘バイパス入り口で、再び、いっちさん、ぶんちゃん達。
 いっちさんは、この後予定があるとのことで、
 復路では、会えないかと思っていたが、
 間に合った。
 よかった。

 気持ちは、前進思考だったけど、
 かなり喉が渇いた。
 しまった。事前の水分補給を怠った。
 千葉さん的にいうと、時すでに遅い。
 仕方ないので、給水所で、コップ2杯をガブのみ。
 初めての試みだ。
 で、生き返る。蘇る。

 西湘バイパス。
 ちょっとだけ、海を見つめる。
 いつも思うけど、この瞬間の永遠みたいな
 時間がいい。
 今日の海は、実に穏やか。静か。キラキラ。
 水道だろう。
 タンカーが真っ直ぐ、列をなして移動していく。
 脚が棒のようになり、痛いが、
 30kを超えた今こそが、マラソンなのだ。
 エイエイと、走る。
 35kを過ぎたあたりで、ゴール地点の大磯プリンスの前を
 一旦、通り過ぎて、二宮まで行かなければならない。
 多くのランナーは、ここが辛い。精神的にやられる。
 嫌だ。ズルイ。などと文句を言うが、
 それは、先に知れたこと。
 不満を言う前に、走れ。進め。
 エイエイ。
 進んでいけば、38k、39k、40kと確実にゴールが近づいてくる。

 そうは言ってみたが、40k超えたら所で気持ち悪くなった。
 アミノバリュー(顆粒)とか、パワージェルとかを
 たくさん飲んだせいだと思われる。
 若干、むせるような感じになり、
 もう歩こうと、一瞬思ったが、
 折角だからと、走る。
 進む。
 大磯プリンスのアドバルーン。
 遠くに見えていたけど、気がつけば目前。
 そういうことだ。
 後は、左に折れて、坂道を駆け上がればゴール。
 結局、スタミナ不足でヘロヘロだけれども、
 力を振り絞って駆け上がる。
 ラストスパート。
 グワン。
 タイム表示は、3時間29分を回っている。
 うそーん、遅い。
 でも、かまっていられない。
 駆け抜けるだけ。
 フィニッシュゲートを通過。
 ゴール。
 ゴール後は、何もない空を見上げる。
 薄く青みがかった空だった。
 いつもこの景色を見たくて走っている。

 ということで、
 リザルトは、1000位を超えた位だった。
 男子12000名ほどのうちの1000位なので、
 ギリギリ上位10%。
 昨年が、800位台だったので、後退といえば後退。
 しかし、気持ち的には、何故か爽やか。
 辛い気持ちより、嬉しい気持ちの方が大きかった。
 悔しい気持ちより、達成感の方が強かった。
 きっと、応援してくれた人たちのおかげだ。
 ありがとうございます、ホント。

 ゴール後は、フィニッシュゲートで
 1時間程、帰ってくるランナーを応援していた。
 次から次へとランナーが戻ってくる。
 絶えることはない。
 そしたら、チョッパーの格好をしたのべさん
 爽やかに走ってきた。
 しかし、チョッパーの生地は、若干厚め。
 人よりたくさんの汗をかいているようだ。
 実際、暑いだろうけど、笑顔。
 流石だ。
 他に、まこさん、やっとさん、こーさん、
 松井さん、みわっちさんなどの走りを見たかったけども、
 すでにゴールしていたようだった。

 第8回湘南国際マラソン。
 ランナーのエネルギーを
 ストレートに感じられる大会だ。
 来年のことは、分からないけども、
 また、走りたい。

 【リンク情報】
 ハセツネと湘南国際でご一緒した、す〜さんの
 「走りつづけるRUNニャー<す〜の練習日誌>」と
 リンクです。イエイ。
 ランニャーなどと仰ってますが、
 湘南を3時間45分で走ります。
 速いです。
 


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2013年11月03日

第8回湘南国際マラソン【速報】。

 第8回湘南国際マラソン、フル、走ってきました。
 タイム:3時間29分02秒。
 目標には届きませんでしたけど、
 気持ちがやたら前向きだったので、
 気持ちよく走ることができました。
 気候も海も穏やかでした。
 応援していただいた方々、ホント有難うございます。
 涙が出ました。
 
 大会関係者、ボランティアの皆様も、
 楽しい大会を有難うございました。


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2013年10月30日

湘南国際直前ランニング。

 今年のハセツネが終了して、随分と経ったが、
 なんとなく身体が重たく、疲れが溜まり、
 ほとんど走らない日々が続いている。

 気がつけば、文化の日。
 今年の湘南国際マラソン、直前。
 疲れた、疲れたと言いながら、
 事前対策的に、練習をしていてない
 テイタラクで、完走も厳しいかもしれない。
 まずい。
 おまけに、11月に入ると、春、花、ノンは
 大阪神戸方面へ旅に出ると言っている。
 ついていってもいいのだけど、
 他にも、学校のお友達と一緒に行くみたいだから、
 私は、湘南国際を選択した。
 ランナーだし。
 なので、今回も家族の応援はなしだ
 ホホホ。
 だいたい困るのは、食事。
 何を食べてもいいという自由はあるが、
 いちいち、面倒くさい。
 多少、自暴自棄になっているか、
 レースの2日前に、飲み会の予定をいれた。
 飲み過ぎに注意だ。自制する心が大切だ。
 大丈夫なのか。
 練習不足、栄養不足、アルコール過多。
 しかし、ハセツネ以降、ゆっくり休んだおかげで、
 身体に疲れが溜まっていない。
 湘南国際では、十分、無理が効くような気がする。
 目標は、自己記録更新。
 できれば、3時間10分を切りたいがそんなに甘くはないさ
 フルは、18,000名が走るらしいが、
 今回のゼッケンは、950番台。
 何気にプレッシャー。
 ついに、Aゾーンスタート。
 スタートが近づいてきた。
 胸は高鳴っています。
 イエイ。

 レース翌日の11月4日には、高尾(のどこか)で
 青空宴会を開催する予定。
 今のところ、参加者は、いっちさん、チャレさん、
 ホシヲさん、怪盗さん、レイさん…など、モノズキで素敵な方々。
 秋になり、各地で様々なレースが開催されていますが、
 その中締め的お疲れ様会とのこと。
 いろいろ運ぶので、リクエストあったら言ってください。
 参加は、フリーです。
 朝9時に、高尾山口駅に集合です。
 お時間許す方は、是非!
 (コメント欄でも、runninghello@gmail.comでも、
 お好きな方に、ご連絡下さい。)
 
 
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2013年10月20日

第21回ハセツネランニング(後篇)。

 大岳山山頂。(53.71k:23時23分: スタートから10時間23分)
 ぎゅん。
 ついに、ここまで来たか。
 もう53kも移動してきたのか。
 ちょっと立ち止まって、夜空を見上げる。
 カシオペア座が見える。
 月が見える。
 月明かりに照らされて山の稜線が見える。
 今まで走ってきたところなのかな。
 醍醐丸(15k地点)、生藤山(20k地点)かしら。
 よくわからない。
 肩を回して、首を動かし、太腿をもむ、深呼吸をする。
 ここから先は、下り基調。下りトーン。
 一気にケリをつけるべき場所だ。
 僕に残された時間は、後2時間30分。
 距離は、約20k。
 間に合いそうだけども、よく分からない。
 兎に角、進む。走る。
 BobDylanの「デューケイン・ホイッスル」のメロディが
 頭の中で流れてきた。
 今まで、音楽が流れることがなかったが、
 先が見えてきたことで、余裕、利益が生まれてきたのか。

 いい感じで、再スタート。
 ヘッドライトとハンドライトの灯りを頼りに
 グイグイと下る。
 ヒザにかかる衝撃が物凄いが、幸い痛くはない。
 時々、ジャンプでも対応もする。
 しかし、調子に乗ると、すぐコケそうになる。
 ヒヤリとする。
 ホント、危険。

 御岳山へ向かう道は、比較的整備されていて走りやすい。
 つづら折りになっている辺りは、
 結構なスピードで走る事ができる。
 御岳神社前の水場は、今日も滾々と水が流れていた。
 ハイドレと、ペットボトルに水を詰める。
 ついでに、直に飲む。
 本当に美味しいわ。
 人は、水なしでは生きられない。
 好きなだけ飲むことができる。
 ホホホ。
 これで、ゴールまで水の心配はしなくていい。
 充足。安定。利益。
 喜んでいたら、すぐ5分程過ぎてしまったので、
 こりゃ不味いと走り出す。

 御岳山到着。
 (第3関門:58.00k:0時08分:スタートから11時間)
 日付が変わった。
 深夜12時。
 さすがに、みんな寝ているだろうな。
 僕は、なぜか奥多摩の山の中を走っているのだけども。
 残りゴールまで、13.5k。
 13時間切り、言い方変えると12時間台でのゴール、
 いけるのじゃいないか。
 なんだか希望が膨らんで、いい感じに集中してきた。
 気を抜くなよ、自らを叱責しながら、
 御岳神社の脇を通り、古めかしい参道商店街を抜ける。
 沿道では、深夜だと言うのに、地元の人が火を焚きながら
 応援してくれていた。
 一緒に火にあたろうとしたら、
 「あっち、あっち」とコースを指さされた。
 その先には、日の出山。次の目的地だ。
 なんだか大晦日みたいな雰囲気の御岳の町を、
 キロ6分位の速さで駆け抜けて後にした。

 日の出山直前は、900mの階段が続く。
 ここに女の子のスタッフがいて、
 「後、900mで日の出ですけど、この坂はキツイです。」
 と教えてくれた。
 御嬢さん、今まで60kもの道を走って、
 ここまで来たのだよ。今更900mなどね
 余裕です。利益です。と言って、うらあと、
 上り始めたが、僕はそれ程、強靭ではなかった。
 まあ、すぐ歩きだした。力尽きた。
 実にキツイ階段で、嫌になった。
 ハアハアと自分の激しい息遣いが聴こえる。

 普段は大したことはないだろうけど、
 今日は、まるで仰々しい階段を上りきり、
 ようやく日の出山山頂へと出た。
 (標高902m:60.55q:0時33分:スタートから11時間33分)
 眼下には、都心や関東平野の夜景が一望できる。
 キラリキラリと光るオレンジ色の文明世界。
 その上にオリオン座がキラリキラリと輝いている。
 更には、久遠の宇宙。きっとどこまでも広がっている。
 スタッフの方が、東京スカイツリーがライトアップして
 いるよと教えてくれたけれども、よく分からなかった。

 日の出山山頂で、最後の補給をしよう決めていた。
 おにぎり、唐揚げ、パワージェル、水、アミノバリュー。
 次々に口に運ぶ。
 後、残り11kに向けてエネルギーがチャージされる。
 気力が溢れてくる。
 グワッ。
 しかし、春が作ったおにぎりは、
 誠に美味しいのだけども、直前に海苔を巻いて
 食べる方式だった。
 それをスタート前に知って、慌てて
 各おにぎりのサランラップをはぎ、
 海苔を巻き付けた。
 おまけに、プリキュアふりかけも入っていたので、
 おにぎりにまぶした。
 仮に、知らないまま走って、
 山の中で、海苔を巻き、ふりかけをまぶす事に
 なったら、おそらく帰って喧嘩になっていたことだろう。
 危ないところだった。
 ちなみに春は今年もゆで卵を入れてくれた。
 レース中に食べられなかったけども。
 キラキラと輝く絶景夜景を見ながらのエネルギーチャージが
 終わり、最後の11kに向けて走り出す。
 ここからは、金毘羅尾根というダウンが中心の
 尾根道になる。

 この区間は、チャレさんが魂で走れと言っていたところだ。
 力尽きてもて、身体が朽ちても、ゴールをめざして
 走らなければならない。
 時計の針は、0時40分を回っていた。
 リミットは、1時間20分だ。
 ロードだったら、11kを1時間で走るなんて
 大したことでないけども、ここはトレイル。
 すっかり馴染んだとはいえ幽幽たる暗闇。
 何が潜んでいるかわからない。
 私が走っていたゾーンは、時折、まったくの単独走に
 なることもあったけども、いつも2.3人は前後に見えた。

 熱情をもって走り出したが、思ったより
 スピードが上がらない。
 ポコポコポコと音がするようなスピードしか出ない。
 意識は、遥かに前へ向かうけども。
 前に似たようなスピードのランナーがいたので、
 くっついていく。
 コース取りを真似する。
 絶対、離されまいと、クンクンと近くで走る。
 僕は、基本的には後ろにつかれると
 鬱陶しいのと、プレッシャーで、ストレスを感じるタイプなので
 すぐ道を譲ってしまう方だけど、
 今回ついた方は、3k位は一緒に走ってくれた。
 そのうち、やはり嫌だったのか、「どうぞ」と言って
 道を譲ってくれた。
 こちらは、あなたについていきますと心に決めて
 いたのだけども、それなら仕方ない。
 ポーンと前へ出て、スピードを少し上げる。

 やがて森閑とした森の中で、単独走となった。
 自分の息づかい、トレイルを踏みしめる音しか聴こえない。
 御前山を下る頃から風は止んでいる。
 静寂だ。
 もうすでに60kの道を走り、もうすぐゴールになる。
 山はもう懲り懲りなのだけど、
 まだ、ここにいたいという寂寞とした思いもよぎる。
 そして、万物に対して感謝の気持ちが
 こみあげてきたのが不思議だ。
 それは、大げさだけど、生きて帰って来られたという
 安堵の気持ちがあったからかもしれない。
 音もなく暗闇の中を一人で走り、
 果てしない金毘羅尾根も終わりがきた。
 武蔵五日市の町が見える場所まで来た。
 永遠と続いた山を出た。
 ここから傾斜のきついコンクリートの坂道を
 つづら折りに下っていく。
 筋肉の疲労がピークになり、足のつま先が痛くて、
 ブレーキをかけて降りていく。
 足を引きづりながら、ゴールをめざすランナーを抜く。
 ゴール直前なのに、つっぷしているランナーを抜く。

 住宅街へ入る。
 後1kだ。
 スタッフの方が大きく、赤いライトを振る。
 赤い軌跡。
 あの角を曲がればゴール。
 全身から湧き上がるエナジー。
 エネルギーの軌跡が走る。
 血が沸き立つ。
 スピードが上げる。
 ゴールする時はいつも同じだ。
 黄色く光るFINISHゲート。
 疾走。疾風。
 フィニッシュ。
 一瞬、ホワイトの世界。
 71.5k。
 長い。
 けど、一瞬。

 フィニッシュタイム:1時53分。
 記録:12時間53分28秒。
 順位:363位/1861人中。

 ゴールには、いっちさん、ホシヲさん、す~さん、
 としさん、松井さん(今年、初ハセツネを11時間台で走った、すごい)、
 めー。さん、ともこさん、る〜ぷさん、てーいさんが待っていてくてた。
 皆が祝福してくれた。喜んでくれた。
 とても、嬉しいゴール。歓喜のゴール。
 いっちさんが、コカ・コーラをくれた。
 果てしなく美味しいよ、これ。

 第21回ハセツネCUP。
 自分と向き合い可能性・限界を感じながら
 走り続ける71.5k。
 今回は、なんとか、12時間台でのゴール。
 目標はクリアできたけども、まだまだ
 うまく速く走ることができる気がする。
 この先のことは、まだわからないけども、
 また、走りたくなるような気がする。
 どんな形であれ、まだまだ道は続いている。
 フィールドは広がっている。
 ともかく、2013年のハセツネは終わり。
 エキサティングで刺激的で、情熱を傾けた
 2日間だった。
 すべてに感謝。
 有難うございました。



 


 
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第21回ハセツネランニング(中篇)。

 西原峠(32.19k)を越えて、三頭山への上りへ
 差し掛かる。
 ハセツネ三山のひとつ、三頭山の標高は、1,527m。
 ハセツネの中でも難所と言われるところだ。
 しかし、山としては、然程高くはない。
 1500m級の登山は、なめてはいけないけども、
 たいしてキツイものでない。
 的に考えて、これは登山なのだと割り切ってみた。
 確かに、傾斜はキツく、重力に逆らって上るのは辛い。
 が、これは、登山。
 いつか登った富士山は、3676m。
 いつか登った蝶が岳は、2664m。
 それに比べて、三頭山は、1527m。
 しかも、手前の西原峠の標高は、1,158m。
 400mほど上がるだけ。
 ということは、辛い時間もたかが知れている。
 ホホホホホ。
 的な心構えで攻めることにした。

 皆さんは、六根清浄をご存じだろうか。
 六根とは、人間の五感に、第六感の意識を加えたもの。
 それを、生の執着を断ち、魂を清らかにする為に
 清浄するという思考。
 そして、その昔、富士山や大山の修験者達が、
 「六根清浄、六根清浄」と、唱えながら、
 きつい山道を登ったらしい。
 六根清浄と唱えることで、登りにリズムが出るし、
 気が紛れるし、魂も清らかになる。
 いいよね。
 そんなことを思い出して、
 「六根清浄、六根清浄」と唱えながら登った。
 飽きたら「英明果敢、英明果敢」と、
 僕の好きな四字熟語を唱えた。
 意識は、クリアだと思っていたけども、
 今、思い出すと、アブノーマルかもしれない。
 しかし、六根清浄マントラの力は絶大で、気が付くと
 三頭山避難小屋で、そして、程なく階段となり、
 三頭山頂上へと着いた。
 (36.32k:19時35分:スタートから6時間35分)
 ハセツネスタッフの方が、赤いランプを振りながら
 「三頭山、頂上ですよー。お疲れ様でーす。」と
 教えてくれる。
 遥か遠くのすそ野に、街の明かりが見えた。
 今は、団欒の時間だろう。
 こうして、暗い山の頂からその光を見つめている人もいるのだよ。
 フフ。
 PowerBarのジェル、
 Amino-Valueの顆粒タイプ(BCAA)を摂取。

 三頭山は、36k地点。
 ハセツネコースの、半分だ。
 当然、疲労しているけど、比較的元気だった。
 第2関門の月夜見駐車場まで、4時間で行かないと
 いけないので、足早に下り始める。
 鞘口峠、風張峠と過ぎて、約6kだ。
 約1時間20分ある。行けるかもしれない。
 ここから2kの急な傾斜の下りが続く。
 岩がゴツゴツとしてジグザグだ。
 下りなので、躍り上がるほど、気が楽だが、
 ここは、チャレさんが、昨年のハセツネで捻挫した場所なので
 慎重に用心深く下る。
 一気に、400m下り、鞘口峠(38.02k)。
 ここは、風の通り道。いつ来ても気持ちのいい風が吹いている。

 ここまでくると、後4kで、月夜見駐車場だ。
 ハセツネ唯一のエイドがあり、水がもらえる。
 幸い、ハイドレの水には余裕があった。
 ペットボトルも、アクエリアス&レッドブルのミックス飲料を
 入れていたけど、こちらもまだ半分は残っていた。
 風張峠を過ぎると、少し一般道を通る。
 暗澹たる暗闇を走ってきた身としては、
 街灯はあるし、地面は平だし、固いアスファルトの道は、
 誠に走りやすい。
 うれしくなって、月夜見駐車場手前では、ランナーを
 けっこうパスした。
 で、月夜見駐車場到着。
 (42.09k:20時42分:スタートから7時間42分)
 僕の関門タイム、4時間もクリア。

 駐車場は、ライトアップされていてテントがあり、
 たくさんの人がいる。
 ハセツネ唯一のエイドで、水がもらえる。
 結局、ハイドレの水は、余ったので、
 グイグイと飲んだ。
 実に贅沢で豊かな気持ちになった。
 やはり人には余裕が必要だ。
 収入から費用を差し引いて利益が残るようじゃなきゃダメだ。
 ちょっとバッファも出来たので、15分間休憩をとった。
 おにぎりが美味い。唐揚げも美味い。みかんも美味い。
 パワージェル、アミノバリューも美味い。
 比較的、コンディションはよかったと思う。
 京都からやってきた関西ランナー界の雄、
 たかっちさんが到着した。
 まるで元気そうだ。
 ここで、会えたことが嬉しい。
 健闘を讃え、再びスタート。
 20時55分頃。

 次にめざすは、ハセツネ三山の2番目、御前山(標高1405m)。
 いったん、月夜見駐車場から、のっぺりとして、
 湿ったまっすぐな道をかなり下る。
 昼間ならスピードを上げて下ることができるが、
 夜なので見えないし、怖い。
 ブラックホールのような闇黒に飲み込まれそうだ。
 結果、ヨチヨチと弱気のランとなる。
 これが、トップ選手だと、勇ましく果敢に突進するはず。
 下りきると上りが始まる。
 その繰り返し。延々と繰り返し。永遠の暗闇。
 御前山は、いつもバテてホトホト嫌になるホットスポットだ。
 けども、今年の私には、魂の六根清浄がある。
 ここからは、登山だ。
 月夜見から頂上までは、4k。
 そんなに遠くない。
 私を、なめてもらっては困る。
 などと鼓舞しつつ、一歩一歩、六根清浄で登っていく。
 巻き道に入れば、走り出さねばならない。
 坂になったら歩く。ただしなるべく早く。
 その繰り返し。延々と続く。永遠の暗闇。
 コースには、寝ている人も、座って虚空を見つめている人もいる。
 がっくりうなだれて肩で息をしている人もいる。
 自分も、いつそうなるか分からないけど、
 今は、なんとか動いている。いける。
 このまま、行けばいい、このまま。
 「六根清浄、六根清浄」もしくは「英明果敢、英明果敢」。

 御前山到着。
 (46.57k:21時55分:スタートから8時間55分)
 意外とあっさり登れた。マントラの力だ。
 御前山山頂は、スタッフも少なく、もの寂しさが漂っていた。
 その替わり、夜空に、星が散りばめられ、月が輝いていた。
 ハッキリとクリアに美しい。
 キラリキラリと光る星たち。白い閃光を放つ月。
 暗闇も悪くない。
 アホのように、口を半分開けて空を見上げていたが、
 見とれている余裕などない。
 行け。
 幸い、ここから大ダワ(ダワは峠という意味、大ダワは
 大きな峠ということか)までの3kは、下りだ。
 しかし、大きな岩がゴロゴロしている下りで、
 走れたものではない。
 女性ランナーが「キャー下り苦手ー」と、
 叫びながら下りていた。下りは苦手でも、上りはきっと
 凄い速さなのだろう。
 手をつかって、慎重に下る。
 そのうち、平らな巻道みたいなところに出る。
 走れる所になると、基本走る。
 確か、昨年、このあたりで意識が朦朧として転倒して、
 崖になっているところに落ちそうになった。
 咄嗟につるに捕まり、何とか助かったけども、
 危なかった。
 しかし、今年は、昨年とは違う。
 意識は、明瞭爽爽で、トレイルがよく見えている。
 眠くもない。
 昨年よりは、全然走れている。
 しかし、御前から大ダワまでの3kは、なんだか遠く
 いつまでたっても同じ所をループしている感じだった。
 嫌になるというか。
 けども、我慢していれば、やがて出口は見える。
 人の声がして、赤いライトの軌跡が大きく円を描いているのが見える。

 大ダワ。(49.77k:22時30分:スタートから9時間30分)
 リタイア申出所があった。
 トイレを済まして出てきたら、ネコさんが
 暗闇から、唐突に現れた。
 僕の先を行っていたはずのネコさんだけども、
 どうやら、どこかで追い越したらしい。
 月夜見にはいなかったので、大ダワまでの間だ。
 まったく気がつかなかったけども、聞くと
 胃が気持ち悪くなり、体調がすぐれないらしい。
 「ちょっと休む」と言って、豪快にひっくり返った。
 どうすることもできなくて、複雑な心境になったが、
 僕は先をめざすしかない。
 行くよ、ネコさん。
 後、21k。

 ここから、ハセツネ三山の最後、大岳山(標高1266.4m)への
 登りが始まる。
 頂上までの4kを登りきれば、後は五日市のゴールまで、
 下り基調が続く。
 ハッピーだ。嬉しくなる。
 この頃は、走れる場所があると距離を楽に
 稼げるような気がしてちょっと嬉しかった。
 スピードは、転ばないように走るから決して早くない。
 だから、そんなにキツくない。
 前後にも、そんなに人がいないので、自分のペースでいける。

 また傾斜がキツくなろうという所に
 テントがあって、そこに、2人の男性がいた。
 「ここからキツイですよー」と顔の見えない男は
 棒調子で言っていたけども、鬱蒼とした山の中で
 最後のランナーが来るまで、そうして教えてくれるのかと
 思うと感服した。
 気を引き締めて、キツイ坂を上る。
 大きな岩がゴツゴツしているから、手も使ってよじ登る。
 しかし、ここさえ、登りきれば、後は下り基調。
 六根清浄。
 ハセツネ三山の大岳山と言っても、標高1266m。
 富士山に比べれば…みたいな同じ思考が、
 何度も何度もループする。
 大岳山には、その昔、ネコさんが頭をぶつけて暗闇の中、
 転倒したという、通称ネコ岩がある。
 誠に恐ろしい場所だけども、今回は、そこを通過する時、
 後ろのランナーが「前、ここで、頭ぶつけて血を流した
 ランナーがいたらしいからね。気を付けて!」なんて言っていた。
 血を流したランナーを、僕は知っている。
 ネコ岩を過ぎれば、大岳山山頂も近い。
 けども、鎖場があったりして、楽には登らせてくれない。

 つづく


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第21回ハセツネランニング(前篇)。

 第21回ハセツネCUP
 昨年に続き、今年も出場。
 朝、6時過ぎ、さぶろうさんと、
 スタート会場の五日市中学校入り。
 待機場になる体育館が開いたのが7時。
 そして、レースの受付、準備、雑談などをしていたら、
 あっという間にハセツネのスタート時刻がやってきた。

 空は、まるで秋晴れ。爽やか。
 気温は、20℃を越しているだろうけど、気持ちのいい温度。
 湿度も、からり。問題ない。
 チャレさん、さぶろうさん、アレキさん、みわっちさん、
 す〜さんご主人、まんちんさん、まーこさん、ホシヲさんと
 完走をやくして、 ハンサムネコさんと、スタートを待った。
 10分位に前に、スタートに並んだ。
 ランナー同士の距離は近く、タンクトップで筋肉隆々、
 荷物は軽く、目つきがどうも鋭い、みたいなランナーを
 見ると怯えてしまうが、僕は僕さ。
 いろいろ考えているうちに、スタートの瞬間は来た。

 13時。
 2800名が一斉に、スタート。
 五日市中学校の校門ゲートからランナーが放出、放射される。
 歓声を上げて応援してくれる人達。
 写真をパシャパシャ撮る人達。
 熊鈴が鳴り響き、お祭り騒ぎだ。
 これから始まる71.5キロのトレイルレース。
 コースは、奥多摩山域を走る71.5kだ。
 五日市中学校スタート→変電所→今熊神社→市道山分岐
 →醍醐丸→生藤山→浅間峠(22.66k第1関門)→笹尾根→槇寄山
 →三頭山→鞘口峠→月夜見駐車場(42.09k第2関門)→御前山→大ダワ
 →大岳山→御岳山(58.00k第3関門)→日の出山→金毘羅尾根→
 五日市会館フィニッシュ(71.5k)
 いくつもの山を越える。
 累積標高差は約4,600m。
 茫洋たる気持ちでスタート。

 五日市中学校の近くにスーパーいなげやがある。
 その辺りを、ダッシュすることを「いなげやダッシュ」という。
 グワーと駆け抜けて、なるべく好位置をキープして
 山に入った時の渋滞ロスを緩和するのだ。
 今年は、ハンサムネコさんに、
 ついていこうと思っていたが、
 ネコさんは、「いなげやダッシュ」を決め、僕は即座に見失った。
 もちろん僕は僕なりに、いなげやダッシュを決めた。
 昨年は、愚かにも、9Lのリュックを背負い、
 7Lのウェストポーチを腰に巻いて走った為
 非常に走りにくかったが、今年は違う。
 ノースの14Lのバック1つ
 随分と走りやすい。
 そりゃそうか。

 武蔵五日市の街を2kほど走る。
 沿道には、たくさんの笑顔の応援。
 人波に押されるようにして、山の入り口、今熊神社(4k)。
 権現造りの拝殿が荘厳だなあ、と感心することはなく
 鳥居をくぐり、山に入る。
 ここからゴールまでは、ずっと山の中。森の中。
 エバーグリーンな世界。
 まずは、今熊山。
 今熊山頂に、今熊神社御本殿があり、その参道を
 登っていく。
 まるで、信仰心の篤い参拝者。
 選手が、キレイに連なっている。
 急な坂道を、重力に逆らって上るというのは
 そもそも辛い行為だ。
 けども、そのスピードは比較的早い。
 始まったばかりだし、
 お握り食べたばかりだし、
 晴れた空から注ぐサンシャインが美しいしと
 肉体的にも精神的にも
 まるで元気なので、チャッチャッとついていく。

 今熊山頂では、ちゃららさんが応援に来ていた。
 大きな声で、踊るように応援してくれる。
 うれしい。
 「ネコさんは、先行っててるの?」と聞いたら
 「だいぶ、前」と教えてくれた。
 なぜかネコさんに会いたい。
 そこから、道は本格的なトレイルになって
 静穏な雰囲気になっていく。音がしない。

 入山峠(7k :13時56分到着: スタートから1時間)。
 峠には、車で来られるので、たくさんの応援の方々がいる。
 ちょっと賑やか。
 熊鈴がカラカラと鳴り、メガホンがポコポコと音を立てる。
 それに笑顔。
 入山峠の階段のところは若干混んでいたけども、
 トレイルに入ると、混雑はすぐに解消する。
 すると、走り出さなければいけない。
 ここから、生藤山(標高990.3m)までは
 上がり基調、その後、第1関門の浅間峠までは下り基調。
 大枠ではそうだけど、実際は、
 大小小刻みのアップダウンが続いて地形を構成。
 これがラン的には、キツイ。
 対応していると、どんどん体力が奪われていく。

 昨年のレースでは、市道山を過ぎたところで、
 コケて、足が攣り、神を呪ったけども、
 今年も、足が攣りそうな気配がしてきた。
 プルプル、ピクピクと筋肉が震えて出した。
 どういうわけか、右太腿、左太腿、
 右ふくらはぎ、左ふくらはぎと
 とコリが移動していく。
 痛い。
 痙攣が怖くて、思い切り走れない。
 暗澹たる気持ちになったが、練り梅塩飴を摂取。
 塩分をとれば、痙攣が治ると、どこかで聞いたからだ。
 が、しかし。ゴッド。
 痛みは消えない。まだ、序盤だ。始まったばかりだ。
 時々、止まってマッサージをしてもダメだ。
 ガット。シット。
 午後の日差しは、相変わらず柔らかだ。
 スピードを落とし、ゆっくり行くしかない。
 すると前に痙攣らしき症状で、膝立ちをしているランナーがいた。
 追い越すランナーが、「水分を多めにとるといいですよ
 と言って去って行った。
 何?そうなの?
 ハセツネは、42k地点で水1.5L補給されるだけ。
 今回は、ハイドレに2L、ペットボトルで5dLの
 計2.5Lを持っていたが、先のことを考えて
 水分補給は実にけち臭い飲み方をしていた。
 天啓。
 思い切って、贅沢に、ハイドレの水をグビグビ
 と飲んだ。
 ホホーン。
 ゴッド。先ほどのランナーは神か。
 有難うございます。サンキュー。メルシャン。
 コリがスーとひいて、足が正常状態に戻った。
 なんだか狐につままれたような感じだ。
 心の不快な塊は消え、エネルギッシュ・
 活動的となり、果敢に攻め始めた。
 その後も、攣りそうにはなったけども、
 水を多めに補給したら治まった。
 プラシーボ的な要素もあるだろうけど。

 醍醐丸(八王子最高地点標高867m:15.2k)では、
 どららさんが応援してくれた。
 噂のミニー隊もいる。
 木と石と土と草の、エバーグリーンの世界が、
 パッと華やかになった。
 写真を撮りながら走る。
 ブレたけども、撮り直している暇はない。
 デジカメ写真は、時間情報も記録されるので
 便利だ。
 昨年は、ペンと紙を持参して、メモを取りながら
 走ったが、実に愚かだった。
 そして、再び、静寂な山の世界。
 生藤山(標高990m:19.34k)を越える。
 西日がさす尾根道。
 柔らかな日差しに包まれる。
 走っていても、精神が浄化されたような気持ちになる。
 山の中は、音もなく、自分の走る音しか聞こえない。
 さほどアップダウンがないところでは、
 その単調さから、どこか精神世界を
 彷徨っている風な気持ちになり、
 フワーと身体が軽くなり、「甘美・・」
 などと呟いた瞬間に、我に返ることがある。
 無理に咳払いしたり、首を振ったりしたことがあった。

 浅間峠(22.66k:16時43分到着:スタートから3時間43分)。
 第1関門だ。
 タイムを計測するマットを通過して、しばらく休憩。
 今回のレースは、14時間切りを目標としていた。
 けど、スタート前の五日市中学校体育館で、
 くつろいでいる時、ネコさんやマコさん達が
 4・4・5で、13時間を狙ってみたらいいと
 薦めるので、じゃあ、そうしますかということになった。
 4・4・5というのは、
 第1関門の浅間峠(22.66k)まで、4時間。
 第2関門の月夜見駐車場(42.09k)まで、4時間。
 そこからゴールまでの30kが5時間。
 で、計13時間で走るプラン。
 1つの基準になるらしい。
 なんとか浅間峠に、4時間以内で着いたので、
 僕の第1関門はクリアだ。
 イエイ。
 浅間峠は、応援の方々の歓声が溢れ、
 休憩するランナーや、大会スタッフや
 大きな犬を連れてきている人などで
 なかなかの混みよう。
 お腹は空いていなかったけども、
 水分補給目的で、ゼリーと、みかんを食べた。
 10分の休憩の後、再びスタート。

 浅間峠(標高860m)から、西原峠(標高1158m)までは、
 高度は上がっていくけども、僕の気持ちの中では
 比較的なだらかで走りやすいイメージがある。
 しかし、漆黒の夜が来る。
 浅間峠をスタートする頃、太陽が沈んだ。
 広がる空のオレンジのグラデーション。深緑の稜線。
 忍び寄る夜が不安で、家に帰りたくなった。
 今頃、みんなはテレビでも見ているのかな。

 太陽が沈み、闇黒の闇が広がった。
 ヘッドライトとハンドライトを灯す。
 今回は、ノンの自転車についていたLEDを
 借りて、ハンドライトとした。
 これが、白く明るく、光のない世界がクリアリーになった。
 いいじゃないの、いい。ホホホ。ノンありがとう。
 今夜は、自転車乗れないけども簡便してくれ。
 で、進む。走る。
 18時ごろ、お腹が空いたので、コース脇で
 おにぎりと唐揚げを食べた。
 これは、春にお願いして、作ってもらったもの。
 なんせ71.5kのレースだ。
 上位の選手達は、レース中に、おにぎりと唐揚げなど
 を食べていると次々と抜かれ、下位の選手になってしまうが、
 僕は一般ランナー。
 腹が減っては戦はできない。
 と、食べる。
 涙が出るほど、美味しい。
 この味を知らない上位選手は可哀そうだ。
 が、1つは食べきれず、1/3は残した。

 この辺りの道は、笹で地面がよく見えないけども、
 平でサクサクと走れるところだ。
 走れる場所では、きっちりと走る。
 サクサクと言ってみたけど、実は嘘で、
 実際は、たまってきた疲労や、孤独感で、走りたく
 なくっている。つらいし。
 けども、惰性というか慣性というか、
 今まで、ずっと進んできているので、
 その流れで、ただ黙々と、淡々と進む。
 昼間は、20℃を超える暑さだったけども、
 夜は涼しくなり、実に気持ちのいい塩梅だった。

