2014年10月28日

そして湘南国際ランニング。

 はてさて、2014年10月も風のように
 ふわふわと流れて過ぎていく。
 毎日毎日、ふわふわと漂いながら。
 時に唄を唄ったり、時に涙を流したり。
 夕べ旅した街は、高い壁に阻まれて入ることができなかった。
 通りを歩く男が、「偉そうに言う奴は、全部、嘘ものなのさ」と
 大声で叫んでいた。

 そんな10月月末。
 ふと気がつくと、湘南国際マラソン直前。
 レースまで、後6日。
 ハハッハ。
 いいよ、いいよ。
 調子は、いいよ。
 イエス。

 という軽くて薄い仕上がりであればいいのだけども、
 実は、最近、まるで走っていなくて、まるで不安。
 一時は、湘南に標準を合わせて、ガツンと練習したろ。
 と思ったこともあったが、それは儚い嘘で、フィクションで
 実際には、練習らしい練習をしなかった。
 おまけに、そんな走っていないのに、右ひざが痛い。
 何がどうなって、そうなったのか、まるで解らない所が、
 自分を信じられない理由だ。
 まあ、稀に見る、ていたらくレベルでレースを迎るだろう。
 湘南国際さん、すみません。
 謝ってばかりの人生だから、夕べ旅した街でも、
 高い壁に阻まれて、入れてもらえない。
 まったく。

 というわけで、4回目の湘南国際。
 恥ずかしいので、タイガーマスクを被って走ります。
 ブロックはAなのですが、終わりには、妙なところに
 いることでしょう。
 湘南の空気・雰囲気・心意気をしっかり感じて、
 楽しんで走らせていただきたいと思います。
 皆様、どうか宜しくお願い致します。
 
 

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2014年10月21日

ハセツネ前日試走50kランニング。

 今年も、ハセツネを走ろうと、日々緊張して過ごしていたのだけど
 法事が重なり、出場することが出来なくなって、
 誠に残念であるのと同時に、ハセツネプレッシャーから開放されて
 テヘヘ的な日々を過ごしていたら、チャレさんが
 ハセツネコースに試走行こうと言うものだから、
 ハセツネ本番前日の10月11日に試走に行くことになった。
 イエイ。
 今回のコースは、ハセツネコースのうち、
 第1チェックポイントの浅間峠から、ゴールの五日市会館までの約50k。
 本番は、71.5kだから、全コースの約70%をカバーするになる。
 チャレさんは、UTMBトルデジアンカスケードクレスト
 海外の名だたるトレイルレースを走り、
 国内でも、ハセツネ、UTMF、信越トレイルなど、実にハイクラスな
 レースを完走している、オーラ漂う素晴らしいランナーだ。

 朝7時。JR武蔵五日市駅集合。
 颯爽とチャレさんが現れる。
 秋色に染まり始めたあきる野の街。
 西東京バスに乗り込んで、上川乗へ。
 「かみかわのり」と読む。昔、この地域で
 川海苔というものが採れたので、こう呼ぶようになったと
 バスのアナウンスが伝えていた。
 兎にも角にも40分ほどバスに揺られ、上川乗。
 山間の静かな集落さ。そこから、山に入り2k程進むと、浅間峠。

 ようやく、我々のハセツネ本番前日試走がスタート。
 ハセツネでは、スタートから、22.66kの場所。
 本レースでは、応援の方も多いし、選手もまだ序盤なので、
 元気に通り過ぎていく場所だ。
 午前9時。走り出す。
 ハセツネコースだと思うと、ジワリと嬉しい。
 本番では、浅間峠を過ぎたあたりから、夜になるが、今回は、昼間。
 森の隅々まで、見渡たせる。
 ハセツネ前日だからか、トレイルランナーは一人もいない。
 不思議なほどにいない。
 本番と関係なく、普通に走っている人がいてもよさそうものだが、
 終始、出会うことはなかった。 

 秋色に色づき始めた森の中。杉の木がたくさんある。
 ほほう、杉ね。と思うのだが、その杉林が延々と続く。
 グリーンウッドな世界の中で、空気がいい。
 チャレさんの安定したペースでグイグイと進む。
 やがて、三頭山の傾斜。
 登山が始まる。
 腰に手をかけ、一歩一歩。
 で、11時30分。
 三頭山(1524.5m)クリア。
 スタートから約14k。2時間40分経過。
 山頂にはハイカーがたくさんいて、お弁当を広げている。
 遥か遠くに富士山のシルエットが見えた。 
 我々も、食事。
 今回は、春がサンドウィッチや、ゆで卵を作ってくれたので、
 それでパワーチャージ。美味しい。
 ちょっと長く15分ほど休憩してスタート。
 山頂から、鞘口峠まで、一気に下る。
 急な坂道。
 昨年のハセツネで、チャレさんが捻挫したガレ場だ。
 鞘口峠は、いつも気持ちのいい風が吹いている。
 さらに進んで、月夜見駐車場。
 この辺りで、少しだけロードを走るのだけど、
 バイカーが多く、バイクを激しく倒してカーブしていく。
 バイクも気持ちよさそうだ。
 月夜見駐車場。浅間峠から約19k。
 本番では、ここが唯一のエイド。水もしくはポカリが1.5Lもらえる。
 明日の本番では、野戦病院みたいな雰囲気になるのだろうけど、
 今は、まだテントもなく、まるで森閑。
 のんびりとした気持ちで通過。 

