2016年11月19日

サル年7月ランニング。

 初夏。
 7月上旬。
 朝4時40分、家を出る。
 走るのが心地いい季節だ。
 とりあえず、境川沿いに出る。
 ここを走るのが好きだ。
 川が穏やかで、鯉とか鷺、カモなんかがいる。
 川の両脇には田園風景が広がっていて、丘のような山もある。
 走っていると、まるで牧歌な気持ちになり、
 のんびりと弛緩する。
 私が走る時間帯には、ランナーは少ないけど、
 ピークな時間帯は、けっこうなランナーが走っていて
 カラフルな感じになったりする。
 そんな境川を、ひたすら下っていくと、
 やがて江ノ島に着くのだ。
 だいたい25km位。
 トコトコ走って、陸から海までたどり着く感覚が、
 胸踊ると言うか、ワクワクすると言うか、
 なんともいい。
 暗いうちに家を出て、海が近づくにつれて、
 白々と明けてくる空を眺めながら走るというシチュエーションもいい。

 今日は、風が強かった。向かい風だった。
 頑張ってガシガシと走るけれども、そのうちバテた。
 藤沢を過ぎたあたりから、辛くて、
 ボテボテと走った。
 しかし、やがてゴールの江ノ島。
 境川が太く立派な川になって、その水が滔々と
 相模湾に流れ込む場所。
 江ノ島の西浜にて、深呼吸。
 風が強くて、海は荒れて黒く、サーファーが波と格闘している所を眺める。
 私も中央林間から走って来たのだぜ!ナ。
 と、一瞬思い、リ・フレッシュな気持ちになって
 江ノ島ランニング終了。なんだかんだの28km。

 7月中旬。
 二子玉川ランニング。
 二子玉川駅をスタートして、多摩川沿いを下る。
 河川敷では、野球、ラクロス、サッカー、ゴルフ、ランニング
 ウォーキングを皆が楽しんでいて、良い。
 そんな健全な開放感の中、走るのは気持ちいい。
 まあ、とにかくのんびりと走る。
 途中、浅間神社。
 神社は高台にたっていて、
 多摩川の向こう大山あたりも見渡せて、風が気持ちよくて、
 風水的に見ると、とても運気の上がる場所だと思う。
 風水のことはよく知らないけども。
 そして、田園調布の街中を走る。
 いやあ、綺麗で美しく大きな家が並んでいるなあ。
 いいなあ。この世の富は偏っているなあ。
 街にある公園の名前は、「宝来公園」。
 そこにある宝来池には、亀が悠々と泳いでいた。
 「宝来、宝来、ほうらい、宝よ来い」と唱えながら走る。
 なぜに、田園調布を走るのか、よくわからないが、
 まあ、トコトコと走って、再び、多摩川沿いに戻り、
 二子玉川ライズまで走った。
 距離15k。
 
 そんな7月のランのトータルは、168k。
 土日は、きちんと走ることができました。
 しかし、もっともっと走りたい。

 
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2016年10月26日

サル年6月ランニング。

 6月上旬。
 私は、静岡県は浜松にいた。
 夜、和牛サーロイン、鯛めしなどを贅沢に食べた後、
 お腹が膨れて、厭世的になったので、走ることにした。
 浜松ランニング。
 夜に走る。
 まず、ホテルの近くの浜松城へ。
 浜松には、今年の3月も来たが、走ったのは今回が初めて。
 ホホホホ。
 知らない街を走るのは、嬉しい。
 かつての家康の居城浜松城は、出世城として有名だ。
 暗闇の中、浜松城の階段を、ガシガシと駆け上る。
 お腹がいっぱいなので、スピード遅い。
 若き日の家康像という銅像の前で、出世を誓う。
 浜松城は、小さいながらも城壁が頑強な感じで
 格好いい。
 そして、浜松の盛り場である、有楽街の方へ。
 通りには、大型カラオケ店が立ち並び、
 みんな楽しそうに歩いている。
 私は、知り合いもいないので、黙々と走る。
 邪魔にならないよう注意しながら。
 巨大なJR浜松駅を抜けて、南下。
 馬込川という風情のある川が流れていて、
 その川沿いの道が走るのにちょうどよさそうだったので、
 しばし走る。静か。
 そして、213mという静岡で最も高いアクトタワー浜松、脇を通りホテルへ。
 10km。
 
 で、翌朝も浜松ランニング。
 ホテルから、有楽街。まだ、飲んでる若者達。
 JR浜松駅を超えて、中田島街道という道を南下。
 5k程走れば、海に出るはずだ。
 そして、そこには、中田島砂丘が広がっているはずだ。
 中田島砂丘には、海ガメが卵を産みに来るらしい。
 心踊りつつ、キロ6分ほどのスピードで、
 直線の中田島街道をひたすら走る。
 やがて、中田島砂丘があった。
 海が広がっていた。遠州灘だ。
 空から、雨がパラパラと降ってきた。
 中田島砂丘は、その名のとおり、砂の丘だった。
 砂が丘のように堆積して、丘の向こうにも
 丘が続いていた。
 飄々とした気持ちになったが、初めての砂丘を
 走ってみる。
 走りにくいけど、なんか楽しい。
 砂浜を走るのと変わらない。
 海ガメはいなかった。
 その代わり、海ガメのハリボテがあった。
 海ガメは、ここ遠州灘で産まれ、太平洋を渡り、
 アメリカ灘周辺で過ごし、再び、太平洋を渡り、
 次はオーストラリア灘で過ごし、卵を産みに
 遠州灘に帰ってくるそうだ。
 おおお、すごい。海ガメの驚異的な生態。
 活動領域が広い。広すぎる。
 と驚き、引き返して、中田島街道を一気に
 ホテルへ向かって走った。
 海ガメに感動した浜松ランニング18k。
 イエイ。 
 
 6月中旬。
 私は、大阪にいた。
 朝、5時前。
 JR大阪駅近くのホテルを抜け出し、大阪ランニング。
 大阪マラソンは走ったことはないが、大阪はよく走る。
 雨がパラパラと降っていたが、関係ない。
 巨大なJR大阪駅から、北新地を抜ける。淀屋橋を渡り、
 御堂筋を南下。
 朝のオフィス街は、だれもいなくて、走りやすい。
 船場を超えて、心斎橋筋。
 アーケードでは、若者が寝ている。
 だんだんと雑多になってきて、道頓堀。
 グリコも、カールおじさんも、つぼらやのふぐも、
 食い倒れ人形も、ケバケバしい。
 吉本も、NMB48も、法善寺横丁も、
 コテコテだ。
 なんだか日本でないアジアの片隅の栄えた街という印象。
 若者の邪魔にならないように走って、日本橋(にっぽんばし)電気街。
 人のいない黒門市場のアーケード。食の多様性を感じるなあ。
 で、偶然、真田山という街を通りかかる。
 坂がいいなあと思っていたら、今、NHK大河ドラマで演っている
 「真田丸」跡地があった。
 この地に、真田幸村は真田丸を築き、徳川と戦ったのか。
 大阪城から、随分と離れていて、当時の戦の規模の壮大さに驚く。
 で、そのまま大阪城へ。
 大阪城公園は、広く、爽やかだ。
 大阪城天守閣の下では、歌うたう人、笑い続ける人、踊る人と
 朝から非常に賑やかだ。平和。
 大阪城を出て、天満橋へ。
 そこから中之島公園。
 堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島公園は、バラなんかも
 植えられていて、非常に美しい公園。
 走るのも、気持ちいい。
 で、大阪証券取引所や、中之島公会堂なんかの脇を走りつつホテルへ。
 気がつけば、19kmの大阪ランニング。 
 
 で、まだ終わらない。
 翌朝も走る。
 朝しか時間がないので、早起きして走る。
 これがキツイようだけど、私は楽しい。
 ホテルから、北新地。
 仕事終わりのホステスさんが歩いている。
 艶めかしい雰囲気が、すごいなあ。
 日銀大阪支店の前を通り、また御堂筋を南下。
 今や、まるで無縁のファッション街、アメリカ村を走る。
 ビル一面に大きな絵が描いてあったりして、アート感が溢れている。
 よくわからないけど。
 そこから、宗右衛門通り。
 ここは、北新地と違い、若い金髪のホストなんかが
 まだ、客の呼び込みをしている。
 朝だっていうのに、まったく狂っている。時間感覚が。
 そのまま、再び、道頓堀を抜けて、今日は、天王寺あべのハルカス方面へ。
 天王寺のあたりは、大阪の寺町で、落ち着いた雰囲気が漂う。
 坂も風情があり、源智寺坂とか日縄坂とか名のある坂があった。
 聖徳太子を祀る四天王寺も通過。とても広いお寺だ。
 やがて、あべのハルカス。高さ300m。日本イチ高いビル。
 見上げるだけで、のぼったような気になる。ホホ。
 で、天王寺公園を抜けて新世界へ行こうと思ったら、
 茶臼山という場所に出る。
 見れば、真田幸村終焉の地とある。そうなんですね。へー。
 昔は、本当に、鎧兜つけて戦争していたのね。へー。
 と改めて思い、新世界へ。
 通天閣に、つぼらや、ビリケンさんの像がやたらとある。
 ガチャガチャゴチャゴチャと人情味が溢れている。
 走りもいいけど、飲みもしたい。
 で、再び道頓堀方面へ。
 しばらくはランに集中して、モクモクと走り、道頓堀。
 東から陽が差してきた。さっきまで暗かったのに、いつの間にか太陽も高い。
 御堂筋も集中して、シュッシュッと走る。
 最後に、JR大阪駅近くのお初天神にお参りして、ラン終了。
 今日の大阪ランニングは21km。
 走るだけだけど、気持ちいいし、楽しい。
 また、走りたい。 

 そんな6月のランは、月間トータル149km。
 少ない。実に少ない。
 走力は落ちるばかりだ。 

 
 
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2016年09月08日

サル年5月ランニング。

 5月中旬。
 7年に一度の奇祭、御柱祭りが行われている諏訪の街を走る。諏訪ランニング。
 朝の4時15分。ホテルを出て、諏訪湖畔を静かに3k。
 徐々に明けていく夜。波の音が微かにする。
 スピードはゆったりだ。
 湖畔を離れ、諏訪大社秋宮への坂道をわさわさと行く。
 走力が落ちているので、つらい。
 街の中の沿道には、よくわかないが、ヒラヒラとした
 銀色金色七色のテープがデコレートされていて、
 お祭りムードを盛り上げている。ささやかにだけれども。
 そして、諏訪大社秋宮。
 早朝なので、流石にお祭りはしていなかったが、
 お宮の横に、御柱をたてる巨大な穴が掘ってあった。
 祭り自体は、一度も観たことはないので、いつかは
 観てみたい。
 今回も、諏訪にはいるにはいるのだが、祭りは観る時間がない。
 しかし、巨大な御柱が格納されているところは見た。
 御神木という感じがした。
 秋宮から、旧中山道を走る。
 この道、緩やかにカーブがあり、両脇に温泉宿が並び、
 湯煙がたち、非常に風情がある。
 走っていて誠に気持ちいい。
 そして、諏訪大社春宮。秋宮とまるで同じ形をしている。
 相似形なのだ。ここにも、御柱の穴がある。
 さらに進むと、万治の石仏
 川のせせらぎに包まれて、深緑の緑に包まれて、
 万治の石仏様は、鎮座している。
 その佇まいは、最高だ。
 とにかく不思議なお姿をされている。
 岡本太郎も祈ったように、「よろずおさまりますよう!」
 と祈り、来た道を引き返す。
 諏訪湖に戻ったときには、陽も高く上がり、
 湖面一面、シャインな感じ。
 眩しさに包まれてホテルへ。
 そんな16k。
 いいランだ。 

 5月下旬。
 長野県小谷村を走る。小谷ランニング。
 標高850mにある山田館から、早朝、スタート。
 空は、雨模様。しかし、まるで気にならないレベル。
 澄んだ空気を吸いながら、坂道を走る。
 ヘロヘロだけど、ガシガシ上る走る。
 走力が落ちていて悲しくなる。
 旅館から5kほど上ると、百名山雨飾山の登山口だ。
 そこからは、山頂へは4k。歩いて3時間とのことだ。
 時間があれば、分け入って進んでいくのだが、
 如何せん、時間がない。
 引きかえして、下り道を、物凄いスピードで走り、宿へ。
 トータル10kのラン。
 気持ちもいいこと限りなし。
 山田館には、温泉が湧いている。
 武田信玄の家臣が見つけた秘湯とのことだ。
 鉄の香りのする、そのお湯は、熱過ぎず、まるで
 心地いい。気持ちいい。
 ラン後の、穏やかな疲れを癒してくれた。
 山田館では、岩魚、山菜、筍などをいただいたが、
 どれも素朴な美味しさがあった。
 いいところだ。 
 しかし、冬には4mの積雪があるとのこと。
 どうやって生活しているのかな。
 
 そんな5月のトータルラン距離は、130k。
 もっと走れってーの。

 
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