 【装備】
 ザック:ノースフェイスマーティンウィング14L
     (水と補給食、ヘッドライト、ハンドライト、絆創膏、ごみ袋
     予備電池、ジャケット)
 ウェア:ノースキャップ、ノースTシャツ、ファイントラック
     アームカバー、ロングタイツ、ナイキのショーツ
     R×Lソックス5本指、指だしグローブ
 膝回りにモーラステープを沢山貼った
 シューズ:ノースフェイス Single-Track HAYASA
 ライト:ブラックダイヤモンドのSPOT、ノンのハンドライト
 
【水と補給食】
 水分:キャメルハイドレ水2ℓ、アクエリアス&レッドブル500mL

 補給食:おにぎり3つ(全部食べた)、唐揚げ6個(5個食べた)、
 ゆで玉子1個(残った)、みかん3個(全部食べた)
 ゼリー3個(1個摂取)、パワーバージェル4個(3個摂取)
 スポーツようかん1個(残った)、塩飴10個(2個摂取)、練り梅、
 キットカット小袋4個(1個摂取)、ビスコ小袋5個(残った)
 アミノバーリュー顆粒6袋(6袋摂取)



 つづく



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2013年10月14日

ハセツネ2013のご報告。

 第21回ハセツネ報告。
 暑いと思っていたけど、さほどでもなく
 意外と身体が動いて、
 午前2時前、無事ゴール。

 タイム:12時間53分
 目標は、14時間切りだったので、クリアできて
 とりあえずはよかった。

 今年も、ハードなレース展開でした。
 ゴールには、たくさんの仲間が待っていてくれて
 涙がでました。

 大会関係者、地元の方々、応援していただい皆さん、
 本当、有難うございました。






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2013年10月12日

多摩川ランニング。そしてハセツネへ。

 何かの拍子で、背中をひねって鈍痛。
 走ると、ズキズキして更に痛くなるので、
 しばらく走らなかったけども、
 そこは人間。自然治癒力。
 徐々に快方へ向かい、痛みが消えたので、
 久しぶりにラン。

 二子玉川から、多摩川を下流へ10k。
 折り返して10k。合計20k。
 走る直前まで雨。
 しかし、雨は止み、急速に青空が広がり、
 南から暖かい風が吹いてきた。
 スカッとミントブルーみたいな状況だ。
 ゆっくりと走り出す。
 広がる空、静かに流れる川面、整備されたグランド。
 どこかの大学生が、ラクロスの練習をしている。
 女子マネージャー(状況的に)が、ブツブツつぶやきつつ、
 ビデオ撮影をしていた。
 後で、皆で研究材料とするのだろう。
 楽しそうだなあ。
 旧ジャイアンツグランドを越えて、丸子橋をくぐる。
 武蔵小杉のビル群は、立派。
 その先のJRの橋では、東海道新幹線のぞみが
 スーと音もなく通過していく。
 さっきまで、ダートロードを走っていたけども、
 その先は、綺麗に舗装された川沿いの道。
 浮世の諸問題も忘れて、
 気持ちよく、キロ6分程のスピード。
 キヤノンの本社ビルを過ぎたあたりで引き返す。
 たまリバーコース終点までは、後5q。
 時間があれば行きたいね。走りたいね。

 週末に、いよいよハセツネが開催されるので、
 あれこれ考えながら走った。
 今回は、昨年に続き2度目の出場。
 昨年は、初めてで不安だらけだったけども、
 今年は、昨年程の怖さはない。
 タイム的には、14時間を切りたい。
 その力があるかは別として、切りたい。
 13時のスタートだから、日が変わり、
 3時までにゴールしたい。
 今回は、夜を走るのも楽しみだ。
 漆黒の闇でも、楽しいに違いない。
 ノンの自転車についているLED照明を
 借りていくつもりだ。
 雨は降らなそうだけども、暑そう。
 なので今年は、水を3ℓ持っていく。
 ハイドレの2Lと、5dLのペット2本。
 ちなみに今の小学校では、ℓと教えていないらしい。
 世界的にアルファベットの筆記体はメジャーでは
 ないので、きちんとLと表記することに統一したらしい。
 で、補給食。
 今年も、春達におむすびと唐揚げを頼んでおいた。
 ちゃんと食べて、元気いっぱいで走る予定。
 もちろん、みかんも持っていく。
 ゆで卵はやめておく。
 装備は、昨年とほぼ同様でOK。フフ。
 などと考えているうちに、集中度合が増してくる。
 緊張感でドキドキしてくる。
 ハセツネに向けて、気持ちがしっかりセットできた。
 来い、もしくは行け、ハセツネ。私。

 という多摩川ランニング。
 空を素早く移動する白い雲が美しかったな。


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2013年09月30日

台湾ランニング(後篇)。

 台湾の東海岸を北上する旅は、退屈だった。
 台東市から花蓮市まで、11号線という道路が伸びている。
 ほとんどの景色が、左手に山、時に街、右手に太平洋。
 青い空に青い海、緑の山。はじめは、愉快・爽快などと
 思っていたけども、基本的に変わらない景色に
 飽きてきてしまい、日本統治時代に作られたという
 「派出所」の数を数えたりしつつ、時を過ごした。
 途中、三仙台八仙洞を見学して、花蓮に着いたのは
 夕方の6時頃。この日の移動距離は、320kほど。
 ずっとバスに揺られていた感じだ。
 で、花蓮の夜。
 ホテルで食事をして、街へ出る。
 台湾ビールを飲みながら。

 花蓮は、その昔、日本統治時代に、日本軍の基地が
 あった場所で、街のそこらかしこに日本の風情が残る。
 日本軍が建てた神社後や、日本風の瓦屋根の家などがある。
 街は、そんなに大きくないけども、夜市には
 たくさんの人が来て、夏祭りみたいな華やかさがある。
 で、台湾4日目の朝。
 花蓮ランスタート。
 ツアーガイドの林さんが、花蓮は星がキレイだと言っていたが、
 見上げると本当に満天の星空。
 オリオン座もおおいぬ座も、燦然と輝いていた。
 空を見上げながら走る。走る。
 すると、流れ星。
 夜空に弧を描いて、消えていく。なんか切なくなる。
 止まったホテルの総師大飯店から、公園路という道を北東へ。
 遠くで犬の集団が遠吠えをあげている。
 不気味・不吉・不安な気持ちになりつつも、進む。走る。
 吊り橋のある渓畔公園を過ぎて、坂道を上ったところに、
 松園別館があった。
 そこは、1943年戦争当時、日本軍の司令室が置かれていた建物。
 神風特攻隊が、天皇様の御前酒をふるまわれ、飛び立っていった場所
 らしい。
 近くで、野良犬が、吠え続けている。
 遠くの方だけど、犬のシルエットが見える。走り去る。
 次は、海岸路を行く。
 日本でいうところの134号かと思ったけども、
 特段のお店もなく、オレンジの街燈に照らされた道が
 ひっそりとどこまでも続いている。
 不意に日本の鳥居が現れた。若干、心臓がギュッとした。
 説明を読むと、統治時代、江口さんという偉い人がいて、
 台湾の高校生を甲子園に連れて行き、見事、勝利した上に、
 地元経済発展の為に尽力。その功績を称えて、鳥居を作ったとある。
 いろいろ方がいる。きっとバイタリティ溢れるエネルギッシュな
 人物だったのだろう。
 今でも、日本文化が、土地に根付いているのね。
 その後は、花蓮港の敷地内をラン。
 花蓮は、港町でもあり、大きな船に、砂利をどんどん
 積み込んでいく。ガリガリと大きな音が聴こえる。
 どういうわけか、花蓮港のゲートには、警察がいて尋問。
 何しているのだ?と、台湾語で言っている(らしい)ので、
 走っている。私は日本人だ。泊まっているホテルは、統師大飯店。
 パスポートはホテルにある。と、英語で言ったつもりが、
 ほとんど通じない。
 相手は、3人の警察官。
 なんか非常にマズイと思ったのですが、そのうち、
 パスポートはホテルにあるのだな!(と言ったと思う)
 いいよ、と言って解放されました。
 大事に至らず、よかったよ。よく解らないけど。
 心臓がギュンとした。再びラン。
 海沿いはやめて、街中へ移動。
 花蓮の繁華街へ。
 昨夜、フラついた時、行列が絶えなかった小龍包屋さんは、
 暗いうちから家族総出で、小龍包の下ごしらえをしていた。
 子供もきちんと働いている。お手伝いしている。偉いと思う。
 そうこうしているうちに、夜が明けてくる。
 美しいオリオン座やおおいぬ座が消えていく。
 朝陽が昇る頃、ホテルへ。
 距離は、10k。
 星空と日本文化と警察と小龍包が入り混じる花蓮のラン。

 で、4日目は、タロコ渓谷という大理石の産地を見学。
 タロコには、原住民のアミ族が住んでいる。
 ホリが深く、女性は非常に美しい。男性は、狩猟のできる男が
 もてるらしい。
 その後、台湾鉄道(略称:台鉄)に乗り、台北へ。
 一応、台湾一周コンプリート。台湾の面積は、九州とだいだい
 同じとのこと。
 台北からは、九分という、「千と千尋の神隠し」のモデルに
 なったと言われている北の街へいき、食事。
 山間の集落で、赤い提灯がたくさん飾られ、アジアンで
 レトロな町だったな。日本人ばかりいたけども。
 そして台北に戻り、ホテル近くの士林夜市へ。
 台湾最後の夜だけども、なんだか疲れて、場末の屋台で
 台湾ビールと、イカ焼きとカニの揚げ物なんかをつまむ。