 そして、ここから御前山エリア。
 駐車場からしばらく、尾根を緩やかに下ってから、上りが始まる。
 私は、ハセツネコースの中で、御前山が苦手だった。
 が、今回は、そんな苦もなく上れた。クリアできた。
 チャレさんのペースメイクのおかげもあるけど、
 御前様に気に入られたのかもしれない。
 まるで、眺望のよくない御前山山頂(1405m)に着いたのが、
 14時15分。月夜見駐車場から、1時間。
 そして、大ダワ(大きな峠という意味)へ下る。
 チャレさんは、このエリアが嫌いだと言うが、私は、下りは大歓迎。
 上りに比べたら天と地さ。だって楽だもの。
 と人としての弱さを露呈しながら、進み、大ダワ(994m)到着。
 スタートから、27k。5時間10分経過。

 さらに、大岳山エリア。
 奥多摩三山の、最後の山だ。
 ここをクリアすれば、後はゴールまで下り基調。
 イヒヒ。と、思いつつ、力を振り絞って上る。
 チャレさんは、しっかりした足取りでグイグイと進む。
 見ていると、隙が無い。
 私は、必死でついていこうと思ったが、駄目。
 お腹が空いたというのもあるが、パワーがなくなり、
 距離がどんどん開いていく。
 自分がどんなに頑張っても、置いていかれる時はある。
 しかし、ここが肝心。
 こういうピンチを乗り越えてこそ、精神的な強さは養われる。
 頑張れ。
 で、以前、ネコさんがハセツネ本番で、頭を打ち倒れた
 ネコ岩という難所が大岳山にはあるが、その危ない箇所は、
 削られていた。
 今回の試走で感じたけども、
 コース全体的に危険個所をマイルドにするなど、手を加えた感がありました。
 で、大岳山(1266m)。
 ようやく。奥多摩三山クリア。
 また、富士のシルエット。
 さっき通過した、三頭山も立派な山容だ。
 いつもは、夜でまるで景色が見えないけども、
 実は、とても景色がいいのさ。
 春のサンドイッチで、パワーチャージ。
 みるみる体力が回復する。
 さらに、ここから、下り基調。
 イエイ。

 俄然元気な状態で、一気に御岳山エリアへ。
 途中の湧き水。グイグイと飲む。
 バシャバシャと顔を洗う。
 うまいし気持ちいい。
 一定のペースで、御岳山の散策コースのようなところを走る。
 御岳神社。16時50分。浅間峠から35k。
 御岳神社の参道脇の古いお土産屋。Chocolateの看板。
 優しそうなお店のおばあちゃん。旅館。夕暮れ。 
 
 そして、日の出山(902m)へ。
 浅間峠から38k。8時間25分経過。
 明かりのついた夕暮れの関東平野を一望。
 今日走った、奥多摩の山並みのシルエットも一望。
 見渡してみれば、遥か。
 遥々と走ってきました。
 日が暮れた。
 そして、ここから魂の尾根。金毘羅さん。
 残り約10k走れば、ゴール。
 このエリアは、歩いてはいけない。
 チャレさんが、そう言うのだ。
 尾根の森の中は、真っ暗だった。
 夜になった。
 ランプを照らして、黙々と行く。
 ハセツネ本番みたいだ。
 本当なら、明日、こんな感じで走っていたのだ。
 半径1メートルくらいの灯りを頼りに進む。
 足元に注意しながら、延々と走る。
 雑念が薄らぎ、走ることへの集中力が増す。
 変な感じだ。
 ゴールまで5kとの看板。
 もうゴールは目前だけれども、そこからの
 体感距離、体感時間が異常に長く感じた。
 蜿蜒と精神世界、精神修行。
 足音が微かに聞こえる。
 身体から精神が離れて、何も考えらない。
 ただただ走る。

