2012年03月24日

札幌ランニング。

 2日目。
 小樽の街で、ゆったりと過ごした後は、
 JR函館本線で札幌へ移動。
 さすが、人口190万人の北の大都市。
 人の往来がすごい。(ただし地下街だけど)
 北海道は、小学生の頃に訪れているが、
 あの頃は、どこを歩いたのだろう。
 札幌での記憶は、時計台を眺めたところと、 
 ラーメン横丁で芸能人のサインを見ながら味噌ラーメンを
 食べたこと位しかない。失われた記憶。
 いつか思い出すことあるのかな。

 花の調子がイマイチで、発熱したりしたものだから
 夜は、ホテルで過ごす。
 花もノンも寝た夜10時。
 ごそごそとランニングウェアにお着替え。
 ホホホ、行くぜ、札幌ランニング!
 でも、相も変わらず寒い。
 マイナス5度だ。
 今年の冬は特に寒かったが、北海道の冬も
 例年に比べ、とても厳しいものであったらしい。
 雪も吹雪いている。
 でも、走る。
 北海道限定のサッポロビール「クラシック」
 うまいうまいと飲んだ後で、寒さの中を
 走るのは無謀・暴挙・危険と言えなくもなかったが、
 今までの経緯から言って大丈夫だろう。ゆっくり走ろう。

 ホテルを出て、まず、JR札幌駅をめざす。
 札幌の街は、開拓時代の強固な都市政策のもと、
 碁盤の目のように区画されている。
 東京でも、大阪でも、名古屋でも、京都でも、中心街は碁盤の目だ。
 東西南北がわかりやすいので、割と迷うことはない。
 程なくJR札幌駅
 特に意味もないのだけど、目新しい場所では、主要な駅と
 その地のお役所を見に行くことしている。
 その後、南下して、時計台。札幌の顔と言っていい。
 時計の下には、星のマークが二つ。
 さらに、南下。大通り公園のテレビ塔にでる。
 テイストは、名古屋のテレビ塔と同じ。札幌のテレビ塔には、
 大きなデジタル時計がついていて、便利だ。
 北海道マラソンの折には、この時計がカウントダウンして
 スタートを告げるらしい。いつか出てみたいなあ。
 (北海道マラソン2012は、4月9日から募集開始とのこと)
 吹雪は、ずっと続いている。その中を走る。他にランを
 している人は見かけない。普通、そうなんだろうな。
 
 やがて、すすきの。北の大繁華街。
 カニ屋さんや、寿司屋さんや、居酒屋や、ラーメン屋や、
 ジンギスカンに、キャバレー、クラブ。ニッカウヰスキーのひげおじさん。
 とにかく寒いけども、みんな楽しそうに会話をして歩き、
 よくわからない居酒屋のテーマ曲が大音量で流れ、
 居酒屋の呼び込みのにいちゃんねえちゃんが元気だ。
 なんとも開放的で華やいだ気持ちになるが、
 一人ランニングウェアを着た私に課された十字架は、
 走ることのみだ。
 歩いている人に当たらないように、ゆっくりと走る。

 そして、さらに南下して中島公園へ。
 誰もいない。公園の外灯に、一面の雪が照らされる。
 走ると「キュツキュッ」と音がする。
 突如、また、洋館が現れた。白い壁に、マリンブルーの縁取りの
 ある外観。いやあ、きれいな建物だなと思って、後で
 調べたら、それは「豊平館」という建物で、1880年に建てられた
 洋風のホテルとのことだった。やはり重要文化財。
 
 で、そこから、引き返し。
 ホテルをめざして、ひたすら北上する。
 途中、すすきのゼロ番地という地下街があって、
 なんとも入って来いと言わんばかりだったので、
 行ってみると、「ふるさと」「利尻」「しのぶ」などの
 昭和なスナック街が広がっていた。
 通路の電気が薄暗くてさみしい気持ちになったが、
 吹雪を避けられて、つかの間の安堵。
 ラーメン横丁も通った。
 食べようと思ったが、所持金がなく諦める。
 何やってんだ。
 吹雪の中を、ゆっくりとホテルへ戻る。 
 気温は、マイナス6.2度になっていた。
 走った距離は、約7q。深夜11時30分。
 部屋に帰ったら、春がまだ起きていて
 「こんな雪の中走るなんて信じられない」と
 まだ雪が降り続く窓の外を見ながらつぶやいた。


 で、北海道最終日だ。
 朝、5時。再び走る。ゆっくりは寝ていられない。
 やっぱり寒い。マイナス5度。
 でも、今朝は、札幌ランナーとけっこうすれ違った。
 いいぜ。
 まずは、ホテルの近くにある1888年に建てられた
 ネオバロック様式の北海道庁旧本庁を通る。
 赤いレンガの壁と、蒼い屋根のコントラストがいい。
 昔の人は、洒落ていたんだなあ。
 で、次は、北海道大学
 JR札幌駅の北側にある。
 大学というところは、素晴らしく24時間だれでも
 立ち入ることができる。
 大学の構内は、とにかく広くて、白樺やイチョウなどの
 木々がたくさんあり、立派な校舎に加えて、
 開拓時代の古い建物が点在している。
 学究を行うには、もってこいの環境だ。素晴らしい。
 朝、早かったが、研究室らしき所に明かりがついている。
 頑張って下さい。
 「青年よ大志を抱け」のクラーク博士の胸像を眺める。
 わりと有名なポプラ並木にいき、雪の埋もれた並木道を走る。
 北海道大学構内をグルグル回るだけでも、かなり楽しいな。
 
 再び、市街地に戻ってきて、今度はホテルの東にある
 札幌開拓使麦酒醸造所をめざす。
 もうかなりの土地勘がある(つもり)なので、地図を
 見なくても、さくさくと走る。
 そこは、1876年(明治9年)に日本人が初めて麦酒醸造を
 した場所とのことで、レンガ造りの醸造所に「★サッポロビール」
 書かれた大きな煙突があった。
 飲みたい気持ちを我慢して、ホテルへ。
 帰りは、雪で覆われた大通り公園を走った。
 今朝は、晴れていて、テレビ塔の脇から太陽が
 ドーンと昇ってきた。
 まばゆい太陽光線。元気が湧いてくる。
 気持ちいいや。
 約1時間30分。8qのラン。

 そして、昼間は観光。
 結局、時計台もテレビ塔も、都合3回位行ったし、
 麦酒醸造所にも、昼にジンギスカンを食べに行き、麦酒も
 いただいた。
 それだけに今回は各ポイントの記憶は鮮明さ。
 
 北海道。
 素晴らしいところだ。
 また、行くのだ。絶対。
 

 


posted by hide at 06:52| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
また出張?と思ったら、家族旅行だったのね。
この時期の北海道を走るなんて考えられない。
北海道は行った事ないんで、ぜひ行ってみたい!サロマに(笑)
しかし、旅先で走るとなると荷物増えない?
Posted by ホシヲ at 2012年03月24日 13:50
>ホシヲさん
寒くて吹雪いていましたが、春が近い北海道ランは、気持ちよかったですよ、ホント。

荷物はねえ、家族のとは別にボストンにランニンググッズを詰め込んでいきます。
それはそれで大変ですけども、ランのためなら特に苦になりません。(笑)

Posted by hide at 2012年03月24日 23:53
札幌へは20年前に行ったきりです。
当時は走る事なんて考えてもいなかったから今となってはもったいない気がします。
記事を読んで自分一緒に走っているかのような気になりました。なんか得した気分になりました。

雪の札幌にもランナーいるのですね。

Posted by shoki at 2012年03月26日 23:31
>shokiさん
寒かったですけど、朝はけっこうランナーいましたよ。雪解けに向けて、力を蓄えている感じですかね。

もう少しで、尾根緑道の桜、できたら走りたいです。
Posted by hide at 2012年03月28日 07:17
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