 台湾5日目、最終日。
 朝3時起床。気合で起床。ウラーとか言いながら。
 台北ランニングスタート。
 宿泊したのは、円山大飯店という、
 昔は政府関係者しか泊まれなかったホテル。
 台北の街を見渡せる高台に建つ、その中国の宮殿風外観の
 ホテルは、487室もあってスケールがでかい。
 部屋も広く、天井も高い。ただし古い。
 ホテルの脇から、中山北路という台北の中心をゆく道路をひたすら南下。
 やはりオレンジの街燈に照らされていて、すこぶる走りやすい。
 30分ほど走ると、中正記念堂
 蒋介石総統を記念して建てられて広大なモニュメント。
 高さが70mあるという記念堂にたどり着くまで、
 入り口から500m。往復するだけで1k。
 蒋介石の大きなブロンズ像のある記念堂の中には
 入れないけども、敷地はフリーに入れる。
 とにかく広い。
 記念堂のバックに、茜色の空。そしてその上に、星空。
 そして静寂。
 宇宙、過去・現在・未来。空。
 気持ちが広がる。深呼吸をする。
 次へ。
 幅50m以上はある道路の先に、台湾総統府
 赤レンガの東京駅のような建物。
 もともと、日本統治時代に日本が建てたらしい。
 台湾統治の為の建物。
 その後、米軍の爆撃などもあったらしいが、建物は残り
 現在は、中華民国の総統の官邸として使われているとのこと。
 壊さないで、今も使っているところが台湾人も懐が深い。
 衛兵の視線を感じながら、外から眺める。
 次へ。

 今度は、台北の繁華街を北上。
 日本的なところでいえば、三越そごうなどのデパート。
 ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニ。
 マックやモスやKFCなどのファーストフードなどが
 普通にあって、外国にいる気がしない。
 台北の庶民街も走る。
 ひしめくマンションの中で、人々が、
 たくましく生きている(と思う)。
 漢字の看板が並ぶアジアンな風景が広がる。
 どこでもたくましく商売をしている。
 さらに、孔子廟へ。
 台湾全土にある孔子廟のうち、台北孔子廟
 その建築様式が、一番美しいとのこと。
 が、早朝は開いているわけもなく、門の外から覗く。
 「学問に近道なし」孔子先生はそう仰いました。
 そうこうしているうちに、夜が明ける。日が昇る。
 すっきりしたサンシャインに照らされたのが、花博公園
 太極拳をしたり、踊ったり、歩いたり、走っている人が
 たくさんいて朝から、爽やかに賑やかな公園だったなあ。
 ほどなくして円山大飯店に戻る。
 台湾の最後にふさわしい、15kのラン。
 台北は都会で、走りやすく、活気・文化・経済力が溢れている街
 と見ました。

 最終日は、故宮博物院を見学。免税店で買い物して松山空港へ。
 台湾での食事は、ほぼ円卓。
 一応、台湾料理客家料理、海鮮中華料理、
 広東料理田舎料理などと多種多様な料理を食べたけども、
 その違いはよく解らない。
 けども、炒米粉(チャオミイフェン)、鶏肉飯(ジィロウファン)、
 小龍包(シャオロンパオ)、乾焼蝦仁(ガンシャオシアレン)、
 東坡肉(ドォンポーロウ)、貢丸湯(ゴォンウァンタァン)など、
 割にあっさりの本場料理は、美味しかった。

 こんな感じの台湾ランニング。
 台湾の街を走れたし、昼間はバスの中でのんびりできたし、
 台湾の歴史、文化、経済に触れることができたしで、
 いろいろ実りのある旅でだったな。
 
 また、いつか走る日が来ることだろう。

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2013年09月28日

台湾ランニング(前篇)。

 来たよ、台湾
 4泊5日のツアー。
 台北から、台中、台南、高雄、花蓮、台北と移動する
 台湾一周旅。移動は、ツアーバスと電車。
 仕事がらみの旅行なので、フリーな時間はあまり
 ないけども、朝はフリー。
 ホホホ。ほな、走ります。

 台湾は、南北に細長い島。
 北が亜熱帯、南が熱帯だそうだ。
 行った時は、毎日、快晴続き。暑いけども
 気になる程でもない。快適。
 一日目、台北松山空港に降り立ち、
 そのまま170k移動して、台中へ。
 台中は、台湾第3の規模を誇る街。
 夜、逢甲夜市台湾ビールをグビグビ飲んで
 クールハイな気持ちのまま、翌朝、走ります。
 イエイ。

 まだ夜明け前だけども、主要道路にはオレンジの街燈。
 街はきれいで、荒れている風でない。
 日本企業も多く進出していて、なんとなく安心。
 ツアーガイドの林さんも走っていいと言っていた。
 てな感じで、外国の朝で勝手がわからないけども、
 グングンと走る。
 ホテルから、台中港路を南下すると、台中駅
 なんとなく東京駅に似ている。
 台湾では日本と同型の新幹線が走っているという。
 近くの路地では、たくさんの新聞屋さんが新聞にチラシを
 織り込んでいた。
 朝からせわしく働いている。エネルギッシュ。
 地図を片手に、台中公園へ。
 円の中央に、丸い池。
 台湾のおじさんが、裸で体をピシャピシャたたいて、
 奇妙な音が響き渡ってる。
 何という健康法かね。
 池のまわりをジョグしてもよかったが、
 孔子廟を目指す。
 台湾全土には、孔子先生を祀る建物がたくさんが
 あるが、ここもその一つ。台中孔子廟
 台湾も受験競争が激しいとのことで、
 学問の神様である孔子先生の人気はすごいらしい。
 地図のとおりに孔子廟はあったけども、
 早朝なので門は閉ざされている。
 そりゃそうだ。
 赤いレンガの塀と看板を眺めてホテルへ。
 途中、食肉市場みたいな所へ迷いこんだ。
 肉をさばき、腸みたいなのをザブザブ洗う。
 スクーターやトラックが行き交う。
 食の原点みたいな所。
 邪魔しないように、ゆっくりと歩き、
 夜が明けた頃、ホテルへ。
 13kの台中ラン。
 さしたる危険もなく、道は迷ったりしたけども、
 台中のエネルギーを感じられるランさ。

 で、昼間は、日月潭などの観光地を巡りながら
 嘉義、台南を過ぎ、高雄まで移動。
 約350kのバスの旅。
 眠る時間は十分にある。
 幸せだなあ。
 高雄について、夜、六合夜市で台湾ビールを
 グビグビ飲んで、寝ます。

 で、台湾3日目の朝、走ります。
 夜明け前。気温26度。
 熱帯に位置する高雄だけども、さほど暑くない。
 高雄は、南部の中心都市。
 貿易の都市で、高雄港では巨大なコンテナ船が行き交い、
 街も十分に発展。開発が進んでいる。
 宿泊したのが、85階建の高層ビルで君鴻国際酒店という所
 ホテルの窓から見渡し、だいたいのあたりをつけて走ります。
 民権一路、仁愛一路、青年一路などと言う
 親近感の漂う名前の道をキロ6分位のスピードで。
 高雄でも、道路は、オレンジの街燈がついているので
 意外と安心。悪そうな人は見当たらない。
 しかし、野良犬が多く、時に怖い。
 路地を曲がった時、正面から野良犬が悠然と歩いてきたので
 コースを変更して走り逃げた。
 昨夜、人でごった返していた六合夜市も走る。
 朝まで営業している店もあるけど、ぼちぼち閉まっていて、
 朝ご飯を提供する店には、行列ができていたりする。

 六合夜市から西へ約500m進むと、高雄運河。
 高雄運河は、愛河と呼ばれて、恋人達の人気スポットらしい。
 早朝なので恋人達はまったくいなくて、
 台湾のおじさんがピシャピシャ体をたたいていたが、
 ライトアップされていて、水面に映る
 赤や青のネオンが、幻想的。
 愛河を下ると、埠頭。
 真愛埠頭というらしい。
 愛が溢れている場所さ。
 昔、輸送電車が走っていた所が、ランニングコースとして
 整備されていて、快適に走ることができる。
 気が付くと、東の空が茜色。
 今日も、台湾に日が昇る。
 右手に高雄港、左手に運河の倉庫、正面に高雄の高層ビル群。
 空気は澄んで、整備されたウッドデッキのコース。
 まるで気持ちいい。
 ホテルの近くの、小学校のグランドが開放されていて、
 地元の方々が、グルグルと回っていたので一緒に走ってみた。
 高雄でも、ランニングをしている人はチラホラいたね。
 そんな高雄ラン12k。
 高雄は、街並みがきれいで、ランニングコースも
 あったりして、日本で走っているような感覚だったな。

 台湾旅行3日目は、高雄から少し南下して台湾海峡側から
 太平洋側に出て、台湾の東海岸を一気に北上。
 台東を経て、花蓮という街まで。約320kの移動。
 寝る時間は、たっぷり。
 幸せだなあ。

 こんな台湾ラン。
 まだまだ続きます。
 次回へ。


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2013年09月11日

ハッシュ藤沢ランニング。

 ハッシュ藤沢に参加。
 ハッシュは、街中を、ヘアー(野ウサギ)と呼ばれる人が
 ハッシュ(小麦粉)をまきながらコースを作る。
 そしてポイントごとに、チョークでメッセージを
 残していく。
 我々は、そのハッシュやメッセージを頼りにヘアーを
 追いかけて走り、やがてゴールに向かう。
 だいたい10k程度のコース設定。

 夏もひと段落した初秋の午後。
 藤沢駅を降りると、地面にチョークのメッセージ。
 それは集合場所を示している。
 公の場所に、落書きみたいなこと
 していいのか疑問だけども、
 まあ仔細なことなのかもしれない。
 矢印にそって集合場所に行く。
 藤沢駅近くの涼しい公園だった。
 ハッシュの参加者は、半分以上が外国人だ。
 聞けばいろいろな職種の方が来ている。
 集合時間には続々と人が集まってきて
 おおよそ50名超。

 ヘアーの人が、笛を吹いてスタートしていく。
 我々は、10分ほど後からスタート。
 最初は、ガヤガヤドヤドヤと街中を歩いていく。
 そのうち先頭あたりからパラパラと走り出す。
 見ていると、けっこう、いろんな方向へ散らばって
 真剣にハッシュを探している。
 誰かが、ハッシュを見つけて、「ONON(こっちだぜー)」と叫ぶと
 そちらの方角へ、みんなで走っていく。
 笛を吹いて知らせるなんて事もあるらしい。
 街中なら何事かと思うはず。
 後ろについていけば、話は簡単なのだが、
 それでは、あまり面白くないので、
 道を切り拓く役割をしようじゃないかと、
 まだ2回しか参加していない私だが、生意気に
 先頭グループの後ろの方についた。

 で、この先頭グループ。
 日本人と外国人が混じっていたが、
 意外と経験値が高いらしく、
 メッセージを無視する。
 最初は、藤沢駅から、境川沿いを下って
 行ったが、ある場所に「back to bridge」と書いて
 あったのに、なぜか、それを無視。
 今日は、藤沢スタートだから、ゴールは江ノ島に
 違いないと推測して、戻らずに前に進んでいく。
 私としては、「戻るべきだ」と思ったが、
 確かに江ノ島あたりがゴールに丁度いいな、
 それなら、このまま真っ直ぐ進んだ方が
 合理的だなと、あろう事かルールを無視して
 一緒に進んでしまった。
 しばらく境川沿いを進むと、
 チョークのメッセージ。
 「ほら、我々はショートカットできたよ」
 「本隊は、たぶん山沿いを走ってここに着くのだろうね」
 と、他のメンバー。
 結果オーライということか。
 で、また、江ノ島をめざして、今度は藤沢街道をひたすら走る。
 ハッシュは、まだ一度も見ていない。
 けども、江ノ島がゴールだと思っている我々。
 ひたすら走る。
 ハッシュがないことで、
 コース的には間違っていることは確実だけども進む。
 こうなると、後には戻れない。
 悔やんでも後の祭り。
 やはり主体性のある判断は重要だななどと考える。
 江ノ電の江ノ島駅のところから、洲鼻通りを下り、江ノ島へ。
 初秋だというのに、人でごった返していた。
 これだけ人がいると、ゴールに設定しずらいのではないか
 と判断し、今度は、単独で、腰越の方へ走る。
 路地の先を、参加メンバーが横切ったりすると、
 ホホホ頑張っているなあとうれしくなるのだけど、
 あてずっぽうで走っているので、彼もハッシュを
 見つけられない。

 時間も随分過ぎてきたので、結局、一緒に参加した、
 たかさんに電話してルートの教えを乞うた。
 正式には藤沢から鎌倉山の住宅街に入って、
 緑のプロムナードという静かな道を東に走り、
 七里ヶ浜方面へ向かっているということがわかった。
 それなら、おそらくゴールは、稲村ケ崎公園だ。
 また、あてずっぽうでゴール設定。
 懲りていない。
 電話を使うのは、ハッシュ的にNGのような気が
 するが、迷子なので仕方ない。
 134号線から山側を見つめる。
 きっとみんなはあの緑の中を走っている。

 渋滞している134号線を東に向かってひたすら走る。
 午後の照り返しが、まぶしい。
 暑いけども、潮風が心地いい。
 海に入っている人達が気持ちよさそう。
 七里ヶ浜を超え、稲村ケ崎が近づいてきた。
 目を細めると、ハッシュメンバーらしき人達が見える。
 イエイ。ゴールに違いない。
 結局、稲村ケ崎公園がゴールだった。
 江ノ島で別れたニセの先頭メンバーも後からゴール。
 正式なルートの距離は、9.6kとのことだけど、
 私は、遠回りしたり、迷ったりしたので、10kオーバー。
 時間は、90分位かかったのかしら。
 ハッシュを一度も見ないでゴールなんて、
 何しているの?と真顔で言われたら返す言葉がないが
 まあ、いいさ。
 気持ちのいいランニングだった。

 ゴールには、冷たいアメリカンビールやら、
 ディップ付チップス、ポップコーンが用意されている。
 そして、ハッシュのイベントとして、downdownsと呼ばれる
 集会があって、初参加の方の紹介やら、
 回を重ねている人の表彰だとかが行われる。
 英語でしゃべっているのでよくわからないけども。
 陽気なアメリカ人たちは、上半身裸になり
 歌い、笑い、海につかって「オウ、ジェリーフィッシュ!!」などと騒ぐ。
 ハッシュのいいところは、街中を走った後に、おいしいビール飲める事だけども、
 日米問わず、けっこうご高齢の方々も走っていて、元気をもらえる所もいい。
 後、なぜかテンションが高く、まくしたてるような英語を
 聞けるところもいい。ほとんど聞き取れないけども。

 そんな稲村ケ崎公園で、
 去りゆく夏を惜しみ、江ノ島の先に沈みゆく夕陽を見ながら、
 暗くなるまでビールを飲んで、話して、帰ってきた。
 ご一緒させていただいた、こーさんやたかさんは、
 更に藤沢の街で一杯やっていったようだ。

 次回は、鎌倉。その次は高尾でやるらしい。
 

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2013年09月07日

秋のレースに向けて。

 9月。初秋。
 夏が過ぎて秋が訪れる頃。
 なんだかんだで、8月の走りは、358q。
 去年の8月が292qだったので、
 私にしては走った方。
 だけれども、ハッシュだったり、長野だったり、
 弓ヶ浜だったり、長津田の高尾山だったりと
 のんびりゆったりと走っているので、
 走力的にはそれ程アップしていないだろう。

 10月は、いよいよハセツネ
 11月には、湘南国際
 気持ち膨らむレースが続く。
 しかし、対策・準備・練習的に充分でない。
 ハセツネの試走も行けていないし、
 30k位を真剣に走るみたいな練習もしていない。

 しかし、先日は、久しぶりに高尾山に行き、
 トレイルを思う存分走った。
 蝉が急に鳴きやんで、静寂に包まれるトレイルは
 真に気持ちいいのだけど、体力・スピード的に
 イマイチなんだよなあ。
 あくまで自分の中の基準なのだけど、
 踏ん張れなくなっている。

 ロードはというと、
 先日、久しぶりに皇居に行き、4周程走ったけども、
 スピードが持続しない。
 自分よりちょっと速い人の後を、少し離れて走ったら
 竹橋からの坂で、ついていけず、グングンと離された。

 なかなか儘ならないが、
 ハセツネも、湘南国際も、すごく楽しみだ。
 いろいろなことにとらわれていたら、
 前には進めない。
 とりあえず気持ちよく走れたら
 スペシャルだもの。
 あまりこだわらず自然体でレースに臨むことにした。

 来週から、しばらく台湾旅行。
 仕事がらみではあるけども、
 走る時間はあるだろう。
 治安はいいのかな。
 ネットリと暑いらしい。
 台湾ランニング。
 海外だと、ちょっと不安ではあるね。
 フフフ。


 
posted by hide at 07:19| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月28日

そしてまた弓ヶ浜ランニング。

 南伊豆は、弓ヶ浜へ海水浴。
 3泊4日。
 そろそろ涼しくなってきたけども、
 行った時は、まだ夏が元気。
 暑い。太陽光線直射。
 昼間は、海で戯れ、シュノケーリングを楽しみ、
 潮風に吹かれながら、遠い水平線を
 目を細めて見つめている。
 夜は、ビール片手に食事、花火、温泉。
 ホホホなどと言って喜んでいるうちに、
 無意識になり就寝。
 そして起きるは、午前3時。
 家族がスヤスヤと寝ている頃、
 ガサゴソと準備して、そっとドアから
 抜け出すと、ランニングタイム。
 イエイ。
 もともと自由だけども、
 さらなる自由を獲得した気持ちになる。
 ホホホ。

 2日目の朝、弓ヶ浜から青野川をさかのぼり、下賀茂温泉まで行って
 折り返し。10キロのラン。
 3日目の朝、弓ヶ浜から136号、銭瓶峠を抜けて吉佐美海岸、
 田牛海岸、タライ岬と海岸を走り弓ヶ浜に
 戻ってくる、14キロのラン。
 4日目の朝は、3日目と同じコース。14キロ。

 弓ヶ浜界隈は、過去何回か訪れていて、
 いつも似たようなコースを走っている。
 経験というものは心強いもので、コースを知っていると
 暗闇でも、夜明け前でも、人がいなくても怖くない。

 夜明け前にキリリと輝く満月。
 不意に現れる小さなカニ。
 アップダウンの激しい峠の暗い道。
 静かに明ける空のグラデーション。
 広がる大海原。
 静かに寄せる波、激しく寄せる波。
 彼方の伊豆七島。タンカー。空飛ぶ鳥。
 ひっそりとした海岸沿いの町。
 漁に使う朱色の網。
 波に浸食された奇岩、洞穴。
 パッションオレンジの朝陽。
 潮騒の反響。
 潮風。
 誰もいない砂浜。
 ウバメガシに覆われたトレイル。
 龍宮窟の芸術的な地層美。
 ジオ的景観。
 タライ岬。
 そして弓のように綺麗な曲線を描く弓ヶ浜。

 スピードとかタイムを気にしないで
 好きなようにラン。
 いろいろなことを想う、考える、感じる。
 いろいろな世界・情景・風景を見る
 我ながら良い時間だと思う。
 朝から、うれしく思う。

 で、走り終わったらゆっくりストレッチ。
 そして深呼吸。
 このストレッチと深呼吸が、最近、
 妙に気持ちよく感じるのだけれどもなぜか。
 まあ、いいか。

 部屋に戻ったら、温泉へ行く。
 弓ヶ浜温泉は、ツルツルとした無色透明・
 無味無臭のアルカリ泉。
 さっぱり、すっきりとする。
 そして部屋に帰ると、花やノンが起きている。
 海にすぐにでも飛び出していきたがる。
 ホホホ。
 本番は、これからなのさ。

 夏はいいな。
 
 
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2013年08月12日

ハッシュランニング。

 ハッシュというランニングイベントに参加。
 ハッシュは、ヘアーと言われる人が、街や山の中で、小麦粉
 (これをハッシュというらしい)やチョークで痕跡を残しながら進み、
 我々がその痕跡をたどりながら、ゴールを目指して走るというもの。
 ヘアーの方は、我々の13分前にスタートして、街の中へ消えていく。
 我々は、後から、ドヤドヤとスタートして、それぞれがゴールを
 めざして走る。
 イギリス人が考案したイベントとのことで、
 参加者は皆、ランナーだけども、半分以上が外国人。
 老若男女日本海外多種雑多。
 国際色は豊かだ。
 ゴールでは、皆でランを称え、ビールで乾杯する。
 舞台は、基本的には、近所の街中。
 今回は、小田急線の鶴巻温泉駅に集合だった。
 こーさん、たかさん、さとちゃんぽんさん、
 オキさんに連れられ、私は、初参加。

 駅の改札を出たところに、チョークで
 子供の落書きのような矢印が書いてある。
 その矢印をたどっていくと集合場所。
 折からの猛暑炎暑で、
 こんな日は走るものじゃないと皆さん言っていたが、
 続々とメンバーが集まってくる。
 外国人の皆さんは、特にテンションが高い。
 英語と日本語で、ルール説明を受けてから、
 いよいよスタート。
 気温は、40℃近い。
 走り始めたら、クラクラした。
 けども、幸い、今回のコースは、鶴巻温泉近くの
 弘法山トレイルを通るルートらしかった。
 街中を走るよりは、木陰の分だけ涼しいはず。
 所々に、ハッシュがまかれている。
 それがあればコースは正しい。
 「TB」とか「ONON」などと道に書かれている。
 公道に、小麦粉をまいたり、チョークで落書きを
 するのは、問題がなくはないのだろうけども、
 まあ、いいか。

 弘法山のトレイルは、走りやすかった。
 だんだん集団がばらけて、メンバーの姿が見えなくなると
 コースが正しいのか不安になってくる。
 分かれ道では、メンバーが二手に分かれて
 ハッシュを探しにいったりしていた。
 正しいルートがわかると、後進の為に、
 山の中の標識とかに、チョークでサインを残す。
 まあ、問題がなくはないのだろうけども、
 それはそれだ。
 弘法山のトレイルを抜けると秦野。
 街中は、ギラギラの太陽が照りつけて容赦なく暑い。
 前を走るメンバーになかなか追いつけない。
 むしろ離される。
 体力は相当奪われているらしくヨレヨレだ。
 やはりこんな日に走るものじゃない。
 秦野駅近くの川を渡ると、道路に、
 「BEER NEAR」と書かれていた。
 このメッセージがあるとゴールが近い。
 よくわからないけども、秦野駅近くの公園が
 ゴールだった。
 1時間程の灼熱ラン。
 ヘアーの方、スタッフの方々とハイタッチして
 水道で水浴び。
 今まで走った中で、最も暑い時のランだと思われる。
 水をかけてもかけても暑かった。

 皆それぞれのペースで走り、続々とゴール。
 さすが皆さんちゃんと心得ているのか、
 熱中症になる方はいなかった。
 ゴール会場には、大人4人でやっと持ち上げられる位の
 大きなクーラーボックスが3つあって、
 そこに冷えたバドワイザーにミラーにクアーズ、
 ハイネケン、コーラ、モンスター、マウンテンデューなどが
 ギッシリと入っている。
 それらを好きなだけ飲んでいいとのこと。
 オイオイ。
 すごいじゃないか。
 ということで、皆さんとランの健闘を称えつつ、飲む。
 日も傾き、いい感じの夏の夕暮れ。
 ミラービールをたくさん飲んだ。
 うまい。

 外国人の男性などは、皆、上半身裸になってくつろぐ。
 マッチョな人が多い。
 一部のメンバーは、公園の横にあった川で水浴び。
 日本人女性ランナーも入っていた。
 結構、勇猛な感じだよ。
 ちょっとしたバカンスを楽しんでいるようだ。
 初参加の私は、一応皆さんの前で、ご挨拶。
 DownDownという儀式らしい。
 しかし、ちゃんとした挨拶ができるのは、
 ハッシュに5回以上参加しないとダメらしい。
 司会の女性のアメリカ人に、
 仕事は?住んでる場所は?などと英語で聞かれた。
 その気になれば、英語圏の方がたくさんいるので
 英語トレーニングにはなる。
 今回の私は、初めてということで様子見していたけども。

 というハッシュ。
 次回は、高尾で開催するとのこと。
 おいしいビアを飲むために走るというコンセプトの
 国際的イベント。
 楽しいことを考える人達がいるものだ。

 
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2013年08月01日

伊豆下賀茂弓ヶ浜タライ岬ランニング。

 南伊豆は、下賀茂温泉へ家族旅行。
 一泊二日。
 みんなが寝ている早朝、走ります。

 前夜、夜中に伊豆は雨が降り、
 放電現象、雷、稲妻、稲光。
 あまりに明るくて
 目が覚めてしまい、家族で夜空を見上げて
 ウヒョウヒョ言っていたのだけども、
 朝には雨も上がり、涼しくなって絶好のラン環境。
 イエイ。
 
 そっと旅館を抜け出して、青野川沿いの
 遊歩道をスタート。
 時折、小さな蟹がカサカサと道を横切り、
 そのたびに踏みそうになり、ウギョーなどと
 言って走りますが、伊豆の朝は気持ちがいい。
 深い緑、しっとりとした空気、すでに鳴いている蝉の声、
 鳥の声、包まれている環境が気持ちをリラックスさせてくれます。
 3kほど、青野川を下ると、弓ヶ浜。
 弓ヶ浜には、昨年も遊びに来た。
 この浜は、伊豆随一と言われる美しい白浜で、弓状の海岸線が
 2kほど広がっています。
 
 朝、早いので誰もいない。
 波の音が静かに反響しています。
 独り占めの弓ヶ浜の砂浜を、ゆっくりしっかりと走ります。
 弓ヶ浜から先は、太平洋のパノラマが見渡せるタライ岬への
 トレイルが始まります。
 ちょっとした山道。
 ウバメガシという植物が茂るトレイルを行きます。
 両脇に生えたウバメガシは、トンネルのように茂っていて、
 まるでトトロテイスト。
 2k位アップダウンを走ると、タライ岬
 270度くらいのパノラマ太平洋。
 伊豆最南端の石廊崎、風力発電の大きな風車、伊豆七島、
 漁船、空に太陽などが、見渡せる。
 気持ちいいね、それは。
 目を細めて遠くを見て、大きく深呼吸。
 広がる気持ち。集中する思い。
 
 そこからは、折り返して、旅館へ帰ります。
 時間は、6時位かしら。
 朝走るときは、いつも思うけども、
 けっこう贅沢な6時を過ごしてると思うなあ。
 10kほどのラン。

 部屋に戻ると、花とノンがすでに起きていて、
 旅館にある家族風呂4つ(家族風呂は、全部で7つ位
 あったのではなかろうか)
を一緒にハシゴ。
 朝から元気です。
 その後食べた、朝ご飯がとても美味しかった。
 うれしいことです。
 イエイ。

 また走りたい。

 



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