2012年03月22日

小樽ランニング。

 北海道にやって来た。
 2泊3日の予定。
 小樽と札幌を周遊の予定。
 昼間は、家族と旅を満喫し、夜もしくは朝に走る。
 フフフ。

 まず、1日目の夜、小樽。
 小樽は、昔、にしん漁で大いに繁栄したらしい。
 今も残る小樽運河に始まり、レンガ造りの倉庫や、
 明治時代の歴史的石造建築物がかつての隆盛を物語る。
 現在は、倉庫や石造建築物などを利用して、ガラス
 やキャンドル、オルゴールの店が立ち並び、
 ファンシーでメルヘンキュートな感じになっている。
 それでも、小樽だ。新鮮な魚介類がたくさん集まる。
 ウニも鮪も蟹もイクラもイカも何でも美味い。
 美味そうな寿司屋が立ち並ぶ寿司屋通りが、メルヘンキュートな
 堺町本通りとクロスしているが、そのバランスが絶妙だ。

 天気は、どーも不安定で、吹雪になったりやんだりの繰り返しだった。
 しかし、こちらで降る雪は関東などの湿った雪ではなく
 結晶のしっかり見える粉雪だ。なので、皆、傘をささないで
 外を歩く。払えばいいから。
 というわけで、雪でもあまり関係なく走ることにする。
 気温は、マイナス3度。
 寒いけども、走れば寒くない。
 小樽の新鮮なお寿司をいただき幸せな気持ちのまま
 夜10時スタート。
 
 道路は、雪に覆われている。
 オレンジの外灯に照らし出される道は幻想的だ。
 一歩踏み出すたびに「キュッキュッ」と音がする。
 いいよ。
 ホテルは、小樽運河の目の前。海も近いが、吹雪で見えない。
 南下してJR小樽駅前。
 駅舎とホームが、国の登録有形文化財とのこと。
 さすがにどっしりとした佇まい。
 駅の待合室が暖かそうだ。
 駅前には、長崎屋や三角市場という市場やバスターロータリーがあって
 小樽の普通の生活感をなんとなく感じることができる。
 そして西へ向かう。
 小樽の飲み屋街、花園や、寿司屋通り界隈に出る。
 スナックのネオン看板が、真っ白な道に映える。
 人は、ほとんど歩いていないが、時折、飲んだくれている
 おじさんが肩を丸めて歩いている。後ろ姿が絵になる。

 転ばないように気をつけながら走り、堺町本通りに出た。
 ここは、小樽観光のメインで、古い商家や石造建物を改造した
 ガラス店やオルゴール店や、寿司屋らーめん屋などの飲食店、
 生チョコレートソフトクリームの店が並ぶ。
 昼間は旅の人で賑わっていた。
 今は、だれも歩いていない。
 マイナス3度だもんなあ。
 贅沢に通りを独り占めして、ゆったりとラン。
 外観は昔のままの石造りの倉庫、銀行、商家などは
 やはりノスタルジック。
 先週行った、群馬の桐生も古い建物が残っていて
 ノスタルジックな気持ちになったが、北海道でも似た気持ちになった。

 観光ガイドには、あまり載ってないのだけども、
 街の中心の小高い丘にある水天宮という神社に行ってみた。
 雪で埋もれた参道を、慎重に上る。
 着いたところで、雪がやむ。辺りは本当に静か。
 港町小樽の夜景が見渡せる。黒くなっているところは日本海のはず。
 いいじゃないか。
 坂を下り、小樽運河をめざす。
 ここも、石造りの建物やレンガの倉庫が立ち、
 ガス灯が、その建物と運河を照らし出し、非常に美しい。
 しばらく眺めて、ホテルへ。
 戻ったの夜11時。約5km。
 みんなは、スヤスヤと寝息をたてていた。

 で、2日目。
 朝5時。再び、走りに出る。
 まったく、好きだねえと自分で思う。
 気温は、マイナス4度。
 さらに深々と寒い。
 雪はやんでいるけど、星空は見えなかった。
 北の大地で、北極星を見たかったのだけど。
 
 まず小樽港へ行ってみる。
 真っ暗な海で、ウミネコが「ニャーニャー」と鳴いていてビックリした。
 そして小樽運河沿いを走る。
 道に雪化粧。
 「キュッ、キュッ」の音がいい。
 雪がなければ、石畳の散策路になっているそうで、
 夏なんかも、きっと、すごく気持ちいいだろう。
 叶わない夢だろうけども、ひと夏をずっと小樽で過ごすなんて
 いうのも、いいなあ。素敵だなあ。焦がれるなあ。

 運河沿いに、旧日本郵船の小樽支店という建物が残されていた。
 明治39年建造とのことだから、もう100年以上も前だ。
 石で造られた洋館。やはり国の重要文化財とのこと。
 日露戦争の折には、なんだか重要な会談をここで行ったらしく、
 日本史的にも価値がある建物だ。
 私は、歴史に詳しいわけではないけども、
 そういうストーリーがあることに、けっこう反応する。
 朝から、ほほうとうなづく。(詳しくは忘れたけども)
 その頃、夜明け。うっすらと東の空が明るくなる。
 北海道の朝。静かだなあ。
 そして、地元の人達御用達の中央市場や三角市場を走り、 
 再びJR小樽駅。
 で、また雪が降り始め、やがて猛吹雪となる。
 アーケードになっている、セントラルタウン通りや
 サンモール一番街に入って、雪を避けつつ走った。

 最後は、かつて北海道経済の中心として栄えたという
 日銀通り周辺を走る。
 日本銀行旧小樽支店や、旧三井銀行小樽支店
 旧小樽商工会議所などなど。
 みんな明治時代に建てられた石造建築物。
 外装が質実剛健な感じで彫刻されていたりして、いやはや
 明治時代の栄華・栄光は、すごいものがある。
 平成経済の末端で生きている私であるが、
 ドカーンとこのような豪奢な建物を建てられる位、
 経済力を高めることが出来たら素晴らしいと真剣に
 考えたが、現時点では、おそらく土台の石、一つも買えない。
 情けない。

 まあ、そんなことはどうでもよく、小樽の朝だ。
 また、雪はやんだ。さっきの吹雪が嘘のようだ。
 通りで、偶然「千春鮨」という寿司屋を発見。
 松山千春にゆかりのある寿司屋とのこと。千春のポスターが
 貼ってある。
 親が昔好きだった影響で、私もよく聴いていたが
 こんな場所で出会うなんて。(千春鮨は、札幌にもある)
 さすが北海道。(千春は北海道出身)
 いいなあ、こういうランニング。

 で、ホテルに戻る。
 6時30分頃かなあ。約5km。
 晴れのち吹雪のち曇りのち雪。
 マイナス4度、雪の小樽ランニング。
 気持ちよかった。

 で、今日は、小樽観光の後、札幌へ移動の予定。
 札幌でも走る。
 
 
 
 

  
 


posted by hide at 06:16| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マイナス4度で吹雪の中走ったんですか?!
う〜ん、物好き(笑)
小樽は道マラの翌日にぶんちゃんと行きました。
真夏で、日中は36度もあったのを覚えています。
寒暖の差が激しいところなんですねぇ。。。
Posted by いっち at 2012年03月22日 12:20
>いっちさん
いっちさん、北海道マラソンも走っているんでしたっけ?すごいなあ。
また、5月も行くんですよね、洞爺。
いいなあ。

夏の小樽は36℃ですか。でも、きっとカラリとしていて、気持ちよさそう。
いつか、夏の北海道ランやりましょう。(若干、無責任)
けど、小樽はまた行きたい。

Posted by hide at 2012年03月22日 12:59
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