 うんざりするほど、森の中を走って、
 街の明かりが見えた時は、ホントスッキリした。
 片付けた。

 一気に下り、五日市会館のゴールへ。
 ロードは実に走りやすい。
 少し、スピードを上げて、チャレさんとゴール。
 18時40分。夜。約50k。約9時間50分。

 五日市会館では、明日の本番のレースに向けて準備をしていた。
 明日は、皆がそれぞれの想いで熱いレースを展開するのだろう。
 ゴールを喜ぶ、我々二人を、ハセツネ関係者の方々が
 ちょっと特異な目で見ていた気がするが、まあいい。
 無事、50k走れて、安堵。安心。嬉しい。
 五日市会館近くにある、いなげやでビールを買って
 速攻、チャレさんと乾杯。
 シミる、のどごし。
 こんな美味しい瞬間はそうない。
 が、しばらくしたら汗が冷えて寒くなった。
 本番も、少し寒くなりそうな気配。
 大型の台風19号も近づいている。
 なんか、また、凄いことになるのではと話しつつ
 我々のハセツネ本番前日試走50kが終了した。

 本番に出場できず残念ではあるけども、
 こうして、昼間、好きなように走るのも、またいいですね。
 有難うございました。


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2014年10月02日

那須高原ランニング。

 那須に遊びに来た。
 9月も下旬となり、那須の自然では紅葉が始まっている。
 那須岳山頂付近のゴツゴツした岩場に群生する
 ナナカマドやツツジが、赤く色づき、
 色鮮やかなフィールドとなっている。
 遠い関東平野の眺望と、クリアな青い空、少し冷たい風。
 美しくてダイナミックな自然の中で、気持ちが広がった。
 イエイ。

 そして、那須の朝を走る。
 ホテルを出たのが、4時30分。
 夜明け前。
 ホテルは、那須高原の深い森の中にあり辺りは、真っ暗。
 そのかわり、空の星があちらこちらで、キラリと輝き久遠の世界。
 いい。
 3歩先位しか見えないけど、走る。
 キロ7分位のベリースローリーランニング。

 1k程走ると、那須湯本という那須の温泉街に出た。
 そこには、那須街道が通っている。
 那須街道と聞いて、昔の街道かと思ったけども、そうでなく、
 東北道那須ICから、那須高原を通り、那須岳山麗を結ぶ道路で
 観光用に整備された道らしい。
 那須街道は、那須ICまで、緩やかな下りが続いている。
 地理に明るくないので、とりあえず5k程下って、
 そこから、引き返して、戻ってくることにした。
 林の向こうの、山々の向こうの、東の空が徐々に明るくなる。
 鳥もまだ寝ている、高原の朝。爽やか。静か。空気が澄む。
 道の両脇は、立派なアカマツ並木
 さらに、古いお菓子屋イタリア料理屋、チーズケーキ屋、クラフトショップ、
 土産屋、雑貨屋、ホテル、ペンションなど。
 リゾートだよ、ここは。
 ベリースローリーランニングなので、諸所諸々のことが頭に
 浮かんでは消えていく。
 今日の予定、リゾートの景観規制、政治経済、事件事故等、パラパラ考える。
 ちょうど5k下ったところで、折り返し。
 
 来た道を、今度は駆け上がる。
 少し元気が湧いてきて、下りよりもスピードを上げてみる。
 ワッシワッシと那須高原を駆け上がる。
 で、再び、箱根湯本の温泉街に戻ってきた。
 温泉街は、実にひなびていて、古い旅館や、閉めたお店が立ち並び、
 弘法大師像が祀られ、道路がいい感じに屈曲していて、
 なんとも良い。
 さらに、温泉街の上手には、殺生石と呼ばれる溶岩地帯があって、
 硫化水素などの有毒ガスが噴き出ている場所があり、異臭。
 どういう言い伝えか知らないが、1000体程の赤い帽子を被って
 手を合わせているお地蔵様が祀られていて、そのオーラは、奇妙。
 その昔、松尾芭蕉(アーティスト)が訪れたとのことで、
 「蜂蝶のたぐひ真砂の色のみえぬほどかさなり死す」と詠んだ。
 そんな荒涼の地まで走って、ランを終了。
 約11kほど。
 いつのまにか、陽は昇り、空は真っ青。高原晴れ。
 気持ち晴れ晴れ。
 那須、気持ちいいところ。

 今年のハセツネに出られなくなって残念だけども、
 レースのあの重たいプレッシャーから解放されて、
 少し軽くなっている自分もいる。
 レースに対する不安・怖れ・憂い。
 自分に対する不安・怖れ・苦悶。
 そんな思いがよぎるハセツネだけども、
 それだけに、ゴールできた時の喜びは、爆発的なものになる。
 それを感じることができない今年は、足りていない。
 物足りない。
 やはり走りたかったな。

 まあ、いいっす。レース前日に、試走50kやるからね。
 気合いいれて行くからね。
 レース走られる方々、ご健闘をお祈り申し上げます。


  
 
posted by hide at 11:40| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする