2012年02月29日

私の東京マラソン2012。

 2012年2月26日。東京マラソン2012
 朝7時、西新宿。すでにランナーが集まっている。
 みんな自信に溢れて、速そうだ。
 仮装ランナーも大勢いる。にこやかだ。
 どうも、実感のないまま大会当日を迎えたのだけど、
 みんなを見て、ようやくテンションがはりつめてくる。
 新宿西口公園で、栄養補給。
 あんぱんに、ハムカツサンドに、明太子おにぎりに、草大福。
 食べ過ぎかしら。ランの途中、お腹がすくのが嫌なので、
 ついモクモクと食べてみた。
 手荷物を預けて、スタート地点へ。
 スタートの1時間前。
 寒いけど、言うほど寒くない。
 おそらく絶好のマラソン日和だ。
 特段、することもなく、空をせわしく飛ぶヘリコプターや、
 丹下健三が設計したポストモダンな都庁庁舎を見上げ、
 ぼんやりとしていた。暇なので、となりのランパンランナーの方とお話。
 なんでも東京マラソンは2回目で、前回の時は、とにかく寒かった。
 33キロ地点で脚が攣って、大変だった。
 家族は、浅草橋で応援してくれるはず。と嬉しそうに語ってくれた。
 そうこうしているうちに、スタート時刻が迫る。

 9時10分。
 ファンファーレに、号砲。ブワーと広がる白い紙吹雪。
 毎年見ていた、あの風景。
 今年は、自分がここにいる。
 スタートだ。
 主催者の石原都知事がにこやかに手を振っている。
 どんな気持ちなのかしら。
 色鮮やかなランナーの流れの中を、泳ぐように走る。
 スタートして、すぐ右に折れると、西口の高層ビル街。
 今やクラシカルな部類のビル群の間を走る。
 LOVEのオブジェの赤が鮮やかだ。
 歌舞伎町手前のJR山ノ手線のガードをくぐる所で
 すでに、その爽快さ圧巻さに、感極まる。
 ドーンと広い靖国通りを、走っていることが信じられない。
 私は一体何をしているのだ。
 走っているのだけども。
 防衛省を過ぎたあたりが、5k地点。
 24分37秒で通過。
 意外と速い。
 実は、今回は、タイムよりも完走をめざすことにしていた。
 じっくりと東京の景色を味わいながら充実のランを
 したいと思っていた。
 飯田橋のあたりで、バンドによるジャズビートが
 聴こえてきた。
 東京マラソンでは、東京大マラソン祭りと称して、
 沿道で、和太鼓、鼓笛隊、フラダンス、チヤダンス、
 ゴスペル、民謡、民舞など様々なパフォーマンスをして
 盛り上げてくれる。
 聴こえてきたジャズは、ダンサブルでハード、非常にカッコよく
 思わずノリノリになり、スピードがアップした。
 シブイ選曲。シビれたなあ。
 リズムが上がったまま、皇居エリアへ。
 いつも走っている皇居のコースを横目に、
 堂々と内堀通りを走る。
 日比谷公園のあたりで、10k地点。
 この5kは、22分58秒。いい感じじゃないか。
 日比谷公園には、南部パパさんと仲間の方々が大声援。
 頭に赤いタコを被った南部パパさんは、すぐわかった。
 気持ちが温まり、元気をもらう。
 私が勤めている会社も、日比谷公園の近く。
 道路の真ん中から見る、会社の印象はいつも全然違う。
 普段のストレスを一新するように、コホホホと笑いつつ行く。

 そこから、増上寺を過ぎ、三田を過ぎ、品川駅まで行って折り返し。
 15k地点を、23分47秒で通過。若干、遅くなった。
 沿道には、あいもかわらず応援の方々。
 私の仕事は、クライアントの会社にお邪魔して
 任務をこなすわけだが、所々に訪れたビルがある。
 今は行かなくなったけど、昔、よく通ったビルが
 三田にあった。いろいろな思いがフィードバックする。懐かしい。

 折り返して、また日比谷公園に差し掛かろうという所で、
 20k地点。24分17秒。まあ、そんなものだろう。
 ふと前を見ると、前をバンダナを頭に巻き、ブルーに
 ランウェアを着た、る〜ぷさんが走っている。
 脚のコンディションがよくないようで慎重に
 走っている感じだ。
 しばらく併走したが、やがてそれぞれのペースに。
 健闘を誓い合う。

 今回は、帝国ホテル前に、春と花とノンが応援に来ているはずだ。
 東京マラソンは、私も、彼女達も初めてなので、
 勝手がわからず多いに心配だったが、
 たくさんの人の中から、春達をフォーカス。
 花が小さな頑張って旗を作って、振っていた。
 けども、いつものように、春達は変な方向を向いていて
 私に気付かない。
 こちらから「うおいっ」と、大接近。
 花もノンもびっくりしたようで、真顔。
 一瞬、妙な雰囲気が漂うが、しばらくして笑顔。
 立ち止まり、記念写真を撮ったり、頭をなでたりして和む。
 花が握ってくれた、おにぎりをもらって、再びゴー。

 銀座中央通りにさしかかる。
 誰が何と言おうと、日本一のストリート。
 沿道に人垣。鳴りやまぬ応援。
 どこまでも、真っすぐ伸びる道に、綺麗なビルが続く。
 悠々と走ると、まことに気持ちいい。
 気持ちが広がる。ゆったりとした気分。
 花からもらった、おにぎりを食べた。
 銀座の中央通りで、娘がつくったおにぎりを
 食べながら走るなんて、そうあることではない。
 元気が出る。
 花達に会うまでは、わりと浮ついた気持ちで
 走っていたのだが、おにぎりを食べて、
 どういうわけか、集中力が増してきた。
 幸い、ひざのコンディションもいい。
 今から、頑張ればサブ3.5はいけるだろう。
 東京ブロードウェイを走るスピードが上がる。
 やがて日本橋。
 ここでコースは、直角に折れるが、道が広いので悠々と
 曲がれる。
 高速でコーナーを曲がる感覚。いいじゃないの。

 25キロ地点を過ぎて、浅草界隈。
 この5kは、24分40秒。
 スーパーノブノブさんが、すでに折り返してきて、
 すごいスピードで去っていく姿を見た。
 真剣な表情。
 そのエナジーは、宇宙を突き抜けている。
 戦っている。
 ヘラヘラと走っていた、自分が恥ずかしい。
 しばらくして、駒形どぜうという店が突如として現れた。
 昔、来た記憶があるが、こんな場所にあったのかしら。
 どじょう鍋の味がよみがえる。
 浅草寺。応援の方が多い。
 年齢層は、高め。おじいちゃんおばあちゃんが目立つ。
 それだけに、見守られている感じ。いい雰囲気だ。
 エイドの人形焼きを食べるつもりでいたが、見過ごした。
 狙っていただけに、残念。どこにあったのだろう。
 そして、走ることに集中していく。

 30キロ地点。23分28秒。少しスピードが上がった。
 けども、けっこうキツい。
 再び、中央通り。今度は、南下する。
 通りには、ランナーも人もあふれている。
 ずっと、ずっと、にぎやかだ。
 銀座四丁目で、左に曲がり築地方面へ。
 インド風な建築の築地本願寺に力をもらい、
 あっという間の35キロ地点。
 23分36分。まずまずだぜ。

 いよいよレースは、終盤。
 豊洲有明のウォーターフロント。
 埋立地の人工的に整った景色が続く。
 橋が続き、微妙にアップダウン。
 身体も相当疲れてきているようで辛い。
 37キロを過ぎたあたりで、春海橋。
 レイさんが応援していてくれるはずだ。
 レイさんはすぐにわかった。なぜか金髪のカツラを
 被っていたから、かなり目立つ。
 そういえば、外国人の方々もたくさん
 走ったり、応援したりしていたが、やはり
 日本人よりテンション高めで、フーフー言って
 盛り上がっていた。
 レイさんといっしょに、ガチャピン姿のカツヲさんもいた。
 おそらく他のラン仲間もいたのだと思うが、
 気が付かず、レイさん、カツヲさんにご挨拶。
 カツヲさんは、大声で「hideすわーん」と叫んでいる。
 ジンワリと涙。再び、エナジーが溢れてくる。

 残りは、ほんの、わずかな距離。
 40キロ地点。24分27秒。
 タイムが落ちているが、かまってはいられない。
 脚が随分重たくなっていた。
 ボランティアの方が、後少し、後少しと言っている。
 けども、ゴールは果てしなく遠くに感じる。
 突如とマックがあって、ドナルドが子供達と
 一緒に応援していた。
 手を振ったら、笑顔で応えてくれた。
 なぜか印象に残るドナルドだ。
 そして、いよいよゴール直前。
 「LAST195メートル」と書かれたゲートをくぐる。
 ラストスパート。
 無我夢中でスピードを上げる。
 なぜにそんな急ぐのだ。
 そうは言っても、本能的に、
 スピードが上がるのだ。
 最後の力を振り絞る。
 涙が出そうになる。
 ゴールゲートが近づく。
 駆けぬける。
 ゴール。
 結果、3時間24分(グロス)。
 
 空を見上げる。茫洋とした曇り空じゃないか。
 スタッフの方々がにこやかに、おめでとうございますと
 言っている。
 呆然としたまま、完走メダルや完走記念タオルをかけてもらった。
 終わったのね。

 春達は、帝国ホテル前で別れた後、
 先回りしてゴール地点にいるはずだったけども、
 なんだか結局ゴチャついて間に合わなかった。
 電話したら、有明ワシントンの2階のイタリアンで
 食事中だと言う。
 東京ビッグサイトの大きな催事場の中で、着替えをすまして、
 よろよろとホテルへ向かう。
 マラソンの後の、この疲労感も意外と充足感があっていいものだ。
 みんなに会う。わざわざ、本当にありがとう。感謝します。
 君達だけ、美味しそうなイタリアンを食べているけど。
 お店では、完走メダルを見せたら、メダルをかたどった
 クッキーをサービスしてくれた。
 私は、今度は、ノンがつくったおにぎりをもらい、
 その美味しさに涙しながら食べた。
 
 東京マラソン2012。
 気温は、寒すぎず暑すぎず。風は吹かなかった。
 冬の東京42.195kを、自分の脚で走り抜くことができた。
 東京の風景は、どこも魅力的だったし、
 集まった人たちは、走っている人も応援している人もみんな楽しそうだった。
 そして、走ることの意味みたいなものを、おぼろげならイメージできた。
 走ることが大好きな人達にたくさん出会えた。
 素敵でした。


 

posted by hide at 09:25| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月26日

私の東京マラソン2012、速報。

 東京ブロードウェイ、気持ちを込めて走りました。

 タイム3時間22分(ネット)。3時間24分(グロス)。

 どこを走っても気持ちよかったな。

 大会主催者、関係者、ボランティアの皆様、

 応援してくれた皆様、本当にありがとうございました。

 
 
posted by hide at 19:13| Comment(15) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月24日

高崎ランニング再び。

 群馬県は高崎に来た。
 先月も来た。
 今回は、1泊2日の出張。
 初日の仕事の後は、チームの皆と飲み会。
 高崎の夜に乾杯だあ、と調子に乗って飲んでいたら午前様。
 一瞬、走ることが頭をよぎったが、
 翌日に響くので、おとなしく寝ることにした。
 
 で、翌朝5時。
 ゴソゴソと起きだして高崎ランニング。
 気温は4度ぐらいか。
 暖かくなってきている。
 春、近し。
 先月の高崎ランと同じコースを走る。
 ホテルから、高崎の商店街を抜け、
 和田橋を渡り、観音山の高崎観音まで行き、
 戻ってくる約9キロのコース。
 前回は迷ったものだが、今回は大丈夫。
 マップもいらない。
 もう慣れたものだぜ。
 ゆったりペースのゆとりランニング。

 気がつくと、東京マラソンが目前だが、
 なんだか気ぜわしく暮らしているので、
 準備や心づもりがイマイチだ。
 気がついたら終わっていそうな感じ。
 土曜日は予定が入っていて、
 エキスポにも、ゆっくり行けない。
 まあ、ここのところ、塩竃、仙台、大阪と
 出張にかこつけて走ってきたが、それは
 すべて東京マラソンにつながっているわけで、
 事前準備は万全さ。
 そういうことにしておくのさ。
 
 高崎の街は、高いビルが少なく、昭和な雰囲気を
 残しつつゆったりと広がっている。
 その中を気合入れて走り抜け、
 和田橋を渡って、5分ほど走ると、観音山の麓に着く。
 そこから、10分程坂道を駆け上がると、
 41.8mの巨大な観音様、白衣高崎観音につく。
 ちょうど、その頃に夜が明けた。
 前回のランの時は、夜明け前で、
 暗闇の中に、茫洋と浮かび上がる観音様を拝んでいたが、
 今回は、朝になったの、クッキリとその白い巨大な観音様の
 姿を拝むことができた。
 やはり41.8mの観音様というのは、迫力が違う。
 存在感が違う。
 さらに、観音山から見渡す高崎の街も気持ちのいいものだった。
 思えば、青葉山から見渡した仙台の街や、
 足羽山から見渡した福井の街もよかったなあ。
 どこの景色も意外と似ているのだけど。

 で、帰りは、鳥の鳴き声響く観音山を比較的速いスピードで下る。
 再び、和田橋を渡り、高崎の街に戻り、6時半過ぎにホテルへ到着。
 朝、走ると朝ご飯がおいしい。
 カーボローディングをすることを忘れていたので、
 気持ち大目に、ホテルのご飯をいただく。

 実は、来週もまだ出張が続くが、
 今日の仕事が終われば、いよいよ東京マラソン。
 朝のNHKでは、エイドで配るバナナの特集をしていた。
 アイドルの音楽を聴かせて熟成させた糖度の高い
 バナナが、95,000本用意されているらしい。
 フフフ。
 わくわくしてきた。
 精神が高揚してきた。
 なんだか、ここの所の出張のせいで、
 日本全国を駆けずり周って、ようやくスタートラインに
 たどり着けたような気持ちがする。

 行くよ。

 

 
 
posted by hide at 12:52| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

大阪ランニングvol.2。

 はてさて、大阪2日目。
 朝、大阪城を中心にしっかりとランニングした後は、
 仕事が待っている。
 なんだか仕事が二の次になっている印象を受けるが、
 そうではない。
 プレッシャーを感じつつ、
 なんとか夕方までには今日の仕事を終えた。
 夜は、またクライアントの方と食事会。
 今夜は、お寿司がメインだ。
 大阪的なものではないが、おいしかった。
 ビールも、ヒレ酒もいただき、いつのまにか大いに酔う。
 で、22時過ぎにはフリーになる。
 反射的に、走ることにする。

 22時40分、ホテルをスタート。
 淀屋橋から、一気に御堂筋を南下。
 ちなみに、大阪では南北に伸びている通りを「〜筋」、
 東西に伸びる通りを、そのまま「〜通り」と言う。
 そのルールは、意外といい。
 迷った時に、目的地にたどり着くヒントになる。
 で、御堂筋を一気に南下した私は、なんばに着き、
 笑いの殿堂「なんばグランド花月」を外から見学。
 特段、何もないが、吉本のお笑スターの似顔絵が壁に
 飾られている。
 そして、東へ向きを変え、一路、鶴橋「生野コリアタウン
 をめざす。
 途中には、神社、ホテル街、アーケードなどが姿を現しては
 消えていく。
 大阪に来たのは、3年振り位だけど、
 見るのは、初めての大阪の風景だ。
 やがて、JR鶴橋駅。夜も遅くなり、お店は開いているお店は
 ほとんどないが、異国の文字の看板や、雑多な街並みが
 エネルギーを発している。
 大阪は、アーケードの商店街がとにかく多いところだが、
 この辺りも、縦横にアーケードが広がる。
 しかし、深夜だったので、人気がない。
 ポツンと取り残されたようで、とてもさみしい。
 めざしていた「生野コリアタウン」と言われる場所は、
 結局、よくわからなくて、夜も更けてきたので、
 ホテルへ戻ることにした。
 鶴橋を西へ戻ると、道頓堀。キラキラで、ふぐやカニ、
 タコの看板がド派手だ。
 昨日と同じく、心斎橋筋を北上して、ホテル。
 着いたのは、24時を回っていた。約13キロのラン。

 で、更に翌朝。5時。走る。
 自分ながら、よくやる。
 旅先だとテンションが高いのだ。
 気温は6度。ようやく春が来た。
 身体的には、かなり疲れているが、とにかく街を走りたい。
 颯爽とホテルを出る。
 走り始めて、しばらくして気付いたが、大阪マップを
 部屋に忘れた。
 普段なら、動揺して心臓が痛くなるが、平気。
 頭の中にコースが浮かぶ。コースを組み立てられる。
 すごいやん。
 今回、大阪に来て、走るのも4度目。
 マイコースが浮かぶ。うんうん。根付くいてきた。

 とりあえず、北に向かい、中之島公園のリバーサイドを走る。
 橋下市長で盛り上がる大阪市庁舎や、
 大阪市立科学館の巨大な恐竜の骨のオブジェなんかを眺めて、
 また、大阪城をめざす。
 リバーサイドランは、まことに気持ちいい。
 グイグイと朝から走る。
 やがて、また大阪城周辺。
 昨日は、よくわからずドキドキしたが、
 今回は勝手がわかっている。
 大阪城の外堀沿いを一周走る。
 まだ、夜が明けていないが、走っている人や、
 歩いている人はかなりいて、どちらかと言えば賑やか。
 大阪城ホールの脇から、大阪城天守閣をめざす。
 途中、秀頼・淀殿の自刃の地という場所もあり、
 ここで、本当に壮大な戦国ドラマが繰り広げられて
 いたことを実感。
 天守閣に着く頃には、朝が来た。
 昨日と同じで、おいちゃんやおばちゃんが、
 天守閣の前に集まり、
 盆踊りや、唱歌や、体操などを思い思いに楽しんでいた。
 もはや驚きはなく、日常。
 天守閣の石段の上から、薄いピンク色に染まった
 東の空を眺める。
 どこかのおいちゃんも、煙草を吸いながら、無口で
 空を眺めている。
 胸いっぱいに深呼吸。
 なんだか心が満たされたところで、帰路へ。
 大阪も慣れたので、まるで住民のように街中を
 走れる。ホホホ。
 6時40分頃、ホテル。
 約11qの至福。
 シャワーを浴びて、朝食をいただいて、仕事。

 で、大阪でのジョブの最終日。
 なんとか予定通り仕事が終わる。
 で、5時、JR新大阪駅でチームは解散。
 緊張からの解放。フリー。
 いち早く帰路につく、チームのメンバーを
 尻目に、私は大阪に残ることにした。
 飲みに行ってもいいが、やはり走る。
 なぜに、そこまで走るのだ?
 ネットで見つけた、大阪のランステ、
 ジョグスタに行く。
 天満橋駅のすぐ近くの雑居ビルの8階。
 料金は、1050円。
 高いよなあ。
 東京では、500円だというのに。
 しかも、ロッカーも、シャワーも、アメニティーもクオリティが低い。
 暴利な感。
 まあ、文句を言っても始まらないので、着替えて街へ。
 今回の出張、最後の大阪ランだ。

 とりあえず、大阪城公園。もはや、なじみの場所。
 一周しようと思ったが、時間の関係で半周して、
 谷町筋を南下。道頓堀へ行くか否か迷ったのだけど、
 昨夜行けなかった、鶴橋のコリアタウンをめざすことにする。
 けっこうしつこい。
 今回は、コンビニの方に道を聞いて、なんとか生野コリアタウンに到着。
 なるほど韓国だ。キムチのお店、韓流スターのお店、土産物屋、
 焼肉屋、食材・日用品の店が、通りにひしめいている。
 なんだか、生命のたくましさが伝わってくる。
 今回は、そのエネルギーを感ずべく、わざわざここまで来たのだ。
 しかし、夕方6時過ぎだが、もうかなりのお店は閉まっていて、
 営業してお店は少ない。人通りもまばらで、さみしい。
 露天で、チヂミを売っていたので買う。
 冷えていたけども、厚みがあって味わいがある。
 今まで食べたチヂミの中で、一番うまいと思った。
 さすが、本場。

 で、適当に走ってJR桃谷駅到着。
 駅前にあった「まことや」というお店で、たこ焼。
 たこ焼に塩チーズをのっているたこ焼だったが、
 生地に品があり、トロトロ、あつあつで、うまい。
 出汁がうまいのね、きっと。
 さすが、本場。
 更に、近くに四天王寺があったので走ってゆく。
 四天王寺は、かの聖徳太子が593年に建立したお寺。 
 例の如く、開館時間は過ぎ、門の外から眺めるだけ。
 しかし、立派な金剛力士像や、五重塔を見ることが出来た。
 その頃、雨が降り出してきて、シャワーランとなる。
 朝に夜に走って疲れも出てきたので、
 地下鉄谷町線に乗り、ジョグスタのある天満橋駅までショートカット。
 今回の大阪ランが終わった。

 結局、初日の夜、2日目の朝と夜、3日目の朝と夜。
 計5回の大阪ランニング。
 めいっぱい走ったな。
 おかげで、様々な大阪を走ることができた。
 とにかく大阪は、エナジー溢れる所だった。
 どギツイイメージもあったが、小さいことを
 気にしない、おおらかさを持った街だった。
 全てを包み込んで、日々の生活を重ね、未来に向かっていく。
 なんだか、元気がとても元気になった。
 大阪のお土産は、大阪みたらし小餅、大阪物の塩昆布、
 エキナカショップで魅かれた神戸チョコクッキーなど。
 シンプルにしたぜ。
 
 明日は、また高崎に出張。
 ツアーは続く。
 週末は、かの東京マラソンだと言うのに、
 イマイチ集中できないな。
 ま、楽しいからいいか。

 

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2012年02月21日

大阪ランニングvol.1。

 天下の台所大阪に出張。
 今回は、2泊3日。 
 今年は、出張の当たり年で、まだまだツアーが続く。
 昼間は仕事に明け暮れ、夜クライアントと
 食事をした後は、フリータイム。
 ホホホ。
 当然、走る。
 酔っていてよく覚えていないが、22時を過ぎて
 いたな。
 
 初日のランは、訳あって通天閣からスタートとなり、
 そこからホテルのある淀屋橋をめざすことになった。
 新世界から、日本橋でんでんタウンと言われる電気街を通り、
 なんばに出て、道頓堀。そこから心斎橋筋商店街という
 アーケードを一気に北上して、そのまま御堂筋に出て
 ゴールの淀屋橋という感じ。
 通天閣を中心とした新世界では、ビリケン像を店先に
 置いている店が多く、外国人が熱心に写真を撮っている。
 さらになんばを過ぎて、道頓堀では、グリコの看板
 相も変わらず威厳をもって輝いている。
 堀に映る原色のネオンをぼんやり眺めた後は、
 道頓堀周辺の飲み屋街を無謀にも走る。
 その辺りは、欲望渦巻く大歓楽街となっていて、
 黒い服を着たにいさんや、タクシー、カップル、
 酔っ払いなどでごった返していた。
 完璧すぎる夜の街で、明らかに場違いだが、黙々と走る。
 そして、心斎橋筋商店街のアーケードに出る。
 その辺りは、人もまばらで真に走りやすい。
 いい気分で、走って24時頃、ホテルに着いたのかね。
 しばらくは、原色ネオンのイメージが頭から抜けず
 変な感じだった。
 しかし、それが大阪のエナジーなのだろう。

 で、翌朝、5時。
 再びラン。
 気温は、2℃程だったが、それほど寒く感じず、
 頭もスッキリとして颯爽とホテルを飛び出した。
 今回は、大阪の北側を攻める。
 淀屋橋から日本銀行大阪支店、梅田駅JR大阪駅周辺、
 北新地、中之島公園、大阪城、淀屋橋というコースだ。
 約10k。
 スタートして程なく、日銀が見えて、ホホーと感心した後に、
 梅田駅JR大阪駅の周辺。
 JR大阪駅は、リニューアルされて、大きなドームに包まれる
 近代的な駅となっていた。
 デパートやホテル、オフィスビルが立ち並び洗練された雰囲気だ。
 そして、北新地。西の銀座と言われる地を走る。
 通りには、高級クラブ的な看板がびっしり。
 朝5時だと言うのに、まだ営業しているお店があったり、
 仕事帰りのホステスさんが歩いていたり、サラリーマンの
 集団が笑いながら歩いていたり、なんだか一体いつ
 夜が明けるのだという感じ。
 で、次は、中之島公園。ここは、堂島川、土佐堀川という
 川に囲まれた公園で、水都大阪を象徴するエリアだ。
 水辺に美しく公園が整備され、くつろぐのにも、ランニングを
 するのも、絶好のロケーション。
 水面に対岸の街灯オレンジ色に映りキレイだ。
 気持ちよく走る。
 公園が終わると次は、大阪城エリア
 朝早いというのに、ランナーがチラホラといた。
 大阪城周辺は、道幅も広く、大阪城のお堀の中も縦横無尽
 走れて、皇居よりも全然環境がいい。
 すごく気持ちよく走れる。
 6時頃大阪城に着いたけども、そこには
 大阪のおじちゃんおばちゃんが集っていて、
 なんと盆踊りをしたり、集まって大声で笑ったり、
 唱歌を歌ったり、ベンチでおしゃべりに花を咲かせたり
 していた。
 盆踊りのビートと、笑い声と唱歌の歌声が混ざって
 カオスな状態になっている。
 なんなのだ?
 これが、大阪のおじちゃんおばちゃんなのか。
 なんだか異様だけど、パワフルだ。
 その頃には、東の空が明るくなる。
 格好の良い天守閣全景がよく見える。
 大阪城のとなりには、梅林があって梅が咲き始めていた。
 今年の初の梅の香り。春の香り。
 
 で、すっかり充実したところで、
 時間も押してきたので、天満橋から淀屋橋へと、
 大阪を東から西へ走り、ホテルへ。

 なんだか、深夜早朝にもかかわらず、エネルギーを
 沢山もらえる大阪ランニング。
 すごいところだ。

 
posted by hide at 12:45| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

仙台ランニング。

 塩竈での仕事を無事終えて、杜の都仙台に移動。
 チームは、ここで解散。
 時間は、まだ夕方5時過ぎ。
 ホホホ。
 走りましょうか。
 家にたどり着く新幹線の最終は21時26分発。
 それまでは、フリータイム。
 ホホホ。
 少し前までは、では、飲みに行きましょうかと
 なっていたが、今は、では、走りましょう。
 随分と変わるものだ。
 
 夕暮れの仙台の空は、紫色のグラデーションで、
 とても綺麗だった。
 ランニングステーションが見当たらないので、
 JR仙台駅のトイレにて着替え。
 ウキウキと颯爽と会社帰りや学校帰りの人達で
 にぎわう仙台の街へ繰り出す。
 気温は、2℃くらいかね。
 ルートは、JR仙台駅から宮城県庁、国分町を抜け、
 青葉城址、広瀬川沿いを走り東北大学で、JR仙台駅と
 なかなかの充実コース。8k位かな。
 宮城県庁、国分町の辺りは、人も、信号も多く、
 ストップ&ゴーで、いまいちスピード感が出なくて
 イライラしたが、夕暮れの街の華やいだ感じの中、
 走るのは気持ちいい。
 国分町は、色とりどりのネオンがしみじみと灯る
 東北最大の歓楽街で多いに胸ときめいたが、私はランナー。
 人にぶつからないよう、黙々と走る。
 青葉城址は、仙台市を見渡せる青葉山にある。
 かの伊達政宗公が馬にまたがる像がある。
 緩やかな上り坂を、せっせと走る。
 降った雪が凍って、ガリガリになっている場所は、
 転ばないように歩く。
 ランシューズって意外と滑る。
 青葉城址についたが、人気はない。
 その頃には、夜。星空。
 青葉城址は、今や建物は残っていないが、
 公園として整備されていて、
 そこからの仙台の夜景が、とにかくキラキラで
 美しかった。
 大きな街だね、仙台は。
 伊達政宗公騎馬像を見上げ、いろいろ想い、誓いを立て、下る。
 次は、仙台市を流れる広瀬川沿いを少し走って、東北大学をめざす。
 広瀬川沿いは、ちょっとしたサイクリングロードのように
 なっていて、真に走りやすかった。
 川沿いの静かな雰囲気に和む。
 で、東北大学に着いて、キャンパス内を少し走らせてもらう。
 遅い時間だったが、まだ構内には、けっこう学生がいたりして
 いい雰囲気。学生時代は遥か昔だが、キャンパスってやはりいいなあ。
 東北大学は、初めて来たけど。
 東北大学を出て、駅へ続くアーケードを少し行くと、
 壱弐参(いろは)横丁という、
 戦後の闇市が、そのまま現代まで残っているような場所に出た。
 トタン屋根のアーケードに、小さな飲食店が軒を連ねていて、
 電気は暗く、人もまばら。荒涼、寂寞、懐かしの昭和時代。
 その中のこがねやというお店で、仙台味噌おでん(100円)、
 こがね焼きソース味(100円)をいただいた。
 お腹が空いていたのもあって、美味。
 で、程なくJR仙台駅に到着。
 8時位に、着いたかな。

 仙台に来たのは、15年以上ぶり位。
 当時の印象と、それ程変わってないが、私はその分
 年をとったのだな。
 ちょっとさみしいなあと感慨にふけってみたりして、
 牛タン、萩の月、ずんだ餅、笹かまぼこなどを
 お土産にして、仙台を後にした。
 充実の仙台ランニング。
 また、いつか走るのだ。

 来週は、大阪と高崎に出張。
 で、週末は、東京マラソン。


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2012年02月16日

塩竈ランニング。

 宮城県は塩竈市に出張。
 塩竈市は、仙台湾に面し、仙台と松島のちょうど
 中間に位置する港町。
 初めて来たが、古い町並みが残り、
 時の流れがゆったりしている場所だ。
 仙台湾周辺は、東日本大震災で被害が
 大きかった場所だが、塩釜に限って言えば
 復興は進んでいるようだ。
 しかし、クライアントの方に、震災当時の
 お話をお聞きしたが、私の想像を超えるものだった。
 震災の猛威は、まだまだ存在している。
 被災地の方々と同じくらい、いやそれ以上に
 復興に向けて頑張っていかねばと思う。
 
 今回の出張は、1泊2日。
 走っていいものか否か迷ったが、やはり
 走ることにした。
 地元のランナーも走っている。
 夜に走ろうかと思ったが、塩竈のおいしい料理と
 日本酒を飲み過ぎて、ダウン。
 塩竈は、新鮮な魚介類が沢山獲れるところで、
 初めて、鱈の刺身を食べた。
 港が近い塩竈ならでは。
 鮮度がよくないと食べられないらしい。
 旨かった。
 ちなみに、塩竈は鮪の水揚げ量日本一とのことだが、
 今回は、食べられなかった。残念。
 日本酒は、塩竃が誇る銘酒、男山。キリリと辛く、真にうまい。
 たくさん飲んで、グデングデン。

 で、翌朝4時。走る。
 雪が舞っている。でも、月も輝いている。
 不思議な朝だ。
 まず、埠頭をめざす。塩釜港。
 停泊している船、月明かりに照らされた海を
 ぼんやりと眺める。
 市街地の方へ戻り、鹽竈(しおがま)神社をめざす。
 鹽竈神社は、平安時代頃に創建されて
 陸奥国一之宮として、古くから朝廷、武士、庶民に
 崇敬されているとのこと。
 行ってみると、神社は、小高い山の上にあり、
 表参道は立派な石段が続いていた。
 やはり、人々の崇敬を集まるだけあって、立派な社。
 巨木に囲まれ、凛として、荘厳な雰囲気。
 なんと、かの松尾芭蕉も訪れているというではないか。
 その頃には、辺りは明るくなる。
 朝早い時間だったが、地元の方々がたくさん御参りに来る。
 神社からは、塩釜港や、松島が見渡すことが出来た。
 小島が点々と浮かぶ穏やかな海。
 なんだかすごい気持ちが充実する場所だ。
 
 気温は、零下で寒かったが、充実の朝ラン。
 しかし、約7kの距離だったが、約2時間かかった。
 道草のしすぎ。
 でも、見るのも聞くもの全て楽しい。
 
 さて仕事、頑張るか。


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2012年02月13日

境川江ノ島ランニング。

 日曜日。
 自宅のある中央林間から、境川のサイクリングロードを
 ひたすら下り、江ノ島をめざす28qのランニング。

 早朝4時30分にスタート。
 気温は、0度位かしら。
 手袋を3枚も重ねているにもかからず、手がかじかむ。
 まだ西の空に、月が煌々と輝いていて、
 境川のほとりを、月明かりを感じながらゆっくりと走る。

 一歩一歩進むごとに、海に近づいていく。
 なんか、いいじゃないか。
 やがて、東の空がピンク色に染まる。
 地平線に、広大な赤いラインが浮かぶ。
 太陽が昇る直前の静寂。凛とした空気感。
 夜明け前のこの瞬間が、とてもいい。

 そして、昇れる太陽。 
 エネルギーが、世界に一気に溢れ出す。
 気持ちいいなあ。
 藤沢の長閑な田園地帯を過ぎると、
 境川周辺には、松が増えてくる。
 川には、船がたくさん係留されていて、
 海が近いことを実感できる。
 ゆったりキロ6分超のペースで走り、
 7時30分頃には、江ノ島に着いた。
 前回は、このコースを2時間40分位で走ったが、
 今回は3時間を超えた。
 ちょいとのんびり走り過ぎたかな。
 
 一息ついて、海辺から、富士山を眺める。
 雪に包まれた、冬の富士。
 青い空に映える、富士は圧倒的な存在だ。
 まだ月が沈んでなくて、白い月と白い富士が
 同時に見ることができた。
 こんな富士を眺められるだけで、冬はいい。

 そして「江ノ島小屋」にて、朝ご飯をいただく。
 お薦めの「たまごかけご飯」850円。
 糸島の「つまんでご卵(らん)」を使っている。
 出汁の効いた金目鯛の粗汁もついている。
 じっくりと、うまい。
 いやはや、28キロのランの後に、この食事。
 店内は暖かいし、目の前はキラキラした海。
 贅沢な朝ご飯じゃないか。
 走ってきてよかった。
 
 そして、今日は、鎌倉にて「ホシヲプレゼンツ七福神マラニック
 が開催される予定だった。
 七福神にあやかりたいこと、多事なのだが、
 都合が合わなくて、参加できない。
 フリーならば、このまま鎌倉まで走っていく所だったけども、
 仕方ないので、泣く泣く小田急江ノ島線に乗り、帰路についた。

 しかし、なんだか楽しいランだったな。

 


 
 
 
 
 
 
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2012年02月09日

2月ランニング。

 2月に入って、もう9日。
 節分も過ぎて、立春も過ぎた。
 暦の上では、春だ。春だ。
 今年の冬は、なんだか厳しい寒さだったが、
 春になったのだ。
 気分的にいい。

 今更だけど、2012年1月の走行距離は294q。
 伊豆の松崎や弓ヶ浜、足柄峠や湘南ビーチ、
 地元のさかい川や皇居、高崎観音や尾根緑道、
 そして山口の周南など多彩なフィールドを走った。
 どのランも、ゆったりとしっとりと楽しいものだった。
 思ったよりも走った距離は多かった。
 
 さて、2月には、いよいよ、東京が世界に誇る
 マラソンの祭典、「東京マラソン2012」が開催される。
 走れると思うと、胸が躍る。
 しかし、準備的には、特段何もしていない。
 仕事が立て込んできて、そちらにエネルギーが分散
 しているのだ。
 まあ、仕方ない。
 しかし、記念すべき東京マラソンだ。
 どう走るべきか、いろいろ考えたが、
 とにもかくにも楽しむことにした。
 スピード勝負はせず、東京の街を感じながら走る。
 エイドも全て制覇して、コースの応援も楽しむ。
 3万6000人のランナーがゴールをめざすっていうのは、
 分かるようで、よく分からない。
 なんだか、すごいことが起こりそうだ。
 じっくりと味わいながら、充実の走りをしてみたい。
 
 その他には、仙台、大阪、前橋、名古屋などと出張が続くので
 ご当地ランニングを敢行しよう。
 仕事をきっちり片づけることが前提だが、
 それはそれで、楽しみだ。

 
 


   
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2012年02月03日

周南ランニング。

 山口県は、周南市に出張。
 本州の最西端の県だぜ。
 2泊3日。
 初日は、昼間仕事して、夕方から移動。
 周南に着いたのが、夜の8時過ぎ。
 新幹線で、約5時間揺られたら、なんだか
 じんわりと疲れて、走ろうと思っていたが、
 寝ることにした。
 
 そして、翌朝4時半に起床。
 ルートを決めて、走る。
 周南は、JR徳山駅を挟んで、北側には街が広がり
 南側は、工場地帯と穏やかな瀬戸内海が広がっている。
 周南コンビナートは、早朝でも眩いばかりの光が灯り、
 高い煙突からは、白い煙がもくもくと出ている。
 日本経済を根幹から支えるエネルギーが溢れる場所だ。
 
 駅の近くの市街地を抜け、大阪から北九州まで続く
 国道2号線に入り、山陽新幹線とクロスするところで
 左に入り、工場地帯を抜け、ホテルまで戻ってくる
 ルートを選定。
 生まれて初めて走る場所。
 多少、緊張しつつもいい感じでラン。
 早朝の周南は、とても寒かったが、凛としていて
 気持ちよかった。
 2号線までのルートは、想定内であったが、
 2号線で曲がるタイミングを間違えて、
 延々と真っ直ぐに進んでしまった。
 最初は、外灯も人家もあったが、だんだん
 人家がなくなり、外灯がなくなり、寂しくなって
 空にくっきりと北斗七星が見えたあたりで、
 間違えたと気づいた。
 そのまま引き返せばいいものを、
 適当なところを、左に曲がってホテルをめざす。
 想定していない道を走ることになったが、
 カーナビのように、新たなルートが出てこない。
 仕事の時間もあるし、若干あせりながらも、
 せっせと走る。
 結局、街を歩いていた人に道を聞き、なんとか
 ホテルに戻る。
 朝の周南約10kのラン。
 
 で、一日仕事して、また夜が来る。
 出張の時の仕事はだいたい定時に
 終わるので、夜は時間がある。
 当然、走るのだ。
 朝、迷った道をもう一度行く。
 2度目だと、気持ちに余裕ができる。

 周南には、立派なアーケード街があるけども
 けっこう営業していない店が目立つ。
 いわゆるシャッター街。
 地方経済の活性化の方策をぼんやり考えつつ走る。
 いいアイディアは、なかなかないなあ。
 国道2号線(ニコク)に出て、山陽新幹線と
 クロスする所で、左に曲がるまでは、
 想定していたルート。
 しかし、その後、細かい道に入ったところで
 また、変な方向へ行ったらしい。
 不安に包まれたが、時間はたっぷりあったので
 もはや風まかせのラン。
 周南の工場地帯は、夜もキラキラと力強い光を放っている。
 工場の大きなプラントは、いくつものパイプが機能的に伸びて
 高い煙突からは、白い煙がモクモクと出ている。
 装飾的ではないのに、圧倒的な美しさがあり、見ていて飽きない。
 それは、きっと近代文明の英知の結集の姿が、
 未来に向かう力強さを感じさせてくれるからだろう。
 広いコンビナートの産業道路みたいな所を
 延々と走り、なんとかホテルまで戻る。
 夜の周南12キロのラン。
 
 で、更に翌朝。
 周南最後の日。
 4時半起床。
 で、走る。
 出張先だと欲張るなあ。
 3度目の周南ランニング。
 懲りずに、最初に想定したコースを行く。
 土地勘も出てきて、ようやく思い描いたルートを
 走ることが出来た。
 ミスト系の雨が降っていたが、ほとんど気にならない。
 強くなったな。
 アーケード街を抜け、ニコクを走り、
 周南コンビナートの産業道路を走り、
 最後は、ホテルの近くの埠頭の先にある
 港公園という場所にたどり着く。
 考えてみると、周南は街と工場と海と山の距離が
 近くて非常にコンパクトにまとまっている。
 港には人影はなかったが、船出の準備をしている
 ちょっと大きな船のエンジン音が鳴り響いていた。
 まだ夜明け前の黒い瀬戸内海を見つめて
 大きく深呼吸。
 気持ちが充実。 
 3度目の周南ラン。9キロ。
 
 山口県は西にあるので、東京と比べると
 陽が昇るのも、陽が沈むのも遅いのね。
 30分位ずれている。
 今度は、いつ山口に来れるか、わからないが、
 またいつか走るよ。


 
 


 
 
 
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