2014年11月08日

第9回湘南国際マラソンランニング。

 第9回湘南国際マラソン
 完走。
 タイム3時間26分41秒(グロス)。
 848位/男子完走者12619名中。
 晴れ。風穏やか。海穏やか。
 気温:17度から21度。
 スタイル:タイガーマスク、75T、パンツ、タイツ、Nikeルナグレイド
 補給:(スタート前)ハムチーズフランスパン、明太子おにぎり、
 モンスターコーヒー、ピーナッツランチパック、バナナ、キャラメル
 (レース中)15kパワージェル、20kおにぎり1個、28kバナナ、
 30kパワージェル、35kパワージェル 給水所で、常に水。適時、塩、梅干し
 (レース後)ビールたくさん、夜、キムチ鍋たくさん
 ヒザが痛んだので、スタート前にロキソニン2錠。(痛みなくなる)

 ということで、2014年の湘南国際マラソン。
 4回目のチャレンジ。
 ここのところ、まるでトレーニングしてないものだから走力不足。
 不安はあるけども、走る。走りきる。
 という感じで、朝5時に家を出て、小田急、JRと乗り継いで
 最寄り駅の大磯駅についたのが、6時。
 大磯の田園地帯を歩いて、会場の大磯プリンスについたのが7時。
 フルの部に18000名、10kの部に5000名がエントリーしているので、
 会場には、朝早いというのに、人だらけ。
 ランナーやら、応援の方やら、スタッフの方やら、警備員さんやら、
 バスの運転手やら、それはそれは、人だらけ。
 やがて、大音量の音楽が流れ、アナウンサーが
 「ようこそ湘南へッ!」などと明るく話し出す。
 どんどん、ガヤガヤと混沌としてきて、なんともせわしい。
 それと対照的なのが、湘南の海だ。
 朝陽に照らされて、実に静かで穏やかで、潤っていた。
 気持ちを落ち着かせて、準備をすまして、スタート地点へ向かったのが、
 スタート時間の1時間前。8時。
 すでに多くのランナーがスタンバイしている。並んでいる。
 軽く準備運動をしたら、特にすることもなくなって
 所在なさげに、空や海を眺めていたら、あっという間にスタート直前。
 1時間なんて刹那だ。
 私は、今年もAブロックスタート。
 実力違いの場所だけども。
 そして、今回は、タイガーマスクを被って走ることにした。
 周囲を見渡すと、Aブロックでは、仮装している人はまるでいない。
 なんとなく、ふざけてる?不遜だよね?なめているでしょ?的な
 視線を感じるのだけども、まあ、杞憂というものであろう。
 となりにいた、タンクトップアンドトレパンのランナーが、
 「マスク暑いでしょ?何分位狙っているの?」と
 話かけてきた。そのランナーは、「サブスリーを狙う。」と言った。
 私よりも、10歳ほど上に見えるのだが、いかにも速そうだ。
 タイガーマスクで、走れんのか?ん?と言いたかったのかもしれない。
 が、事の真相はわからない。 

 そして、スタート時間9時。
 キラキラする海が、となりにどこまでも広がっている。
 鼓動を感じる。意外と緊張する。
 大きく深呼吸をしてスタート。
 イエイ。
 大磯から、江ノ島まで行き、引き返してきて、西宮まで行き、
 引き返して、大磯まで戻ってくる42.195k。
 海岸線のほぼ真っ直ぐなルート。
 シンプルで、とても好きなコースだ。
 今回は、前半を抑えて、後半まで力をつなぎ、走りきる作戦。
 さらに、ランウォッチをつけないで走る作戦。
 時間を気にせず、走りに集中する作戦。
 などと、直前に数々の方針をたてた。
 時計に関しては、レース中、関門にある大きなセイコー時計を
 見るくらいで、当然、時間が解らなかったけども、
 煩わしさから開放されたし、感覚が研ぎ澄まされた感じがして、
 意外と、よかった。

 で、スタート。
 西湘バイパスはいい。
 きれいな湘南の海が見渡せる。
 走っていて気持ちがいい。
 ペースを抑えぎみに、タイガーはいく。
 西湘バイパスを出ると、いっちさんチーム応援団がいた。
 えみちゃん率いるゴレンジャー部隊もいた。
 秩父往還142kとかハセツネとか北丹を軽く走りきる
 こーさんがピンクレンジャーに変身していた。
 美味しいパンをつくる、りなさんもピンクレンジャーだ。
 タイガーマスクに大声援をおくってくれて、元気。
 いっちさんの笑顔よかったなあ。
 ということで、勢いづいて、グワッといく。
 が、10k位までは、スタートしたばかりで、フレッシュだけども、
 いまいち身体が馴染まず、走りにリズムがでなかった。
 それでも、レースは続く。緩めるわけにはいかない。
 天気がよく、日がさしてきて暑くなってきた。
 給水所は、全部で12ヵ所あるが、全てのエイドで
 ガブガブと水とスポーツドリンクを飲んだ。
 脱水は怖い。痙攣にもつながる。

 大磯をスタートして、134号線を、平塚、茅ケ崎、藤沢と進んで
 18kほどの地点が江ノ島。
 この辺りは、応援の方々も多くて、賑やかで、まるでゴールにきたのかと
 錯覚してしまう場所だ。
 江ノ島のシルエット、広がる海。
 やっぱりいい。
 藤沢市観光案内所の前には、家族が応援に来てくれていた。
 ホホホ。
 人が走っているというのに、一昨年はディズニーシー、
 昨年は神戸旅行に行って、応援に来てくれない、ふざけた状態だったけど、
 今年は、来てくれた。
 ホホホ。
 花もノンも、タイガーマスクで必死に走るパパを、どう思ったかは
 知らないが、笑顔で手を振っている。
 ホホホ。
 おにぎりの補給をお願いしておいたら、なんと花とノンが、それぞれ
 1つずつ持っていた。しかも、コブシ大の大きなおにぎり。
 まったく、春(妻)は何を考えているのか?
 こちらは、補給のジェルも、ギリギリのところで所持して
 走っているというに。
 と一瞬思ったけど、笑顔の花とノンが差し出す、おにぎりを断るわけにいかない。
 両手におにぎりを持って、走り出す。
 振り返ると、花もノンも春も、笑顔だ。
 イエイ。

 そして、江ノ島水族館の前だったか。
 プロさんローラさん、Aさん、こゆみさん、チカちゃん、クッシーさん
 などなどすごいメンバーが、黄色、ピンク、青、赤などなど派手な衣装を
 着て、なんだかすごい応援をしてくれた。
 プロさんは、黄色い星の怪しいマスク、ローラさんピンクのドララちゃん、
 こゆみさんはウサギ、クッシーさんはレインボーなアフロ、
 チカちゃんは赤いアフロ、Aさんはセーラー服。
 ハッピーすぎる大応援団。
 意外と辛い状態だったけども、そんな皆さんに会えると、
 元気が出ないわけがない。
 ハイタッチして、タイガーマスクは走り去る。
 レインボーな気持ちを抱きながら。 

 20kを過ぎたあたりで、壁がきた。
 スピードが、どんどん落ちてきた。
 速く走りたいけど、走れない。
 この辺りは、松林が続き、沿道の応援も比較的少なくなる。
 どうあがいても、スピードが落ちていく。
 ランナーに追い抜かされる。
 悔しいけど、仕方ない。
 我慢のしどころだ。
 エイ、エイ、エイ。
 ポケットいっぱいに陣取っている、春おにぎりを
 取り出して、走りながら食べた。
 味わう余裕はないけど、美味しい。
 梅が沁みる。
 徐々に走る活力がみなぎってくる。
 先ほど、大きなおにぎりを持たせる、春になぜ?
 と疑念を抱いたが、反省。
 備えあれば憂いなし。大は小を兼ねる。
 なのだ。
 エイ、エイ、エイ。
 みるみる元気になってきた。
 おにぎりにパワーが込められていたに違いない。
 前半のスピードは出せないけども、さっきよりは
 速く走れるようになった。
 このまま、行け。行け。
 25k付近には、チャレさんみわっちさんファミリー、そしてレイさん
 応援してくれた。
 フルマラソンは、意外と孤独なもので、自分と向き合っている
 時間が長いからなのか、仲間の顔を見ると、とにかく嬉しくなる。
 またまた、元気をいただき、先を行く。

 30k。
 ここからが、マラソンだ。
 湘南大橋。
 相模川に、相模湾。
 今日は、秋晴れで、穏やかな汐風が吹いている。
 いい。絶好のラン環境だ。
 キラキラと輝く海を見ながら、これは幸せな状況だと思った。
 身体は辛くてキツイけども、心は気持ちいい。
 いける。
 エイ、エイ、エイ。
 ゴールをめざして、我慢の走りが続く。
 身体感覚だけど、さっきよりもスピードが出せるようになった。
 少しずつだけど、ランナーを追い抜くようになる。
 いけるのだ。
 西湘バイパス入口。
 いたよ、いっちさんやレンジャー部隊。
 カズさんが、ドリンクを差し出してくれたが、取れなかった。残念。
 そして、また笑顔の印象を心に刻み、行く。

 西湘バイパスに入る。
 レースも終盤だ。
 左手に、キラキラの輝く海。包み込む青い空。汐風。
 エイ、エイ、エイ。
 ひたすらゴールをめざして走る。
 走ることだけ考えて、走る。
 朦朧としながら、走っている。
 折り返しの二宮までたどりついた。
 40kだ。
 ゴールまで、もう、わずか。
 開放を願って走っていた気がするけど、
 終わってしまうのも寂しい。
 人の気持ちは、複雑で、ややこしい。
 ゴールの大磯プリンスが見えてきた。
 気持ちを込めて、一歩一歩走る。なんとかランナーを抜く。
 抜かれる。
 スピードを上げる。呼吸が苦しくなる。
 限界を超えたいと思う。朦朧とする。
 大磯プリンスに入り、ゴール直前の登り坂。
 みんなが、応援してくれる。
 イケ、イケ、イケ。
 力を振り絞って、駆け上がる。
 そして、そのまま、スピードをどんどん上げて
 フィニッシュゲートへ。
 多分、クシャクシャな顔をしている。
 走って、走って、走って、走って、ゴール。
 白くなった。
 
 3時間26分41秒。

 はー、終わりました。
 今年の湘南国際マラソンが終わりました。
 もう走らなくていいのか。
 肩で大きく息をしながら、空と海を見る。
 フルを走れた安堵感。
 目標としていたタイムには届かなかったけども、
 いいや。
 湘南を走りきれたことが、無性に嬉しい。

 ボランティアの男子中学生にメダルをいただき、
 Azbilのブールで、美味しいオレンジジュースをいただき、
 一息ついたところで、ゴール付近に行った。
 続々とゴールするランナーは、皆、いい顔している。
 いいよ、いいよ。
 しばらくして、のべちゃんがゴールした。
 今回は暑かったので、バテたとのこと。
 そして、アロハシャツに、ドラえもんの被り物をしている
 ホシヲさんがゴール。
 まんざらでもない顔をしている。
 応援にきてくれたローラさんが、エビスビールをくれた。
 走った後のビールは、美味い。
 泣けるほどに沁みる。
 沁みるほどに泣ける。

 そんな第9回湘南国際マラソン。
 久しぶりに思いっき走りました。
 沿道の方々の応援は、素晴らしかった。
 タイガーマスクに、10000人程が声をかけてくれたと思う。
 秋晴れの湘南、いい大会だと思います。
 
 有難うございました。
 また、来年。
 イエイ。


 
posted by hide at 12:26| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする