2016年08月17日

サル年4月ランニング。

 4月だ。
 うれしい。
 辺り一面に桜が咲くからだ。
 桜の花を見ながら走るのは、
 なんとなく気持ちがハラハラして、切なくなるが、
 春爛漫な感じは、とにかくうれしい。

 ということで、4月前半は、
 桜ランニング。
 目黒川に匹敵すると地元の人は言う恩田川の桜。14k。
 3kmもの直線道路脇に、桜のトンネルが続く海軍道路。16k。
 翌日も、同じ海軍道路。15k。
 そして、境川の白い桜を見ながらの14k。
 翌日も、同じ境川の白い桜ランニング13k。
 白い桜は、珍しい。
 とにかく桜を求めて駆け巡ってみた。

 次のランは、伊香保温泉。
 群馬県の秘湯だが、そこを走れることは喜びだ。

 仕事だったけども、伊香保温泉の静かな朝に、坂道山道ラン。
 ホテルから坂道を下る。
 あー、また、上らないといけないのだなあと思いながら下る。
 4k程、無目的に下り、反転。
 そして、4k程、ウハハと駆け上る。
 榛名街道という味な名前の街道に出て、長峰台展望台。
 山間にたたずむ伊香保温泉街全体を見渡せる素晴らしい展望台だ。

 そして、来た道を伊香保温泉まで戻る。
 薄い朝霧に包まれる榛名街道。
 いいなあ。

 で、伊香保温泉と言えば、石段だ。
 最近整備されて、365段の階段となった。
 当然の如く、駆け上がりダッシュ。
 若いのさ。気持ちだけは。
 ウハハと言いながら、なんとか365段走り切り。
 が、まるで、ダメだった。体力がない。
 石段の先に、伊香保神社。
 由緒正しい歴史ある神社だ。
 ようやくたどり着き、襟を正してお参り。
 ありがとうございます。
 さらに、その先に、ラドン発見の地というものがある。
 よくわからないけど、伊香保温泉といえばラドンなのだ。
 温泉飲泉所があり、ちょっと飲んでみたが、
 ラドンの香りがした。
 温泉が滾々と湧き出していて、なんだか
 気持ちのいい場所だった。

 そんな伊香保温泉ランニング11k。

 で、翌日が第18回長野マラソン。
 伊香保から移動して、長野にて前日受付。
 その足で、関西ランナー界の雄、おっとーさんのランニングミーティング
 に参加させていただく。
 長野駅前のお蕎麦屋さん「御代田」
 集まったのは、おっとーさん、たのくるさん、山ちゃん、おふみさん、
 おふみさんのオランダ人のだんなさん、You_hiro_Ayaさん。
 長野マラソンを走ろうと皆さん、わざわざ長野まで来たのだ。
 翌日が、フルマラソンなので、飲むわけにもいかず、
 決意表明してお開きとなったが、なんとも貴重な時間。

 そして、いよいよ第18回長野マラソン
 初参加。
 天気予報では、雨だったけど、
 なぜか、雨は降らないようだ。
 しかし、風が強く、雲がうねっていた。
 筆ではらったような雲だ。
 スタート前には、昨日のランナーメンバーに加えて、
 プロシードさん、ロボッチさん、ミソラさん、あやたさん、りょうたさん、
 だれやねんさん、zakiさん、サトウさんなど、なんだか凄いメンバーが集まっていた。
 私はといえば、今年は、まるで走っていなかったので、
 レースプランも何もなく、ただ、これから
 フルマラソンを走るという高揚感に包まれていた感じだ。

 で、スタート。
 強風の為、スタートゲートは撤去。
 エリアは、E。
 直後は、まるで元気。スイスイ進む。
 そりゃそうか。
 長野マラソンは、1998年に開催された長野オリンピックの精神を
 継承しようと始まったもので、
 コースは、オリンピック施設である、エムウェーブ、ビックハット、
 ホワイトリンクを巡り、ゴールが長野オリピックスタジアムで、
 まさに、オリピック精神の継承だ。
 途中、一生に一度は参ろうの善光寺の表参道、
 牧歌を絵に描いたような千曲川の土手を走る。

 最初は、元気だった。
 そりゃそうだ。
 5k地点の善光寺表参道も元気だった。
 12k地点のエムウェーブも元気だった。
 このままいけば、いい。
 このまま淡々とゴールまでいければいい。
 と、そう思った瞬間、異変が起きて、急に身体が重たくなった。
 分析するに、スタミナ切れ。
 練習もしないで、フルを走ろうというのが甘い。
 キツクてキツクてスピードを落とさざるを得ない。
 パワージェルを飲んでも、バナナを食べても、
 梅干しを食べてもダメだった。

 さらに、天候が荒れまくった。
 強い風が吹いてきたかと思うと、横殴りの雨が降り出す。
 横殴りの雨が続き、悲しくなったが、やがて、雨は止む。
 けれど、次は、劇的に天候が回復して、青空。太陽光線照射。
 ストレートな直射が、どんどん体力を奪う。
 人生スクリーミングだ。
 風も、雨も、曇りも、晴れも一度に来た。
 フラフラになった。

 38k地点で、ホワイト。
 千曲川の土手を走っている時だ。
 音が消え、視力が落ち、走っている感覚がなくなった。
 ぼんやりと違う世界を浮いているように走っていた。
 なんだか、今でもわからない。
 極度の疲れから生じる幻想なのだろう。

 が、しかし、しばらくして現世に戻る。
 しっかりしろと鼓舞して、ゴールをめざす。
 ふと見ると、だれやねんさんが前を走っていた。
 彼は、元気で、異常にテンションが高く、ジグザクに進んだり、
 後ろ向きに走ったり、大声を出したりしていた。
 これも幻覚か。幻か。
 なんだか、ものすごく楽しそうだった。

 で、前進。ひたすら、前進。
 精進。

 コースには、千曲川の桃畑が広がっていた。
 雨上がりのクリアな青空に、一面の満開のピンクの桃の花。
 桃源郷はこんなところなのだろう。
 身体はキツく、意識が朦朧としているが、その色は覚えている。
 綺麗。怜悧。

 千曲川の土手を過ぎると、ゴールだ。
 オリンピックスタジアムまで、2kの直線が続く。
 しぼりきっても、まるでスピードは上がらない。
 が、ゴールは近づく。
 応援の人が多くなってゆく。
 女子学生が、ボンボリを持って応援してくれる。
 沿道でも、雨にもかかわらず、すごく応援してくれたな。
 みんな笑顔。鳴りやまない声援。
 強烈な太陽。鮮烈な太陽。燦然たる太陽。
 走れ、私。

 夢の世界にいる感じで、オリンピックスタジアムへ。
 トラックを回って、ゴール。
 イエス。
 ゴール直後、グランドに倒れ込んだ。
 今までにないことだ。
 相当、走力が低下している。
 空を見上げて、呼吸を整える。
 疲れに疲れて、起き上がれなかった。
 太陽が、とにかく眩しかった。

 しばらく仰向けに倒れていたが、なんとか立ち上がり、
 長野マラソンホスピタリティの象徴のおしぼりをもらう。
 当座の汗を拭きとるのだが、それが、気持ちいいのなんの。
 生き返る感。活力が蘇ってくる感。
 不思議だ。

 先にゴールした人、後にゴールした人、
 応援に回った方々、
 知り合いの方に、たくさんお会いした。
 みんな笑顔だったのが嬉しい。
 ゴールは、嬉しい。
 ありがとうございます。
 
 で、帰り路。
 相変わらず変な天気で、凄まじい風が吹いていたのだが、
 ふと見ると、ラン仲間のショージさんがいた。
 すかさず、マラソン屋台のビアで乾杯。
 強風で、ビアの泡が吹き飛んでいったのが印象的だったが、
 ビアがとにかく苦くて冷たくて美味しかった。

 そんな、自身、初めての長野マラソン。
 とても、いい大会じゃないかと思った。
 また、走るだろう。

 で、4月は、終わる。
 4月下旬に、いつも境川をはしって、トータル165.195qのラン。
 2月に、月間15qしか走らなかった事を思うと、
 隔世の心持ちだ。

 まだ、まだ、走る。まだ、まだ。


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posted by hide at 19:50| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真夏になぜに4月?(笑)
Posted by ホシヲ at 2016年08月18日 01:55
>ホシヲさん
ご無沙汰しております。
書くこと、溜まっております。w
Posted by hide at 2016年08月18日 04:12
お久しぶりのブログですね☆
ホノルルとかホノルルとか、楽しいご報告心待ちにしております(^^)/
Posted by いっち at 2016年08月18日 15:39
>いっちさん
ホノルルとかホノルルとか、ですね。
すみません。夏休み、いただいちゃって。

しかし、いっちさんの「ゆるく楽しくラン生活」。ランキング、急上昇してますね。
暫く、見ないうちに、すごい人気ぶり。w
Posted by hide at 2016年08月19日 13:14
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