2012年06月26日

追憶の高尾ナイトトレイル。

 金曜日の夜、高尾ナイトトレイル。
 さぶろうさんとチャレンジャーさんと3人で走ってきた。
 実は、当日の夜、新橋で飲み会があり
 若干のアルコールを摂取。
 外せない飲み会であったのだが、
 はっきり言って、
 不謹慎で不心得者である。
 これから、夜を徹して暗闇の中を走るのだ。
 危ないし、自覚が足りない。
 アルコールを遠慮することもできただろう。
 さぶろうさんも、チャレンジャーさんも半分
 呆れて眉をひそめていたが、
 なんとか許してもらい、夜の高尾に立つ。

 0時45分スタート。
 前日の雨も上がり、温度は寒くもなく暑くもなく。
 ガスで視界が悪い。若干のぬかるみ。
 コースは、高尾山口から陣馬山までの往復26q。
 スピードは、チャレンジャーさんとさぶろうさんに
 お任せだ。
 チェレンジャーさんは、初めてお目にかかったのだが、
 つい先日、かのUTMFを完走された。
 午後スタートして、夜を徹して走り、
 翌日、一日走り、再び夜を徹して走ると、ようやくゴールに着くらしい。
 距離が156q。累積標高8,500m。
 いやはや、凄い。過酷すぎる。超人。
 そして8月末には、ついにUTMBに参加される。
 モンブランさ。うらやましいな、ホント。

 今回は、自身初のナイトトレイル。
 先日、購入したブラックダイヤモンドの
 ヘッドライト「SPOT」は、 脚元手前3m位を明るく照らす。
 ガスがあるとボヤケて見えにくくなるけども、
 私位のスピードだと申し分ない。
 稲荷山コースから高尾山へ。
 まずは、走らずガッシガッシと登っていく。
 さぶろうさんが先頭を行くが、
 今日のペースは、けっこう速い。
 それは、土曜日の午前中、息子さんの授業参観が
 あるので、朝までに戻ってこないと出席できなく
 なるかもしれないからなのだ。
 それは避けなければいけない事態なのだ。
 だから、速いのだ。
 時間との戦いが始まった。

 なので、程なくして高尾山山頂。
 ほんの少し休んで、先をめざす。
 小仏、景信とどんどん先をめざす。
 3人のヘッドライトが、夜の森を照らしている。
 奇妙な光景だ。
 黙々と進む。
 転んだら、大変なダメージになるから、
 脚元には、細心の注意を払う。
 ハセツネは、おそらく全行程の7割位が夜間走行だ。
 単調な夜の世界を、集中力を維持しながら
 走らないといけない。
 少しずつレースのイメージが組み立てられていく。
 いい感じだ。

 夜中の3時を過ぎたあたりから
 身体の調子がよくなった。
 ランナーズハイ。
 決してアルコールが抜けたからではない。
 気がつくと明王峠。
 折り返し地点の陣馬山山頂まで、2.5k。
 昼間なら、富士山が臨めるスポットだけど、
 今は、漆黒の闇の中。どこを走っているのかさえ
 よくわからない。
 前を行く、チャレンジャーさんは、さずがUTMFもしくはUTMB。
 山の駆け上がりや下りの足運びが美しい。
 足が、無理無駄なく地面に接地しているイメージ。
 傾斜がだんだんきつくなり、頂上が近付いてくる。
 息をハアハアしながら、力を振り絞って登る。

 4時、陣馬山に到着。
 チャレンジャーさんも、さぶろうさんも、笑顔。
 さぶろうスピードは、けっこうきつかったぜ。
 ホワイトホースを見ながら、休んでいたら、
 白々と夜が明けてきて、無事、ナイトトレイルは
 終了となった。
 基本的には、ガスっていて陣馬からの絶景は
 見えなかったけども、フッと雲がきれて、ハセツネの
 舞台である和田峠周辺の稜線を見ることができた。
 昨年のハセツネを走っている、チェレンジャーさんが教えてくれた。
 なんだか、ちょっと緊張した。
 ちなみに、今日走った3人とも、今年のハセツネに出る予定。
 どんなレースが待っているのだろう。

 帰りは、鳥のさえずりが始まった
 爽やかすぎる森の中をゆっくりと走る。
 余りに気持ちよかったのか、6時位には猛烈な睡魔に襲わて
 フラフラになってしまった。
 なかなか目が覚めなくて、前を行く、さぶろうさんや
 チェレンジャーさんの姿がフニャフニャして、
 楽しそうに話している会話が、途切れ途切れにしか
 聴こえなくなった。
 意識朦朧。混濁。
 いつ倒れてもおかしくないと思ったが、やがてなんとか
 持ち直し、無事、高尾山口まで戻ってきた。
 7時位の到着。行きも帰りも、だいたい3時間。

 さぶろうさんが仕込んでいた、赤コーラで乾杯。
 クッキリと冷たくて、クリアでうまい。ビールのよう。
 無事、帰って来られたのが、とても嬉しい。
 俺は視界の狭く危険な夜の山道を走りきったぜ!みたいな充実感。
 さぶろうさんは、授業参観に間に合うことが
 確実となってきたので、やはり嬉しそうだ。
 よかった、よかった。
 チャレンジャーさんは、経験者だけあって、ゴールの
 後も風格漂う振舞い。余裕で着替えをすまして、コーラを
 一飲み。UTMFでは、更にずっとずっと長い間、走るのだもんな。
 現在の私には無理。体力はおろか精神力もついていかない。
 しかし、いろいろなお話を聞けてよかった。
 夜のハセツネも、少しだけ怖くなくなってきた。

 というわけで、高尾ナイトトレイル。
 夜間走行は、やはり危険が伴う。 
 道を踏み外したり、迷う可能性が
 高くなるし、ヘビや蜂や獣もいる。
 とにかく安全を考えて走らなければならなかったので、
 かなり緊張したが、その分、無事、生還できたので、
 安堵感・充実感は大きい。
 さぶろうさん、チャレンジャーさんは、もう結構と
 言っていたけども、私などは、もう2、3回位、
 練習に行っても全然かまわない。
 思ったより、なぜか楽しかった。
 いずれにしても、また一つ貴重な経験ができた。
 
 さぶろうさん、チャレンジャーさん、
 ありがとうございました。
 少し、レベルが上がりました。

 


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2012年06月21日

高尾ナイトトレイルランニング。

 6月も下旬。
 なんだかんで激動の2012年も、半分終了。
 時の流れは、相も変わらず速い。
 10月に、ハセツネに出場するが、早めに
 準備しないと、あっという間に本番だろう。
 不完全燃焼になるのは、面白くないので、
 前倒しで、どんどん準備していくぜ。
 
 そう思っている折り、さぶろうさんから
 ハセツネ対策としてナイトトレイルをしよう
 じゃないかとお誘いをいただいた。
 いきなりのハイレベル。
 
 古くて暗いヘッドランプしか持っていない私は、
 急遽、アートスポーツ系のアウトドア専門ショップ、
 OD BOXに行き、店員さんに相談しながら、
 ブラックダイヤモンドのSPOTというヘッドライトを購入。
 LEDで明るい。90ルーメンということだが、
 どうなのだろう。現場で試してみるしかない。
 とりあえず、明かりを手に入れたので、
 ナイトトレイルは決行できそうだ。
 無理せずに、沈着に、慎重に夜のトレイルを走るぜ。
 フフフ。
 
 日時は、6月22日(金)の深夜から朝にかけて。
 場所は、高尾山周辺。
 くわしくは、さぶろうさんの「マラソン好日録」で。
 ご一緒したいという方がいらっしゃいましたら、是非!
 (私のブログでは、非公開コメントができないので、
 さぶろうさんのブログに、書き込みいただければ
 大丈夫です)

 ところで、無知で恥ずかしいのだが、
 ハセツネコースの、山の名前がなかなか読めない。
 市道山は、「いちみちやま」。「しどうやま」と読んだ。
 連行峰は、「れんぎょうほう」。「れんこうほう」と読んだ。
 三頭山は、「みとうさん」。「さんとうさん」と読んだ。
 御前山は、「ごぜんやま」。「おまえさん」と読んだ。
 他にも難しい地名、山名があった。
 そういうレベル。マズイな。
 しかし、未知の世界が広がっているってことだ。
 快事。
 
 
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2012年06月15日

戸隠古道トレイルランニング。

 先週末は、ホームタウンである長野にいた。
 諸々の用事があり忙しかったのだけれども、
 朝は暇なので走ってきた。フフフ。
 北信エリアには、白馬、志賀、黒姫、戸隠、飯縄、
 斑尾など、素晴らしい自然が広がっている。
 どこに行っても、気持ちがいい。
 その中で、比較的、実家から近い戸隠を走ることにした。
 戸隠は、山岳修験の道、戸隠神社参拝道、
 越後道、武田信玄の軍用路が編み目のように交差していて、
 現在、それらの道が「戸隠古道」として整備されている。
 それだけ歴史が古いところだ。数々の伝説が残っているし、
 忍者もいたらしい。
 「とがくしこどう!」という響きに魅かれた。
 
 朝4時30分。
 戸隠神社中社、駐車場。
 (戸隠神社は、戸隠山の麓に、奥社、中社、宝光社と
 3つに分かれて点在している)
 空は曇り空、時折、パラパラと雨。
 寒くも暑くもなく、走るのに丁度いい。
 中社にお参りしてから出発。
 ちなみに、中社は、天八意思兼命を祀る。
 「あめのやごころおもいかねのみこと」と読むらしい。
 神様の名前は、読み方が難しいが、
 想像力をかきたてるものがある。
 三本杉や古木、滝の音、澄んだ空気。境内にひとり。
 厳粛。
 
 そして、いよいよ戸隠古道へ。
 大まかなコースは、中社から小鳥ヶ池、鏡池を通り、
 森林植物園を抜け、戸隠神社奥社参道。一旦、車道に
 出て、越後道を行き戸隠スキー場をめざす。そして、
 スキー場の頂上の瑪瑙山(めのうやま)を制覇して
 戸隠神社中社に戻ってくるという約20q。
 コースは、ウッドチップが敷き詰められ、とても
 走りやすい。森林植物園内は、ウッドデッキの通路となっていた。
 小鳥がさえずり、空気が澄み、緑に包まれて、ゆったりペース。
 申し分ない。申し訳ない。
 小鳥ヶ池、鏡池と続く。晴れていれば、戸隠山が水面に映る。
 今日は、曇っていて戸隠山はその姿を見せなかったが、
 白い靄が水面を覆っている。静かで幻想的。
 大きな望遠レンズで瞬間を切り取ろうと、多くの
 カメラマンが構えていた。
 そこを越えると、戸隠森林植物園
 水芭蕉やモミの木などが群生。
 朝陽が、森の滴を照らす。森がキラキラと輝く。
 気持ちまで、キラキラする。なんなんすか。
 森の中では、バードウォッチャーがたくさんいた。
 三脚に望遠鏡をつけて、木を見上げている。
 その先に小鳥のさえずり。私には美しい鳴き声しか聴こえない。

 さらに行くと、奥社へと続く参道に出る。
 樹齢400年以上という杉の大木の並木道が続く。
 昔、この辺りは修験場であり、当時のお坊さん達が
 この杉を植えたとあるが、いやはやそのデザイン力はすごい。
 奥社に続く直線の道に、ビシリと杉が並んでる。
 美しいし、科学とは対極の、宗教的な力が溢れている。
 
 一旦、車道に出てから、越後道に入る。
 入口には、念仏池という池があった。
 親鸞聖人の念仏に応えるかのように、水泡が吹きあげたという
 伝説が残る池だ。
 試しに、私も念仏を唱えてみた。
 すると、どうよ。
 小さな水泡が、プクプクと浮かんできた。
 フフフ。フフフ。ついに霊力を手にしてしまったか。
 越後道は、見ため、森の中の散策路。
 いわゆるシングルトラック。
 しかし、古人はここを通って、越後をめざしたのだろう。
 こんな山の中を。何日もかかって。
 
 越後道を抜けると、戸隠スキー場へ出る。
 この辺りについたのが午前7時。
 ゲレンデの頂上は、瑪瑙山の頂上。
 ゲレンデにある砂利道を駆け上がる。
 が、傾斜がきつく、走り続けることはできない。
 ちらほらとクライマーの方もいるが、基本的に
 広大なスキー場をひとり占め状態。
 瑪瑙山山頂1748m。
 着いたのが7時45分。
 けっこう、かかる。身体も疲れてきた。
 頂上からは、美しいパノラマ風景が臨めるはずだが、
 ガスっていて何も見えない。
 まあ、仕方ない。
 そして戸隠神社中社方面へ、一気にゲレンデを下る。
 白いガスがやってきては、通り過ぎていく。
 ヒンヤリとして、気持ちいい。
 砂利道になっているところは走りやすかったが、
 そうでないところは、蕨だとか笹とかがあって
 実に走りにくかった。というか、そういうところは、
 踏み入れてはいけないだろう。
 
 ゲレンデを下り、ホテル・旅館街を抜けると、
 今日の出発点の戸隠神社中社に着いた。
 9時過ぎだった。素敵な朝だ。
 参拝客も増えてきて、駐車場はもう満車に近い。
 無事、走ることが出来て感謝だ。
 トレーニングというよりは、リフレッシュした感。
 
 今日走ったコースは、戸隠古道の半分位で、
 他に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の
 戸隠五社を巡る戸隠参拝古道コースなんてのもある。
 石畳や、展望台、神道(かんみち)と呼ばれる道もある。
 また、機会があったら行きたい、走りたい。
 6月23日は、戸隠でトレイルラン大会が開催される。
 きっと素晴らしく楽しいのだろうな。
 

 
 
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2012年06月07日

秋のエントリーランニング。

 もう随分と前の話ではあるけども
 5月の月間走行距離は51qだった。
 かなり少ない。
 富士五湖ウルトラ以来、左ヒザの調子が
 良くなかった事、仕事が忙しかった事が原因だ。
 それでも、裏高尾のトレイルや、横須賀や下田など
 走った所は多彩。関係ないけど、金環日食も起きた。
 悔いてはいない。
 
 で、6月。
 もう梅雨目前となったが、先週の観音崎ラン30k、
 地元ラン23kなどで、すでに5月の走行距離を超えた。
 ヒザの調子もなかなかで、走る気持ちが溢れている。
 走ることに集中している。いい感じだ。
 なぜか?
 答えは、簡単。
 レースにエントリーしたから。
 レースに向けて、トレーニングを開始したから。
 何のレースかと言うと、
 まず「ハセツネ」の愛称で親しまれている
 「第20回日本山岳耐久レース」。10月7日8日と開催予定。
 そして、11月3日開催予定の「第7回湘南国際マラソン」。
 ハセツネは、奥多摩山域71.5qを24時間以内に走る
 日本屈指のトレイルレース。夜中も走る。
 湘南国際は、大磯から江ノ島を往復するフルマラソン。
 
 ハセツネは、まったくもって未知。
 エイドがないとか、フラフラになるとか、
 意識が朦朧とするとか、夜中オバケが出るとか、
 悪い噂しか聞かないが、どれも事実なのだろう。
 果たして私などが完走できるのか。
 70キロも山の中を走ることができるのか。
 非常に不安だけれども、エントリーしてしまった。
 もう後には引けないのだ。
 走力も、山やレースの知識も、装備も、
 まったくもって足りなりなくて、走る資格があるか
 と問われれば、ノーなのだが、
 これからレースに向けて、拡充していく所存。
 頑張りたい。
 すごい緊張感。
 
 湘南国際は、湘南の海と潮風に包まれて走る、
 気持ちのいいフルマラソン大会。
 私が初めて走ったフルマラソンが、昨年のこの大会だった。
 記録は、3時間19分だった。今回はそこを超えていきたい。
 大磯から江ノ島に行って戻ってくるという基本的に直線の
 単調なコースだけれども、これが気に入っている。
 スタート・ゴール会場の大磯プリンスでは、大音量で
 ビートの効いた音楽が流れ、ランショップやら
 B級グルメショップが立ち並び、人が溢れて、まるで
 お祭り騒ぎになるのだが、それがまた楽しみ。
 
 ということで、
 レースに向けて集中力と緊張感が高まってきた、今日この頃。
 どれだけ理想に近づけるかわからないが、走るしかない。
 まったくもって、走るしかないのだ。
 焦がれるわ。



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2012年06月03日

横須賀観音崎ランニング。

 土曜日、また横須賀をめざして走ることにした。
 コースは、朝比奈切通しから六浦に出て、
 鷹取山を越え、田浦に出て、横須賀へ。
 そして、海と緑の10,000mのプロムナードを走り、
 観音崎・浦賀でゴールといった感じの約30km。
 田浦まではトレイル、そこからロードと
 楽しいじゃないか、素晴らしいじゃないか
 的なコース。

 早朝4時30分。鎌倉雪ノ下をスタート。
 夜明けの静寂の中、朝陽の昇る方角へ。
 横須賀までは、先月通った道なので、記憶も鮮明で
 グイグイと行く。
 トレイルのコースには、スパイダーが巣を
 張り巡らしていて、行く手を阻む。
 顔に巣がまとわりついてウザイことこの上ない。
 小さいスパイダーなら、まだいいが、
 時に中位の大きさのスパイダーがいてビビる。
 こちらとしても、スパイダーの巣を破壊して進むわけで、
 良心の呵責がないわけではないが、なかなか大変だ。
 六浦から先は、だいたい鉄塔沿いのトレイル。
 鉄塔は、山の尾根に連なって建てられている。
 安定した電力の供給は、これらの鉄塔のおかけだ。
 それにしても、山の中によくも沢山の鉄塔を作った。
 人間の技術力はすごい。 

 などと思っているうちに、鷹取山。5時55分に到着。
 今日は、霞んでいて景色はイマイチだったけど、
 頂上から360度の景色を眺めた。北に東京、
 南に観音崎、東に東京湾、西に江ノ島といったところだ。
 その後、山を下る。田浦に出て、ルート16を走る。
 横須賀に着くまでには、いくものトンネルを抜けていく。
 横須賀には「トンネルマップ」なるガイドがあって、
 古隧道や、軍事隧道が紹介や、トンネルの見方・楽しみ方が
 解説されていている。アーチの形や、素材、土木遺産として価値など
 論点はつきないのだ。ほほう。

 感心しているうちに、横須賀。 
 ヴェルニー公園に7時到着。贅沢な朝の時間だ。
 横須賀港には自衛隊とアメリカ海軍の艦船が停泊して、
 しばし眺める。勇ましい迫力だな。
 公園のバラも、まだ見頃でイングリッシュローズ、
 プリンセスアイコなど沢山の種類のバラが咲き誇っている。
 もう何も言うことはない。
 
 そこからドブ板通りを通過して、海と緑の10,000mのプロムナード
 を走る。
 プロムナードは、目前に海が広がり、ヤシの木が植えられ、
 潮風と磯の香りと波の音に包まれた大変気持ちのいい場所だった。
 ゆったりと走る。
 そして、いつしか走水神社。気が充実している神社として有名らしい。
 祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。
 ど真ん中だ。
 神妙な面持ちで参拝。確かに凛とした雰囲気はある。
 境内にヤシの木が植えられているところが、南国テイストだ。

 けっこう体が疲れてきた頃、ようやく観音崎に到着。午前9時。
 随分と遠くに来た感覚。
 観音崎灯台。200円を支払うと、灯台の上まで登れる。
 せっかくだから登ってみると、グワワーと東京湾を眺められた。
 足場が若干斜めになっていて、気を許すと落ちそうになり
 真に危ない。恐い。
 この辺りの東京湾は、浦賀水道といい海上交通が盛んとのこと。
 なるほど、バカでかいタンカーやフェリーやらコンテナ船が
 一列になって通過していく。なかなか圧巻な光景。
 
 さらに先を行く。
 ゴールは、浦賀の叶神社だ。
 途中、たたら浜という場所で、ゴジラの足跡を見学。
 なんでも、たたら浜はゴジラが最初に上陸した場所らしいのだ。
 鴨居の辺りは、非常にのんびりしたところだったな。
 釣り船の旗がはためき、おじいちゃんおばあちゃんが、
 のんびりとバスを待ち、町は静かで、初夏の日差しの中。
 追憶の夏休みといった風情だ。
 そんな空間を走るのも非日常感があっていい。

 町の人に道を訪ねつつ、ようやく叶神社に到着。9時50分。
 ここが今日のゴール。
 約30kのコースを、5時間30分位か。
 鎌倉から横須賀、観音崎・浦賀まで。
 地図で見ると、随分と遥々と移動した感がある。
 叶神社は、浦賀湾を挟んで「西叶神社」と「東叶神社」に
 別れていて、東叶神社で袋を買い、西叶神社で勾玉を買い
 お守りを完成させるとご利益があるそうだ。
 東叶神社で、お参り。願う。袋を買う。
 その後、浦賀の渡し船で浦賀湾を渡る。客は私だけ。
 乗っている時間は、3分位のものだけど、ポンポンと進む
 船が気持ちいい。
 渡し船を下りたところに、西叶神社がある。
 お参りして、勾玉を買う。勾玉は、水晶、翡翠、瑪瑙の
 3種類があったが、瑪瑙にした。
 これでお守りは完成し、ご利益があるはずだ。
 すごい力を手にしてしまった。
  
 という横須賀観音崎ランニング。
 気が充実する素晴らしいランだったね。
 トレイルにロードにと、久しぶりのロングでかなり疲れた。
 しかし、ヒザの調子もまずまずで、上機嫌。
 その後、JR久里浜駅から一気に中央林間に舞い戻る。
 贅沢な午前。

 
 

 
  

 
 
posted by hide at 07:54| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする