2016年10月26日

サル年6月ランニング。

 6月上旬。
 私は、静岡県は浜松にいた。
 夜、和牛サーロイン、鯛めしなどを贅沢に食べた後、
 お腹が膨れて、厭世的になったので、走ることにした。
 浜松ランニング。
 夜に走る。
 まず、ホテルの近くの浜松城へ。
 浜松には、今年の3月も来たが、走ったのは今回が初めて。
 ホホホホ。
 知らない街を走るのは、嬉しい。
 かつての家康の居城浜松城は、出世城として有名だ。
 暗闇の中、浜松城の階段を、ガシガシと駆け上る。
 お腹がいっぱいなので、スピード遅い。
 若き日の家康像という銅像の前で、出世を誓う。
 浜松城は、小さいながらも城壁が頑強な感じで
 格好いい。
 そして、浜松の盛り場である、有楽街の方へ。
 通りには、大型カラオケ店が立ち並び、
 みんな楽しそうに歩いている。
 私は、知り合いもいないので、黙々と走る。
 邪魔にならないよう注意しながら。
 巨大なJR浜松駅を抜けて、南下。
 馬込川という風情のある川が流れていて、
 その川沿いの道が走るのにちょうどよさそうだったので、
 しばし走る。静か。
 そして、213mという静岡で最も高いアクトタワー浜松、脇を通りホテルへ。
 10km。
 
 で、翌朝も浜松ランニング。
 ホテルから、有楽街。まだ、飲んでる若者達。
 JR浜松駅を超えて、中田島街道という道を南下。
 5k程走れば、海に出るはずだ。
 そして、そこには、中田島砂丘が広がっているはずだ。
 中田島砂丘には、海ガメが卵を産みに来るらしい。
 心踊りつつ、キロ6分ほどのスピードで、
 直線の中田島街道をひたすら走る。
 やがて、中田島砂丘があった。
 海が広がっていた。遠州灘だ。
 空から、雨がパラパラと降ってきた。
 中田島砂丘は、その名のとおり、砂の丘だった。
 砂が丘のように堆積して、丘の向こうにも
 丘が続いていた。
 飄々とした気持ちになったが、初めての砂丘を
 走ってみる。
 走りにくいけど、なんか楽しい。
 砂浜を走るのと変わらない。
 海ガメはいなかった。
 その代わり、海ガメのハリボテがあった。
 海ガメは、ここ遠州灘で産まれ、太平洋を渡り、
 アメリカ灘周辺で過ごし、再び、太平洋を渡り、
 次はオーストラリア灘で過ごし、卵を産みに
 遠州灘に帰ってくるそうだ。
 おおお、すごい。海ガメの驚異的な生態。
 活動領域が広い。広すぎる。
 と驚き、引き返して、中田島街道を一気に
 ホテルへ向かって走った。
 海ガメに感動した浜松ランニング18k。
 イエイ。 
 
 6月中旬。
 私は、大阪にいた。
 朝、5時前。
 JR大阪駅近くのホテルを抜け出し、大阪ランニング。
 大阪マラソンは走ったことはないが、大阪はよく走る。
 雨がパラパラと降っていたが、関係ない。
 巨大なJR大阪駅から、北新地を抜ける。淀屋橋を渡り、
 御堂筋を南下。
 朝のオフィス街は、だれもいなくて、走りやすい。
 船場を超えて、心斎橋筋。
 アーケードでは、若者が寝ている。
 だんだんと雑多になってきて、道頓堀。
 グリコも、カールおじさんも、つぼらやのふぐも、
 食い倒れ人形も、ケバケバしい。
 吉本も、NMB48も、法善寺横丁も、
 コテコテだ。
 なんだか日本でないアジアの片隅の栄えた街という印象。
 若者の邪魔にならないように走って、日本橋(にっぽんばし)電気街。
 人のいない黒門市場のアーケード。食の多様性を感じるなあ。
 で、偶然、真田山という街を通りかかる。
 坂がいいなあと思っていたら、今、NHK大河ドラマで演っている
 「真田丸」跡地があった。
 この地に、真田幸村は真田丸を築き、徳川と戦ったのか。
 大阪城から、随分と離れていて、当時の戦の規模の壮大さに驚く。
 で、そのまま大阪城へ。
 大阪城公園は、広く、爽やかだ。
 大阪城天守閣の下では、歌うたう人、笑い続ける人、踊る人と
 朝から非常に賑やかだ。平和。
 大阪城を出て、天満橋へ。
 そこから中之島公園。
 堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島公園は、バラなんかも
 植えられていて、非常に美しい公園。
 走るのも、気持ちいい。
 で、大阪証券取引所や、中之島公会堂なんかの脇を走りつつホテルへ。
 気がつけば、19kmの大阪ランニング。 
 
 で、まだ終わらない。
 翌朝も走る。
 朝しか時間がないので、早起きして走る。
 これがキツイようだけど、私は楽しい。
 ホテルから、北新地。
 仕事終わりのホステスさんが歩いている。
 艶めかしい雰囲気が、すごいなあ。
 日銀大阪支店の前を通り、また御堂筋を南下。
 今や、まるで無縁のファッション街、アメリカ村を走る。
 ビル一面に大きな絵が描いてあったりして、アート感が溢れている。
 よくわからないけど。
 そこから、宗右衛門通り。
 ここは、北新地と違い、若い金髪のホストなんかが
 まだ、客の呼び込みをしている。
 朝だっていうのに、まったく狂っている。時間感覚が。
 そのまま、再び、道頓堀を抜けて、今日は、天王寺あべのハルカス方面へ。
 天王寺のあたりは、大阪の寺町で、落ち着いた雰囲気が漂う。
 坂も風情があり、源智寺坂とか日縄坂とか名のある坂があった。
 聖徳太子を祀る四天王寺も通過。とても広いお寺だ。
 やがて、あべのハルカス。高さ300m。日本イチ高いビル。
 見上げるだけで、のぼったような気になる。ホホ。
 で、天王寺公園を抜けて新世界へ行こうと思ったら、
 茶臼山という場所に出る。
 見れば、真田幸村終焉の地とある。そうなんですね。へー。
 昔は、本当に、鎧兜つけて戦争していたのね。へー。
 と改めて思い、新世界へ。
 通天閣に、つぼらや、ビリケンさんの像がやたらとある。
 ガチャガチャゴチャゴチャと人情味が溢れている。
 走りもいいけど、飲みもしたい。
 で、再び道頓堀方面へ。
 しばらくはランに集中して、モクモクと走り、道頓堀。
 東から陽が差してきた。さっきまで暗かったのに、いつの間にか太陽も高い。
 御堂筋も集中して、シュッシュッと走る。
 最後に、JR大阪駅近くのお初天神にお参りして、ラン終了。
 今日の大阪ランニングは21km。
 走るだけだけど、気持ちいいし、楽しい。
 また、走りたい。 

 そんな6月のランは、月間トータル149km。
 少ない。実に少ない。
 走力は落ちるばかりだ。 

 
 
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posted by hide at 07:56| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする